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日本の北海道帯広市の日刊新聞 ウィキペディアから
十勝毎日新聞(とかちまいにちしんぶん)は日本の新聞。北海道十勝管内中央部の帯広市に本社を置く十勝毎日新聞社が、帯広・十勝管内に向けて新聞(夕刊のみ)を発行している。愛称は勝毎(かちまい)。発行部数は73,863部(2022年6月現在、日本ABC協会調べ[1])。全国郷土紙連合加盟。
十勝毎日新聞 | |
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本社ビル(2011年7月撮影) | |
種類 | 夕刊紙 |
サイズ | ブランケット判 |
| |
事業者 | 十勝毎日新聞社 |
本社 | 帯広市 |
代表者 | 代表取締役社長 林浩史 |
創刊 | 1919年 |
前身 | 帯広新聞 |
言語 | 日本語 |
価格 |
1部 150円 月極 3,300円 |
発行数 | 7万3863部(2022年6月ABC[1]) |
ウェブサイト | https://kachimai.jp/ |
株式会社 十勝毎日新聞社 Tokachi Mainichi Newspaper Inc. | |
本社所在地 |
日本 〒080-8688 北海道帯広市東1条南8丁目2番地 |
事業内容 | 夕刊紙発行 |
設立 | 1919年9月 |
業種 | 情報・通信業 |
資本金 | 3,000万円 |
売上高 | 33億6300万円(2021年9月期実績) |
総資産 | 81億9300万円(2019年09月30日時点)[2] |
主要子会社 |
株式会社CMC 株式会社かちまい印刷 株式会社かちまいサービス 株式会社帯広シティーケーブル 株式会社エフエムおびひろ 株式会社北海道ホテル |
関係する人物 | 林豊洲(創業者) |
外部リンク | https://www.tokachi.co.jp/ |
帯広市を中心とした十勝管内では普及率が高く、同管内での発行部数と市場占有率では北海道内で7割のシェアを持つとされる北海道新聞を上回る。他紙と違い紙面に社説が存在しない。十勝地方の基幹産業である農業関連の記事が多い。題字の字紋にも地元の主要農産物であるアズキとテンサイ、サイロの絵柄が1962年(昭和37年)以来使われてきたが、創刊記念日の2009年(平成21年)9月27日付紙面からサイロの部分を牛に変更した。初代社長の林豊洲による創業以来、十勝毎日新聞社グループ各社は、十勝毎日新聞をはじめとした観光などさまざまな企業活動をしていることから、十勝管内の地域経済に強い影響を持っている。地元メディア、帯広シティーケーブル(OCTV)、エフエムおびひろ(FM-JAGA)(コミュニティ放送局)、並びに函館地区で発行する地方新聞函館新聞を傘下にもつ他、北海道ホテル、十勝川温泉の第一ホテル、一次産業を飲食から応援するダイニング十勝農園、森林造成事業として十勝千年の森なども運営している。毎年夏には勝毎花火大会を主催している。
夕刊のみの発刊のため夜間に輪転機を使用しない事から、朝日新聞(2008年3月開始[3]、2018年1月終了[4])、読売新聞、聖教新聞など、直接競合しない他紙の受託印刷も実施している。なお、毎日新聞社とは一切資本関係は無い(これは、信濃毎日新聞など「-毎日」を名乗る各紙とも同様)。ちなみに2004年(平成16年)、2005年(平成17年)には毎日新聞社などと合同で世界ラリー選手権の「ラリージャパン」を主催していた。また、FM NORTH WAVEの第2位株主でもあり[5]、当社代表取締役社長がNORTHWAVEの社外取締役を兼任している[6]。かつては朝日新聞社と提携して、同新聞の有料電子版である朝日新聞デジタルのダブルコース(十勝毎日新聞の配達地域限定)の申し込みが可能であったが、2023年5月で終了した[7]。
1995年(平成7年)10月より、記事に記者名を併記する署名記事を原則化した。テレビCMは全国規模のCMコンクールでの入賞も多い。
グループ企業を含めた歴史については社史を参照。
当日夕方から夜間と翌日分と合せた1日半分の番組表を掲載している。テレビ北海道(TVh)が2011年11月に帯広送信所を開局し十勝管内の一部で放送を開始する以前から、帯広シティーケーブルテレビでの再配信が行われたことから番組表を載せていた(但し、チャンネル表示は「OCTV26」=帯広シティーケーブルにおけるアナログ配信26チャンネルの意味で表示されていた)。TVhは士幌町・上士幌町・大樹町・足寄町・陸別町を除く十勝管内でアナログ放送を遠距離受信できる世帯があったが、デジタル放送においては物理チャンネルの重複(足寄・広尾両中継局でNHKデジタル教育テレビの物理チャンネルに札幌局のTVhデジタル放送と同じ14chを使用しているため)による事情から、アナログ放送視聴不可能だった5町に加え、中札内村・更別村・広尾町・本別町・浦幌町でも視聴不可能になっているほか、それ以外の十勝管内の市町村でも受信可能世帯が減少していた(市町村別の詳細は市町村別ロードマップを参照)。但し、先述の通り、2011年11月に帯広送信所がデジタル新局として開局することが決まっており、10月24日に試験放送を開始したため、一部地域を除きデジタルでの難視聴が解消された。
FM JAGAとHBCラジオの帯広・釧路局エリア向けに同時放送(主管はFM JAGA)で、毎週月曜 - 金曜の12:30 - 12:34の「かちまいヘッドラインニュース」の地域情報番組を提供。
元々十勝毎日新聞が出資するFM JAGAは、札幌テレビ放送ラジオ局(現在は分社化されSTVラジオ)の帯広放送局と提携した番組を生放送していたが、2020年9月に提携先を北海道放送に改め、十勝毎日新聞社との包括連携業務提携関係を結んだため、現在の形となった。
2022年9月より十勝毎日新聞社員がDJを務める「Feel TOKACHI」をFM NORTH WAVEとFM JAGAにて放送開始(FM NORTH WAVE土曜8:00 - 9:00(FMびゅーでも同時放送)、FM JAGA 土曜 16:00 - 17:00)[9]。
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