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L'Arc〜en〜Cielのアルバム ウィキペディアから
『ray』(レイ) は、日本のロックバンド、L'Arc〜en〜Cielの7作目のスタジオ・アルバム。1999年7月1日発売。発売元はKi/oon Records。
『ray』 | ||||
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L'Arc〜en〜Ciel の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1998年 - 1999年 | |||
ジャンル |
ポップス ロック オルタナティヴ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | Ki/oon Records | |||
プロデュース |
L'Arc〜en〜Ciel 岡野ハジメ | |||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
L'Arc〜en〜Ciel アルバム 年表 | ||||
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『ray』収録のシングル | ||||
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前作『HEART』以来約1年5ヶ月ぶりとなる7作目のスタジオ・アルバム。本作は、6thアルバム『ark』と同時発売されている。
日本ではオリコンチャートの集計期間を踏まえ、水曜日にCDを発売することが一般的となっているが、本作は集計期間が1日少なくなる木曜日にリリースされている。本作の発売日をずらしたのは、占星術師のミシェル・ノストラダムスが綴った『ノストラダムス大予言』における「恐怖の大王が襲来する日」に合わせたことによるものであり、リリースプロモーションでは<ノストラダムス大予言の日にアルバム2枚同時リリース!>という宣伝文句が当時使われていた。
本作には、1998年に立て続けに発表したシングル「HONEY」「花葬」「浸食 〜lose control〜」「snow drop」の表題曲を含めた11曲が収められている。ちなみに、本作及び同時発売したアルバム『ark』の6曲目には、yukihiro作曲のインタールードがそれぞれ収録されている。
なお、本作のマスタリングはテッド・ジェンセン(Sterling Sound)が担当しており、前述の既発のシングル表題曲はすべてリマスタリングが施されている。余談だが、kenとtetsuyaは1999年に、マスタリング現場となったニューヨークのスタジオに出向き、同氏の作業を確認したという[3]。テッドの作業を振り返り、kenは「案外、前に出す。それは自分のギターの音とかにも顕著に出てる[3]」と述べている。
ちなみに本作は、前作『HEART』に続き海外でもリリースされている。なお、本作は、日本を含めたアジアの7つの国と地域(日本、台湾、香港、タイ、マレーシア、シンガポール、フィリピン)で同時リリースされている[4][5]。L'Arc〜en〜Cielは、本作のリリースに伴い、日本以外のアジア諸国でもプロモーション活動を実施しており、1999年9月10日にタイ、同年9月14日に香港、同年9月16日に台湾を訪れている[5]。
余談だが、1990年代後半には、B'zやGLAYなどのJ-POPアーティストが数多くのベストアルバムを立て続けにリリースし、商業的成功を収めていた。そのため、巷では「ラルクもベストアルバムを出すのでは?」という噂が囁かれていた。こういった世間の思惑や想定を外すように、1999年1月7日の朝日新聞朝刊の一面に、金屏風を背景とした、紋付羽織袴姿(kenのみこの年の干支であるウサギの着ぐるみ姿で登場)のメンバー4人の集合写真と共に「本年もよろしくお願いします。L'Arc〜en〜Cielは、1999年ベストアルバムは出しません。オリジナルアルバムをお楽しみに」という文言をのせた年初の挨拶広告を大々的に発表し[6]、ベストアルバムブームに乗らない姿勢を打ち出している。
本作はアルバム『ark』と同時発売されているが、アルバムの2作同時発売は音楽業界で非常に稀有なこととなっている。このアルバム2作同時発売は、バンドのリーダーを務めるtetsuyaに「2枚あればシングルもバランスよく振り分けられるだろう[7]」という考えがあり、tetsuyaがメンバーとスタッフに提案したことをきっかけに決定したという[7]。
同時発売を提案した経緯について、tetsuyaは「みんなに言ったのが1998年の7月…(「Tour '98 ハートに火をつけろ!」の)ツアー中だったんじゃないかな。でも、そんなアイディア言ったら、みんなに絶対に反対されるなと思ってた。(前半の)ツアーが終わって後半の9月のツアーが始まるまで1ヵ月ちょっとあったんですけど、その間に「snow drop」と「forbidden lover」を作ったんですよね。そのときは10月くらいにシングルを1枚出そうってつもりで作り始めたんだけど、曲があがってみたら2曲ともいいし、どっちもカップリング曲ではないなと思って、"2枚とも出そう"って僕が言い出したんですよ。で、7月のシングル3枚同時の次に2枚同時っていうのはインパクト弱いんで、今度はちょっとずらすとか、スタッフとちょっと話したりして。ま、それは話をしただけで、最終的な判断はスタッフにまかせたんですけど。その時点で、「DIVE TO BLUE」から数えると、もう(シングルが)6枚になるでしょ。(中略)たぶん先行シングル出すだろうし、そうするとシングル7枚になる。今まで、だいたいアルバム1枚10曲ぐらいでやってきてるから、そうしたらあと3曲新曲を書けばアルバムできちゃうじゃん。けど、"そんなんでいいの?"って思ってね。アルバム作るときって、みんなで曲作りをするといつも14〜15曲ぐらい集まるんですよ。それにシングルを入れると20曲ぐらいになるから、これは2枚作れるなと。アルバム2枚作れば、シングルをバランスよく振り分けることもできるしね。アルバム1枚のなかにシングルが6曲も7曲も入ってると、シングルスとか、ベストっぽくなっちゃうじゃないですか[8]」と語っている。ちなみに、tetsuyaが考えていたプランには「発売時期をずらして2枚のアルバムを発表する」というものもあったという[7]。
