トップQs
タイムライン
チャット
視点
ジュエルペット
サンリオとセガトイズで共同開発された日本のキャラクター、メディアミックス作品 ウィキペディアから
Remove ads
ジュエルペット(ラテン文字表記:Jewelpet)は、日本のサンリオとセガトイズが共同開発したキャラクター、メディアミックス作品。
概要
2008年1月15日に、サンリオ・セガサミーグループのコラボレーション企画の第一弾として発表された[2]。第3代ハローキティデザイナーの山口裕子がプロデューサーを務める。
グッズや玩具展開を中心に、アニメや漫画、ゲームなど様々なメディアミックスを行っている。
現時点では42種類のジュエルペットが存在し、主役格キャラクターはアニメ版同様ルビーとなっている。また、姉妹キャラクターとしてスウィーツペットも13種類存在する。
来歴
要約
視点
2008年1月15日に、サンリオ・セガサミーグループのコラボレーション企画の第一弾として発表された[2]。当初のジュエルペットは全33種類。同年夏、最初の商品が発売された[3]。
2008年10月8日、仮想空間付玩具連動のオンラインゲーム「うぇぶぐるみ 〜ネットで出会える魔法ペット〜」が開始された(2010年4月12日に『ジュエルランド オンライン』へとリニューアルされ、2012年3月31日に閉鎖された)。
2009年4月5日、テレビアニメ・シリーズの最初の作品『ジュエルペット』の放送が開始された
2009年8月3日、新キャラクターとして、34番目のジュエルペット「ラブラ」が発表された。
2010年2月、キャラクター商品が自社企画とライセンス商品を合わせ600品目、ライセンシーは25社程度[4]となり、目標以上の年間売上実績をあげた[4]。 また、年度終盤にかけては『ジュエルペット』人気からサンリオピューロランドの入場者数が急回復し、第4四半期は前年度比17%増の入場者数となった。[要検証] 2010年6月、キャラクターのかわいらしさから6-8歳の女児を中心に次第にブレイクし、バンダイこどもアンケート『0〜12歳のお子様が好きなキャラクター』の女子総合で上位入りを果たした[5]。
2010年7月、サンリオピューロランドにてジュエルペットが主役となるショー&アトラクション『ジュエルペットのどきどき!マジカル☆マーチ』、『ジュエルペットとシナモンのみらいレボリューション!』が始まり、テーマパーク全体の入場者数回復に至るほどの集客効果をもたらした。
2010年12月、新キャラクターとして、35-37番目のジュエルペット「エンジェラ」「チャロット」「ジャスパー」が発表された。
2011年12月、姉妹キャラクターとしてスウィーツペット12匹が追加された。
2012年3月、新キャラクターとして、38-39番目のジュエルペット「グラナイト」「コール」が発表された。
2012年6月、サンリオピューロランドにてテレビアニメの世界観が準拠となるショー&アトラクション『ジュエルペット きら☆デコッ!ミュージカル』が始まる。
2012年8月11日、初の映画『ジュエルペット スウィーツダンスプリンセス』が公開。13匹目のスウィーツペット「グミミン」も初登場した。
2012年10月、セガトイズより販売された玩具『ジュエルポッドダイアモンド ピンク』が、9月の月間おもちゃ売上ランキングが女の子向け部門でプリキュアを抑えて1位となった。
2013年3月、新キャラクターとして、40番目のジュエルペット「ローサ」が発表された。
2014年3月、新キャラクターとして、41番目のジュエルペット「ルーア」が発表された。
2016年2月19日、ショートWebアニメ『ジュエルペット あたっくちゃんす!?』が配信開始。同年4月13日、『あたっくちゃんす!?あたっく2』公開[6]。
Remove ads
設定