なお、本作と『ark』の2枚を合わせた収録曲が22曲にも及ぶため、曲の振り分けから曲順の決定までが難航し、すべての曲順・曲間時間を決めるまでに3日間ほどかかったという[9]。共同プロデューサーの岡野ハジメは、2019年に発表した自身の書籍の中で、アルバム2作の曲順決めを振り返り、メンバーによって曲順の考え方に違いがあったと綴っている[10]。前述の書籍で、岡野は「メンバーそれぞれに曲順を考えるポイントがあって…例えばkenちゃんは"協調"なんですよ。"このキーのあとに、このキーの曲は嫌だ"とか、そういった部分での流れを重視してる。対してtetsuyaくんは、プロデューサーとしての目で曲順を見ている人で。ほとんど決まりかけていたときに彼がダメ出しをしたところから、時間がかかりだしたんですよ。彼の中では、バンドを成功させるためにはこれじゃダメだ、という高いレベルの何かがあったんでしょうね。かなり難航しました[10]」と述懐している。また、kenは、曲順決め作業を振り返り「なんとなくオレは当初、『ray』の方に暗くて涼し気な曲が入ってて、『ark』の方に温かみのある曲が入ったらどうかなと思ってた[11]」「最後は、24時間曲順決め大会みたいな感じになって、最終的には冷静な人がひとりもいなかったんですよ。ちょっとずつみんな壊れて、半笑いしてるような状態で(笑)[12]」と述懐している。その一方で、tetsuyaは「僕はただ純粋に、2枚のカッコいいアルバムになればいいと思ってた」「なんかヘタすると企画盤っぽくなっちゃうから、白盤黒盤みたいな、ね。それはイヤなんで[11]」と本作発売当時のインタビューで語っている。
本作および『ark』のアルバムコンセプトのひとつとして、1990年代の終わりにオカルトブームの影響により日本で流行していた「世紀末思想」が取り入れられている。当時の日本では『ノストラダムス大予言』や、この予言を受けて出版された書物の影響により、「1999年7の月に人類が滅亡する」という世紀末思想が流行していた背景があり、これを踏まえ本作はノストラダムス大予言の日とされる1999年7月に発表されている。tetsuyaは本作発売当時に、1999年7の月にアルバムを発表することにした理由について「2000年が最初にやってくるのって大きくみたら日本なんですよ。細かい島とかは厳密には分からないけど。その日本という国に、この時代生まれた4人の若者達によって結成された(笑)、L'Arc〜en〜Cielがこの7の月に2枚のアルバムを出すってことに意義があるんですよ[13]」と冗談交じりに語っている。
ただ、tetsuyaは、世間で流行していた世紀末思想に関して一歩引いた考えも述べている[14]。tetsuyaは、本作発売当時に受けたインタビューの中で「意識してるんじゃなくて、利用してるんです。世紀末思想っていうのを。俺たちはそれをマジメに信じてるわけでもなんでもなくて、ただ利用してるだけ[14]」と語っている。また、tetsuyaは「(世紀末思想のようなものは)いつの時代もそういうことはあったと思うし。ただ今はいろんなメディアが発達して、すごく遠くで起こった出来事とか、昔なら知らなかったようなことまでいろんな情報が入ってくるようになっただけで。そういうのは人が生まれてから今までくり返されてることだと思うし。もっとひどい時代もあったと思うし。何千年か前に書かれた書物の中にも"最近の若者は"ってフレーズが出てたらしいんで。いつの時代もそうだと思いますよ。今が特別な時代だとは思わないです[14]」と同インタビューで語っている[14]。
余談だが、本作発売の約4年前に発行された音楽雑誌『SHOXX』の1995年9月号において、「L'Arc〜en〜Cielへの17の質問」というコーナーが掲載されていた[15][16]。その質問の中に『ノストラダムスの大予言』をテーマにしたインタビューがあり[16]、hydeとkenも、tetsuyaと同様に「予言を信じていない」と回答している[16]。この当時のインタビューでkenは「そういう予言とかがあるのは信じたいけど…信じたいっていうか、夢としては面白いけど、何か起こってから解明するじゃないですか。それも、なんか読み様によっては何とでも読める様な詩ばっかりで。それにめちゃめちゃ大量にあるじゃないですか。だからちょっと信用できない部分が大きい[16]」と語っている。また、hydeは同インタビューで「僕はその手のは全然信じない[16]」と述べている。
『ray』の録音作業は、1999年初頭から本格的に開始されており[17]、同年5月頃まで行われている[8]。ちなみに、tetsuyaは制作期間について「準備期間から考えたら、半年かかってます[8]」と語っている。この期間中に制作された楽曲に、1998年に発表した「HONEY」「花葬」「浸食 〜lose control〜」「snow drop」を加えアルバムが完成している。結果としてシングル表題曲が多く収録されたアルバムに仕上がっているが、本作のレコーディングについてkenは「アルバムを作るときってたいてい、アルバム先行だったり、シングルどれにしようって決めてから録り始めたり、なんとなく全体が見えてから録ってたんだけど、今回は、ま、何曲か候補あったけど、これって決めずに録りだしましたね[18]」と述べている。余談だが、共同プロデューサーを務めた岡野ハジメは、本作のレコーディングの前に行われた選曲会議に立ち会っていたという[19]。後年岡野は、この選曲会を振り返り「メンバーが曲出しをしてきた中には、俺が携わる前に作った曲もかなりの数あったんですよ。それを聴いたら"これをボツにしたの? その辺のバンドだったら表題曲にできるよ"と思えるような曲がいくつも混ざっていて、"このバンドは、曲のクオリティが全然違う"と思いました。"今は出すタイミングじゃない"ということで、ボツにする余裕があったということだったのかもしれないですけど、普通だったら、いいものから出すじゃないですか。"なるほどね。成功するバンドというのは、こういうことなのか…"と思いましたね[19]」と述懐している。
本作には、hyde、ken、tetsuya、yukihiroの4人それぞれが作曲した楽曲が収められている。1998年にyukihiroが正式加入してから発表したL'Arc〜en〜Cielの作品としては、すべてのメンバーに作曲クレジットが付いた最初のアルバムとなっている。ちなみに本作には、ken作曲の楽曲が全11曲中4曲収録されており、kenに作曲クレジットが付いた楽曲が最も多く収録されている。各メンバーが曲を書くことについて、hydeは「新しい自分に気づくというか。メンバーからテーマもらったりすると、自分のテリトリーにはないものだったりしてね。そういうのはありますね[20]」と本作発売当時のインタビューで述べている。また、kenは本作発売当時のインタビューの中で、録音作業を振り返り「今回のレコーディングは、いつもよりも気楽に録れるスケジュールにしたんだ。ある期間にギター録りが詰まっている、というスケジュールじゃなくて、1曲リズム録りが終わったら、その曲に関するアイディアを全部試して、それから次の曲の作業に入ったりとか。しかも、そこでちょっと余裕が取れるようなスケジュールだったから、ギターの音作りにかける時間もたくさん取れたし。だから楽しかったよ。思い描いた音が出せるまで時間を使っていい環境だったんだ[21]」と述懐している。さらに、kenは「俺としては、…昔からね、年間書ける曲、書く曲って言うのはそんな多くないんですよね。今回もアルバム2枚が同時発売だけど、増えてないんですよ。2枚だから倍書いたってわけじゃないし。L'Arc〜en〜Cielとしてはいいバランスで、曲をチョイスできたんじゃないかな[18]」と述べており、4人のコンポーザーがいることで無理なくアルバム2作の制作に取り組めたと、このインタビューでうかがうことができる。ちなみにtetsuyaは、1999年から始まった本作と『ark』のレコーディングで合計9本のベースを使用したという[22]。どのように使用するベースを選んだかについて、tetsuyaは「音質というよりも、曲[22]」「例えば、「HEAVEN'S DRIVE」という曲を前にしてパッと浮かんだイメージ…それは音のイメージじゃなくても、楽器の形のイメージとか。そういうところで"ZONじゃねえなぁ、ジャズベかな?いや、VOXを試してみよう"とか、そんな感じで選んでますね[22]」と述べている。なお、本作のリリースプロモーションの一環で日本テレビ系音楽番組『FUN』に出演した際に、司会を務める音楽プロデューサーの松任谷正隆から「『ark』と『ray』のどちらが自信作か」と尋ねられ、hydeとyukihiroは『ray』の方を選んだというエピソードがある。
本作の音楽性としては、ビッグセールスを記録したシングル表題曲が多く収録されていることもあり、ポップなメロディの楽曲が多いが、オルタナティヴ・ロックやグランジを彷彿とさせるサウンドが印象的な作品となっている。また、本作に収録された楽曲の作曲を一番多く手掛けたkenが、本作を制作していたころに1970年代の音楽を聴いていたこともあってか、70年代の匂いを感じられるギターサウンドが多く収められている[23]。本作発売当時のインタビューでkenは、自身のギタープレイについて、「ロッド・スチュワートにえーと、パイソン・リー・ジャクソンだったかな…が、からんでる曲があって、それが何年代かは知らないんだけど、それとかが大好きな時期で。そういう雰囲気になっちゃったかもしれない。(中略)音が変わったのは今回アンプが(変わったこと)が大きいかな[23][11]」と語っている。また、この当時にkenが作曲していた楽曲は、アルバム『True』を制作していた頃と打って変わり、暗い印象を抱かせるものが多くなっている。kenは、本作における楽曲制作の姿勢について「最初はね、明るい曲を書きたいなと思う自分がいたりしたんだけど、なんか周りから過剰に明るい曲を求められてるような空気を感じたとたんに、もう全然書けなくなって、明るい曲が。で、その結果、こうなっちゃいました[23]」と語っている。さらに、1980年代のニュー・ウェイヴやインダストリアルなサウンドを嗜好するyukihiroが、本作で初めてコンポーザーとして楽曲制作に参加したこともあり、ニュー・ウェイヴテイストの楽曲や[注 2]、サンプリング音を取り込んだドラムンベース調のリズムループが印象的なアンビエント曲が収録されている[注 3]。他にもyukihiroが私物として所有しているサンプラーなどを活用した楽曲も収録されている。このアルバムとバンドの印象について、岡野ハジメは「特殊なバンドですよね。特にyukihiroくんの曲とかは結構マニアックですから。とかくある程度成功していったバンドはマニアック方面にズブズブといってしまう場合が多いんですけど、そのへんはちゃんとポップチューンを押さえてる。特にtetsuの曲とかは、こういう中で聴くといつも暖かい気持ちになりますからね、出てきた瞬間に。イントロが出た瞬間になんか暖かいというか、こう、お家に帰ってきた感というの?すごい哀愁感が、ホッとさせてくれるというかね。そのバランスが絶妙ですよね[24]」「kenちゃん曲はすごいシリアスなんだよね、この頃。"さわやか明るいkenちゃん"ってあんまないですよね、この2枚には。そういう時期だったんでしょうか[24]」と後年に受けたインタビューで述べている。