ジュエルペットは、ジュエルランドに暮らす、魔法使いに育てられている動物(ペット)たちである。目に宝石が埋め込まれいて、その宝石に則した効果の魔法を使うことができるが、未熟なため、魔法学校で魔法の勉強をしている。なお、セガトイズやサンリオの公式サイトに書かれている設定とアニメ版の設定は大きく異なる。
キャラクター
要約
視点
ジュエルペット
→詳細は「§ 外部リンク」を参照
ジュエルペットの誕生石について
ジュエルペットは2023年6月現在、42匹が公式に発表されており、誕生石はそれぞれの月に1匹は必ず設定されている。実際の誕生石では月によって誕生石が複数存在することもあるが、この作品では公式ページ以外の宝石は誕生石にしていない。各月の誕生石とされているジュエルペットは以下の通りである。
- 1月:ガーネット(ガーネット)
- 2月:アメリ(アメジスト)
- 3月:アクア(アクアマリン)
- 4月:ダイアナ(ダイヤモンド)
- 5月:ラルド(エメラルド)
- 6月:ルナ(ムーンストーン)
- 7月:ルビー(ルビー)
- 8月:ペリドット(ペリドット)、ニック(サードニクス)
- 9月:サフィー(サファイア)
- 10月:トール(トルマリン)、オパール(オパール)
- 11月:トパーズ(トパーズ)、リン(シトリン)
- 12月:タータ(ターコイズ)
ジュエルペットの属性について
ジュエルペットの属性は4つの属性に分けられており、それぞれ性質の異なる魔法が使える。各属性の魔法の性質については以下の通りである。
- 赤属性:マジカルレッド■
- かわいく火を操る魔法が使える。
- 緑属性:マジカルグリーン■
- 植物を操ったり変身する魔法が使える。
- 青属性:マジカルブルー■
- 物を自由に操る魔法が使える。
- 黒属性:マジカルブラック■
- 占いや神秘的な魔法が使える。
スウィーツペット
2011年に追加された姉妹キャラクターで、こちらはお菓子をモチーフとしている。グッズは展開されているが、サンリオとセガトイズの公式サイトでは紹介されていない。
テレビアニメでは初登場となった第3期から第5期に登場し、劇場版にも登場した。
Remove ads
雑誌連載
サンリオが自社で発行している雑誌と、小学館の『小学一年生』、『小学二年生』、『学習幼稚園』、『幼稚園』、『ぷっちぐみ』、『ちゃお』で連載されている。
漫画版は『小学一年生』、『小学二年生』、『ぷっちぐみ』に連載されている。『ちゃお』では、2010年9月号まで連載されていた。『ちゃお』では竜山さゆり、他の3誌では森江真子が執筆している。
基本的にアニメ版に準拠しているが、『ちゃお』ではジュエルランドが主な舞台であり、人間界のキャラクターが登場しない。
なお、『ちゃお』では漫画版終了後は情報ページを連載している。
映像作品
要約
視点
テレビアニメ
テレビ東京などで2009年4月から2015年12月まで放送された。シリーズごとに世界観や人間キャラクターが刷新され、シリーズ通して登場するジュエルペットの設定も変更される。
また、後継作品『リルリルフェアリル〜妖精のドア〜』第47話(2016年12月24日放送)にルビーとラブラがゲスト出演した。さらに、続編の『リルリルフェアリル〜魔法の鏡〜』第19話(2017年8月11日放送)ではこの2体に加え、ガーネット、サフィー、エンジェラも登場した。アニメ以外では2010年10月5日から2011年3月29日放送分(テレビ東京の場合)まで『キティズパラダイスpeace』にてエンディング曲「マジカル☆ツイスト」の映像内でルビー、ガーネット、サフィーが登場していた。
日本国外での放送
劇場アニメ
これまでに2作が日本で公開されている。
- 映画ジュエルペット スウィーツダンスプリンセス
- 2012年8月11日より公開された。監督は桜井弘明、脚本は山田隆司、キャラクターデザインは宮川知子と小田嶋瞳、アニメーション制作はスタジオコメット。同時上映は『おねがいマイメロディ 友&愛』。
- ジュエルペット あたっくとらべる!