また、本作に収録された楽曲の作詞作業を行ううえで、hydeは「過去を食いつぶした」と語っており[20]、今回の作詞作業について「今まで僕、結構、過去を振り返って書く詞が多かったんですよ。でも、今回は現在と…もしくは、このあとどうなるんだろうとか、そういうとこで書いた歌詞が多い気がしますね[20]」と述懐している。さらに、hydeは本作発売当時のインタビューで「言葉のイメージが、今の僕のブームなんですよね。今までは、そういう…今、言ったような世界は好きでも、その言葉は使わない、ニュアンスを出しつつも、違う方向で表現することが多かったんですけど。今回は、それが言葉に直に出てますからね。今、自分のなかで、そういうイメージが好きだからでしょうね。ギター1本で歌ってる人とかって、すごく歌詞がメインになる場合があるじゃないですか。僕の場合は、ずっとサウンド・メインだった。言葉よりもサウンドをとってたほうなんですよ。それで何年も(歌詞を)書いてきて、ようやく言葉の強力さを表現し始めたんだと思います[20]」と述懐している。
本作は、『ark』との2枚同時発売という話題性や、ヒットシングルを多く含んだ作品ということもあり、200万枚を超えるビッグセールスを記録することとなった。ただ、巨大なセールスを記録したアルバムでありながらも、yukihiroの音楽的嗜好が反映された楽曲が本作に初めて収録されたということもあり、実験的な要素も含んだ作品に仕上げられている。共同プロデューサーを務めた岡野ハジメは、2006年に公開された本作に関するインタビューの中で、この当時のL'Arc〜en〜Cielについて「時代が非常にこう、レコードのセールスとかがイケイケだった時代じゃないですか。そういった"その時代の中でのラルク"というところで、いろんな実験もしたし、ある種"今じゃできないよね"みたいなことを散々できたと思うんで…あと、あの、予算的にもね、かけられたと思うんですよ。非常にポップなアルバムではあると思いますけど、僕にとってはすごく実験的な側面も含んでて、マニアックとポップの両方が混在してる。それはこの時代、時期じゃないと出来なかったかもしれないですね。知らなかったからできたっていうところもあると思いますね。今だと"あれはよかったけど、これはよくなかったよね"みたいなことが分かっちゃうじゃないですか。そうするとこの勢いはなかったと思いますね[25]」と述懐している。また、岡野は、アルバム2作の制作を振り返り「(レコーディング現場にいる)みんながそれぞれプロデューサー的だったと思うんですよ。メンバーも4人、個性的なプロデューサーだと思いますし。全員がアイディアを、"こんなのあったら面白いよね"って口々に言ってて現場に飛び交ってるという感じで。普通だったら収拾がつかないはずなのに、それが何かしらのバランスで、こう、ひとつの作品になっていくという。面白かったですね、そういうのは。プロのやり方だけでは出来ないと思うんですよ。ある種アマチュアリズム的な、それをプロのノウハウでやっていくっていう。レンジが広くないと出来ないワザだと思う[24]」と述懐している。
アルバムタイトルは、収録曲の作詞を一番多く手掛けるhydeが付けることがこれまでの慣例となっていたが、今回に関してはメンバー全員で打ち合わせをしたうえで決めたという[26]。
同時発売となったアルバム『ark』が本作に先行してタイトルが決定しており[26]、『箱船』を意味する『ark』から連想し、「箱船に乗って何処に向かうか[26]」を考え、【箱船に乗って光のあるほうへ向かおう[26]】とテーマを設定したという。そして『ark』と並べたときの語呂の良さもあり、『光』や『光線』の意味を持つ『ray』が本作のタイトルに決定している[26]。
hydeはこの2作のイメージについて、「漠然とですけど、『ark』は旅立ちのアルバムで、『ray』は光の世界で楽しんでもらうってのがあればいいかなって。なんとなく思っていた[3]」と語っている。
ジャケットのアートワークは、メンバーの顔を点と線から成るポリゴンで描いたデザインが採用されている。ちなみに、このアートワークはモート・シナベルが手掛けている。
なお、本作の発売にあたり、数種類のCM映像が制作されている。そのうちの一つは、当時L'Arc〜en〜Cielのプロモーション活動に携わっていた箭内道彦がプランナーを務めている。その映像は、デイタイム・エミー賞を受賞したガーソン・ユー(yU+Co.)がディレクション、元エーデルワイスのメンバーで、インテルのジングル「Intelbong」を手掛けたウォルター・ワーゾワが映像内のサウンドデザインを担当している。なお、このCM映像は1999年8月に発売したミュージック・クリップ集『CHRONICLE』に収録されている。さらに、本作発売に伴い、期間限定で特設ウェブサイト「62days Special Website」が公開されている[5]。
L'Arc〜en〜Cielは本作発売の後、アルバムを引っ提げ、1999年7月17日から同年8月22日にかけてライヴツアー「1999 GRAND CROSS TOUR」を開催している。ツアータイトルに含めた「GRAND CROSS」は、西洋占星術のグループ・アスペクトの1つで、凶座相を意味する「グランドクロス」から取られている。このグランドクロスは、1999年8月に実際に起こった「太陽系の惑星が地球を中心に十字に並ぶ天体現象(惑星直列の一種)」であり、本作のひとつのコンセプトにもなった『ノストラダムスの大予言』に代表されるような「世紀末不安」と重なり、不吉の前兆を意味する用語とされていた。なお、hydeはこのライヴツアーで、ツアータイトルを表現した"十字状のマイクスタンド"を携えてパフォーマンスを行っている。
また、このツアーは、メンバーとスタッフの「誰もコンサートをやっていないところで開催する[27]」というテーマを踏まえ、既存のスタジアムを基本的に用いず、各会場に特設ステージを設置するという大掛かりなものとなった(北海道公演は真駒内オープンスタジアムの既存会場で開催)。巨大駐車場などをステージとして利用した結果、全12公演で約65万人を動員する、L'Arc〜en〜Ciel史上最大規模のライヴツアーになっている。なお、1999年8月21日・22日に行われたツアー最終公演となる東京ビッグサイト 駐車場特設ステージ公演では、自己最多動員数の12万5千人(両日25万人)を動員している。また、8月21日の東京公演の模様は、Viewsic(現: MUSIC ON! TV)で生中継されている。そして翌日の8月22日の東京公演の模様は、スターTV・香港が最初に立ち上げた中国およびアジアの有料テレビ音楽ネットワーク、channel Vで、自身初のアジア各国におけるコンサートの同時生放送が行われており、各国合計の視聴者数は約1億人を記録している[5]。なお、公演から約22年後となる2021年7月16日には、同年に開局30周年を迎えたテレビ局、WOWOWとバンドのコラボレーション企画「WOWOW×L'Arc〜en〜Ciel 30th L'Anniversary Special Collaboration」の一環として、東京公演の2日目の模様が再び放送されている。
ただ、ライヴ会場がコンサートで使用されることを想定して作られた場所ではないことから、ほぼ全ての会場で基盤整備を行う必要があったという。バンドの所属事務所の代表を務める大石征裕は、2014年のインタビューでこのツアーを振り返り「全部地ならししなきゃいけないんですよ。砂利を引かなきゃいけなかったりとか[27]」と述べている。ちなみに、大阪公演で使用した大阪コスモスクエアの駐車場では、現状のままだと観客を入れることができないという理由で、大阪湾の埋め立て工事を実施している[28]。また、メインステージのセットは、全て仮設ながら横幅が170mにおよび、ステージの中央部にはアルミニウム製の籠状の巨大球体装置が設置されている[27]。この球体装置は川崎重工業が製作したもので[27]、開閉式の前面ゲート部は「空気の供給によって動作する」という仕組みになっている[29]。このように、一回きりのライヴではなくツアーというかたちで全国各地をまわり開催したため、造成工事や舞台装置の組立・解体・運搬などに莫大な費用が掛かるツアーとなり、興行収益は大赤字だったという[27]。こういった事情もあり、大石曰く、当時のソニー・ミュージックエンタテインメントで社長を務めていた丸山茂雄に「だから土木はやめろ[27]」と言われたという。
メンバーは後年に受けたインタビューで、「L'Arc〜en〜Cielの歴史の中で記憶に残っているライヴ」としてこのツアーを頻繁にあげている。hydeは、2012年に発表した自叙伝で「あのツアーはどこの会場もそうだったんだけど、地平線がね、人の海だったんですよ。あれはもう、今でも忘れられない光景だね[28]」と述べている。また、tetsuyaは「ラルク史上最大規模のツアーだから印象に残っています[30]」と2021年のインタビューで述べている。
そしてこのツアーを終えたL'Arc〜en〜Cielは、シングル「LOVE FLIES」と「NEO UNIVERSE/finale」の制作に着手していく。その後、1999年12月31日から2000年1月1日にかけて東京ビッグサイトで自身初のカウントダウンライヴ「RESET>>LIVE *000」を開催。このライヴは、「finale」を"1000年代という千年の最後を締め括るライヴの一曲目"に、「NEO UNIVERSE」を"2000年代という新時代突入の一曲目"に配置したセットリストで行われている。なお、このライヴは東京ビッグサイトの東館展示ホール1-3で開催されたが[5]、隣接する東館展示ホール4-5では大型ビジョンでライヴの模様を生中継する"リアルタイムヴァーチャルライヴ"が実施され[5]、全ホールで計55,000人の観客を動員する大規模なカウントダウン公演となった[5]。さらに、新年のカウントダウンで多くの人が集まっていた全国各地の街頭に設置されたビジョンで、1999年12月31日23時59分頃から、観客によるカウントダウンと「NEO UNIVERSE」を初演奏している模様を生放映する、"L'Arc〜en〜Cielとともに1990年代を締めくくり、新たな時代を迎える"という企画が行われた。hydeは2012年に発表した自叙伝の中で、このライヴを振り返り「2000年になる瞬間、ミレニアムには、派手に何か記念になることをしたいなって思ってたから、"RESET>>LIVE *000"っていうカウントダウンライヴが出来たのは嬉しかった[31]」「(1999年12月31日放送の)紅白歌合戦が終わって、代々木からヘリでビッグサイトの会場へ飛んだんだ。地上は大渋滞で真っ赤っかだった。それをヘリで飛び越して行ったんだ、あの時の光景は、夢みたいに素敵で最高に楽しい大晦日のパーティだった。真っ赤なレインボーブリッジを見ながら、してやったりってね。そして、俺達は「NEO UNIVERSE」で2000年を迎えたんだ[31]」と述懐している。