- 監督はねぎし ひろし、脚本は加藤還一、キャラクターデザインは原由美子。アニメーション制作は葦プロダクション(製作は後述するWebアニメ版を手掛けた「セイバープロジェクト」)。同時上映は『ククリレイジュ -三星堆伝奇-』。2020年2月7日公開予定としていたが、諸般の事情により延期された[7]。
- その後、劇場未公開のまま2022年7月27日発売の『ジュエルペット サンシャイン』のBD-BOXに収録されることが決まり、同年5月14日のニコニコ生放送でのWeb上映会で初公開されることになった。
音楽CD
- 「ジュエルペット」きらぴか☆ソング
- 発売日:2010年12月1日
- テレビアニメ第1作・第2作の主題歌(オープニング・エンディング)およびサンリオピューロランドで開催されたミュージカルの楽曲を収録。発売元:日本コロムビア
- 「ジュエルペット」テーマソングコレクション2009-2015
- 発売日:2016年7月22日
- 2009年から2015年に放送されたテレビアニメ全7シリーズの主題歌(オープニング・エンディング)の15曲[注 3]を収録したジュエルペット主題歌コレクションCD。フロンティアワークス通信販売限定での販売で、通常版と描きおろしジャケットイラストをあしらった特製B1サイズタペストリー付きの限定版の2種類
Webアニメ
テレビシリーズ完結後、2016年より短編のWebアニメ『ジュエルペット あたっくちゃんす!?』がYouTubeのセガトイズガールズチャンネルで配信されていた。アニメーション制作はAICプロジェクト(現・セイバープロジェクト)。2016年2月4日に予告編、2月19日に本編第1話配信開始。話数カウントは「あたっく○」(「○」に数字が入る)。
ルビーとラブラが「テレビアニメ復活」を目標に、お金持ちのお嬢様でジュエルペットが大好きなるり(声 - 佐倉薫)と協力しながら様々なPR活動を行うという内容である。アニメシリーズとしては初めて小学館の『ぷっちぐみ』で森江真子により連載された。アニメでは「原案マンガ」として、作者名を含めてクレジットされている。
セガトイズガールズチャンネルが閉鎖されたためYouTubeでの正式配信は一旦終了していたが、現在はセガトイズ公式チャンネルで配信再開している。なお、セガトイズ「ジュエルペット」サイトでは「ジュエルポッド」用のムービーファイルとして、第1・2話を無料公開している。
スタッフ
各話リスト
Remove ads
イベント
サンリオピューロランドにおいても他のサンリオキャラクターと共にジュエルペットの着ぐるみが登場している。
2019年現在はグリーディングのみ行われているが、テレビアニメの放送期間とほぼ同時期に『ジュエルペットのどきどき!マジカル☆マーチ』、『ジュエルペットとシナモンのみらいレボリューション!』およびテレビアニメの世界観を準拠とした『ジュエルペット きら☆デコッ!ミュージカル』『レディジュエルペット 魔法のミュージカル 〜誕生!リトルレディジュエル〜』が上演されていた。
2017年7月以降はルビーのみグリーティングが行われているが[8]、それ以前はサフィー、ガーネット、ラブラ、エンジェラ、ジャスパー、チャロット、ローサ、ルーア、ルナの9体もグリーティングやイベントに登場していた。これらの着ぐるみは、皆帽子とマントを身につけた魔法使いの正装をしている。
このうちショーへの出演経験があるのはルビー、ガーネット、サフィー、ラブラ、エンジェラ、ルーアの6体で、いずれも声優はアニメ版と同一である。
Remove ads
ゲーム
要約
視点
オンラインゲーム
『うぇぶぐるみ 〜ジュエルペットたちとネットでくらそう!〜』とは、2008年10月8日より仮想空間付玩具連動で開始されたオンラインゲーム。2010年4月12日より『ジュエルランド オンライン』へとリニューアルされた。2012年3月31日に閉鎖。
家庭用ゲーム
エム・ティー・オーより発売。
- ジュエルペット かわいい魔法のファンタジー
- 2009年4月30日発売のニンテンドーDSソフト。自称DS初のお祈り要素を取り入れたリズムゲーム。
- ジュエルペット 魔法のDS キラピカリーン☆
- 2009年12月17日発売のニンテンドーDSソフト。リズムゲーム第2弾。登場キャラクターはテレビアニメ第1作に準拠。ファミ通殿堂入りソフトに選ばれている。
- ジュエルペット 魔法のお部屋でいっしょにあそぼう!
- 2010年8月5日発売のニンテンドーDSソフト。ハートタウンでジュエルペットと仲良くなり親友になるふれあいコミュニケーションゲーム。
フリューより発売。
- ジュエルペット 魔法のリズムでイェイッ!