こうして新時代を迎えた2000年の初頭から、L'Arc〜en〜Cielは8thアルバム『REAL』の制作に向けて動いていくこととなる。
フィジカルは、現在までにCD、MDの2種類が発表されている。CDは通常盤の1形態で発売されており、初回限定仕様は、スーパーピクチャーレーベルディスク、スペシャルパッケージ仕様となっている。ちなみに、本作ではCD、MDの他に、一般流通されていないがアナログ盤も生産されている。このアナログ盤はバンドの関係者にのみ配られたもので、本作の制作に携わったマニピュレーターの斎藤仁曰く「非売品で100枚か200枚、限定で作った[32]」という。
また、CD発売から約7年後の2006年12月13日には、バンド結成15周年記念に行われた企画「L'Anniversary」の一環で、ジャケットデザインを一新し、DVDを新たに付属した記念盤『ray 15th Anniversary Expanded Edition』が『ark 15th Anniversary Expanded Edition』と合わせリリースされた。新たに特典として付けたDVDには、本作に収録されたシングル表題曲のミュージック・ビデオのメイキング映像や、共同プロデューサーである岡野ハジメをはじめとした関係者のインタビュー、コンサートの舞台裏のドキュメンタリーなどが収録されている。ちなみに、この作品に収められたCDは、全てオリジナル盤と同じ収録内容となっており、リマスタリングなどはされていない。
記念盤発売から1週間後の2006年12月20日には、収録曲の「死の灰」「It's the end」「Sell my Soul」「L'heure」がダウンロード販売を開始した[1]。さらに、翌週の同年12月27日には、「trick」「いばらの涙」「the silver shining」がダウンロード販売を開始している[1]。ちなみに、「HONEY」「snow drop [ray mix]」「花葬」「浸食 〜lose control〜」は同年9月27日に配信を開始している。2012年11月7日には、ソニー・ミュージックエンタテインメントがiTunes Storeに参入したことに伴い、日本のiTunesにおいても配信が開始され[33]、これによりほぼ全ての音楽配信サイトにてダウンロード販売が解禁された。
2014年10月22日には、本作を含めたアルバム全12タイトルのハイレゾリューションオーディオ音源が各種音楽サイトで配信された。このハイレゾバージョンでは、内田孝弘(FLAIR)によるリマスタリングが行われている。また、2019年12月11日には、Spotify、Apple Musicをはじめとした各種サブスクリプションサービス(定額制音楽配信)にて、この日までに発表したL'Arc〜en〜Cielの全楽曲のストリーミング配信を全世界で一斉解禁している[34]。
2022年5月18日には、本作を含めた過去に発表したアルバム作品を、メンバー監修の下でオリジナルマスターテープを使いリマスタリングしたボックス・セット『L'Album Complete Box -Remastered Edition-』が発表されている。この作品に収録されたリマスタリングアルバム『ray (Remastered 2022)』では、ランディ・メリル(Sterling Sound)によるリマスタリングが行われている。ちなみにこのリマスタリングアルバムは、フィジカル発売と同日にダウンロード配信(ハイレゾリューションオーディオ音源含む)およびストリーミング配信が開始されている。
リリース | タイトル | 規格 | マスタリング・エンジニア | 備考 |
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1999年7月1日 | ray | |||
2006年12月13日 | ray 15th Anniversary Expanded Edition |
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ジャケットデザインを一新し、特典DVDを付属した再発盤。CDの収録内容は1999年に発売したオリジナル盤と変更なし | |
2006年12月27日 | ray |
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2014年10月22日 | 内田孝弘(FLAIR) | - | ||
2019年12月11日 | テッド・ジェンセン(Sterling Sound) | - | ||
2022年5月18日 | ray (Remastered 2022) |
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フィジカルはボックス・セット『L'Album Complete Box -Remastered Edition-』に収録 |
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
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1. | 「死の灰」 | hyde | tetsu | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
2. | 「It's the end」 | hyde | ken | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
3. | 「HONEY」 | hyde | hyde | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
4. | 「Sell my Soul」 | hyde | hyde | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
5. | 「snow drop [ray mix]」 | hyde | tetsu | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
6. | 「L'heure」 | yukihiro | yukihiro | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
7. | 「花葬」 | hyde | ken | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
8. | 「浸食 -lose control-」 | hyde | ken | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
9. | 「trick」 | yukihiro | yukihiro | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
10. | 「いばらの涙」 | hyde | hyde | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
11. | 「the silver shining」 | hyde | ken | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
合計時間: |
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
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1. | 「死の灰 - Remastered 2022」 | hyde | tetsuya | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
2. | 「It's the end - Remastered 2022」 | hyde | ken | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
3. | 「HONEY - Remastered 2022」 | hyde | hyde | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
4. | 「Sell my Soul - Remastered 2022」 | hyde | hyde | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
5. | 「snow drop [ray mix] - Remastered 2022」 | hyde | tetsuya | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
6. | 「L'heure - Remastered 2022」 | yukihiro | yukihiro | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
7. | 「花葬 - Remastered 2022」 | hyde | ken | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
8. | 「浸食 -lose control-/- Remastered 2022」 | hyde | ken | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
9. | 「trick - Remastered 2022」 | yukihiro | yukihiro | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
10. | 「いばらの涙 - Remastered 2022」 | hyde | hyde | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
11. | 「the silver shining - Remastered 2022」 | hyde | ken | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
合計時間: |
2006年12月13日に、バンド結成15周年記念の一環で発売されたアルバム『ray』の再発盤。
オリジナル盤からジャケットデザインを一新し、DVDを新たに付属した限定作品としてリリースされている。新たに特典として付けたDVDには、本作に収録されたシングル表題曲のミュージック・ビデオのメイキング映像や、共同プロデューサーである岡野ハジメをはじめとした関係者のインタビュー、コンサートの舞台裏のドキュメンタリー、さらには1999年当時にL'Arc〜en〜Cielがプロモーションの一環で出演していたテレビ朝日系列番組『稲妻!ロンドンハーツ』での楽曲披露の模様が収録されている。
ちなみに、この作品に収められたCDは、全てオリジナル盤と同じ収録内容となっており、リマスタリングなどはされていない。
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|---|
1. | 「死の灰」 | hyde | tetsu | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
2. | 「It's the end」 | hyde | ken | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
3. | 「HONEY」 | hyde | hyde | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
4. | 「Sell my Soul」 | hyde | hyde | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
5. | 「snow drop [ray mix]」 | hyde | tetsu | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
6. | 「L'heure」 | yukihiro | yukihiro | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
7. | 「花葬」 | hyde | ken | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
8. | 「浸食 -lose control-」 | hyde | ken | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
9. | 「trick」 | yukihiro | yukihiro | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
10. | 「いばらの涙」 | hyde | hyde | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
11. | 「the silver shining」 | hyde | ken | L'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano | |
合計時間: |
# | タイトル |
---|---|
1. | 「recollection 1」(クリエイティブディレクターの箭内道彦へのテレビCM制作に関するインタビュー、音楽プロデューサーの岡野ハジメへの「HONEY」に関するインタビュー) |
2. | 「making of the "HONEY" music video」 |
3. | 「死の灰 @ ロンドンハーツ (1999.07.04 O.A.)」 |
4. | 「recollection 2」(テレビ朝日系番組『ミュージックステーション』のディレクター/プロデューサーを務めた西村裕明へのインタビュー) |
5. | 「Sell my Soul @ ロンドンハーツ(1999.06.06 O.A.)」 |
6. | 「making of the "snow drop" music video」 |
7. | 「recollection 3」(音楽プロデューサーの岡野ハジメへの『ark』『ray』「浸食 -lose control-」に関するインタビュー、映像ディレクターの箭内道彦への新聞広告制作に関するインタビュー) |
8. | 「making of the "浸食 -lose control-" music video」 |
9. | 「recollection 4」(L'Arc〜en〜Cielのライヴ制作に携わっていた近藤琢哉(愛称:コメット)へのライヴツアー「1999 GRAND CROSS TOUR」に関するインタビュー) |
10. | 「documentary on "1999 GRAND CROSS TOUR"(1999.08.22)」 |
フィジカルアルバムに付属するブックレットより転載。日本語表記が確認出来ない部分に関しては原文ママとする。
|
[Artwork etc]
|
年 | 楽曲 | タイアップ | 出典 |
---|---|---|---|
1998年 | HONEY | TBS系番組『スーパーサッカー』テーマソング | [90] |
「NTTパーソナル関西」CMソング | [90] | ||
花葬 | テレビ朝日系番組『真相究明!噂のファイル』エンディングテーマ | [91] | |
浸食 〜lose control〜 | トライスターピクチャーズ/東宝配給映画『GODZILLA』挿入歌 | [92] | |
snow drop | フジテレビ系ドラマ『走れ公務員!POLICE WOMAN』主題歌 | [93] | |
1999年 | It's the end | PlayStation用ゲームソフト『グランディア』CMイメージソング | [94] |
いばらの涙 | テレビ朝日系ドラマ『青い鳥症候群』挿入歌 | [95] | |
2016年 | HONEY | TOKYO MX・BS11系テレビアニメ『ReLIFE』第4話エンディングテーマ | [96] |
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