- 2011年11月10日発売のニンテンドー3DSソフト。リズムゲーム第3弾。登場キャラクターは『ジュエルペット サンシャイン』に準拠。
- ジュエルペット 魔法でおしゃれにダンス☆デコ〜!
- 2012年11月8日発売のニンテンドー3DSソフト。リズムゲーム第4弾。
- ジュエルペット カフェで魔法のクッキング!
- 2013年11月14日発売のニンテンドー3DSソフト。シミュレーションゲーム。
アーケードゲーム
- 2009年10月より発売のセガ(後のセガ・インタラクティブ)、セガトイズ、サンリオが共同開発した落ちモノゲームを組み合わせたキッズ向けトレーディングカードアーケードゲーム。3枚のキャラクターカードをスキャンして『コラムス』と同内容のゲームをプレイする。他機種と比べるとカードのリリースペースは遅い。2011年11月末にサービス終了した。
- リリース
- ジュエルペットカード 第1弾
- 2009年10月27日より稼動。全33種。
- ジュエルペットカード エアリーマジック☆コレクション
- 2010年3月19日より稼動。全39種。全てキラキラカード。1枚で3匹登場するスペシャルカード登場。
- リリース
- ジュエルペットと魔法のエプロン
- 2010年7月より稼動しているエクサムのトレーディングカードアーケードゲーム『ハローキティとまほうのエプロン』では『キラキラ魔法の宝石箱』が稼動を終了した2010年12月の第6弾よりジュエルペットのキャラクターが登場するようになり、2012年8月の第8弾は『ジュエルペットと魔法のエプロン』として全カードがジュエルペット関係(アニメに登場した人間キャラクターを含む)となっている。2017年8月31日にゲーム稼働終了。
トレーディングカードゲーム
- 2009年7月発売。サンリオピューロランドなどでプロモーションイベントも開催されたが、シリーズ化されなかった。
Remove ads
ノベライズ
著名なファン
- 芦田愛菜(女優、タレント)
- ジュエルペット きら☆デコッ!のテーマソングと劇場版『映画ジュエルペット スウィーツダンスプリンセス』の主題歌を担当している。公式ではテーマソング歌唱のオファーが来た時は大喜びしたと言われている。
サンリオキャラクター大賞の順位
『いちご新聞』の読者投票企画「サンリオキャラクター大賞」で、第27回(2012年)において6位を受賞し歴代最高である[1]。 2013年サンリオキャラクター大賞7位[11]。2013年サンリオキャラクター大賞の特別企画である「これやります宣言」で、「5位以内にランクインしたらわたしたち新しいアイドルユニットをつくっちゃう」と宣言していたが[12]、ランクインを逃した。
- 2025年サンリオキャラクター大賞39位
- 2024年サンリオキャラクター大賞36位
- 2023年サンリオキャラクター大賞32位。
- 2022年サンリオキャラクター大賞30位[13](いちご新聞ランキング42位[14])。
- 2021年サンリオキャラクター大賞33位[15](いちご新聞ランキング47位[16])。
- 2020年サンリオキャラクター大賞30位(いちご新聞ランキング38位[17])。
- 2019年サンリオキャラクター大賞28位(いちご新聞ランキング38位[18])。
- 2018年サンリオキャラクター大賞25位(いちご新聞ランキング47位[19])。
- 2017年サンリオキャラクター大賞22位(いちご新聞ランキング41位[20])。
- 2016年サンリオキャラクター大賞18位(いちご新聞ランキング49位[21]) / なでる投票24位[22]。
- 2015年サンリオキャラクター大賞24位[23](いちご新聞ランキング34位タイ[24])。
- 2014年サンリオキャラクター大賞20位圏外[25](Eグループ5位[26][注 6]、いちご新聞ランキング31位[28])。
- 2013年サンリオキャラクター大賞7位。
- 2012年サンリオキャラクター大賞6位[29]。
- 2011年サンリオキャラクター大賞14位[30]。
- 2010年サンリオキャラクター大賞7位[31]。
- 2009年サンリオキャラクター大賞10位圏外[1]。
Remove ads
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads