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けだまのゴンじろー
日本のメディアミックス作品 ウィキペディアから
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『けだまのゴンじろー』は、ソニー・インタラクティブエンタテインメントおよびソニーグループと小学館『コロコロコミック』編集部が手掛ける「キッズの星」プロジェクトによるメディアミックス作品[1]。
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あらすじ
![]() | この作品記事はあらすじの作成が望まれています。 |
登場人物
要約
視点
声の項はテレビアニメ版の声優。
- ゴンじろー
- 声 - 松重慎[2][3]
- 本作の主人公。「毛玉類」と呼ばれる全身が赤色の毛糸の毛玉で出来ている謎の生命体。腹部にマコトのズボンから取れた黄色いボタンが付いている。毛糸の特性を利用した「フィット」や「変毛」(へんげ)、「ボタンチェンジ」(通称「ボタチェン」)の能力が使えるが、失敗も多い。焼きそばパンが好物。主な口癖は「ほっと毛ねー!」。
- 前神 マコト(まえがみ まこと)
- 声 - 石上静香[2][3]
- 小学5年生の男の子。ツッコミ役でゴンじろーに振り回されることになる。ゴンじろーと同じく焼きそばパンが好物。
- プーじろー
- 声 - 笹本優子
- ゴンじろーが友情の印としてマコトにプレゼントした毛玉から生まれた、いわばゴンじろーの分身にして弟分。お尻を押すことでプーじろーのおならをゴンじろーのパワーに変換する「オナチャー」を発動できる。「プー」としか話さない。
- しげちん
- 声 - 柚木尚子[3]
- マコトと仲がいいクラスメイト。本名は「尾井 しげる(おい しげる)」。臆病で心配性な少年で、ちょっとしたことですぐにビックリしてしまう。
- ふとっしー
- 声 - 八百屋杏[3]
- マコトと仲がいいクラスメイト。本名は「江竹 太(えだげ ふとし)」。いつも食べ物のことを考えている大柄な少年。
- けんちゃん
- 声 - 野上翔[3]
- マコトと仲がいいクラスメイトで4人のリーダー格。本名は「立上 剣人(たてがみ けんと)」。自由奔放な男子。
- 月に一回思いついたことをやらなきゃ気がすまない「ワクワクタイム」があり、周囲を振り回している。
- たっつん
- 声 - 室元気[3]
- マコトのクラスメイト。本名は「根本 達男(ねもと たつお)」。毛稜町に古くから伝わる名家「根本家」の御曹司。くしゃみをすると鼻毛が飛び出してしまうのが悩み。
- おじょお
- 声 - 白石晴香[3]
- マコトと同じクラスで委員長。本名は「毛咲 舞(けざき まい)」。最上級タワーマンションに住む女の子。高飛車な性格をしている。
- ぶちょう
- 声 - 川村海乃[3]
- マコトと同じクラスの女の子。本名は「光網 唯(みつあみ ゆい)」。おじょおと仲がいい手芸部の部長。
- 度の強い眼鏡をかけていて普段は目立たないが、手芸に関することに対しては一変アグレッシブになる。
- たわしあご
- 声 - 木内太郎[3]
- マコトの担任教諭。本名は「郷茂宇田 猛(ごうもうだ たけし)」。悪い人間では無いのだが暑苦しい性格から辟易されている。
- 事あるごとにヤスリのような顎を生徒たちに擦りつけており、マコトからは「あごたわし」と呼ばれ恐れられている。
- マコト父
- 声 - 間島淳司[3]
- マコトの父親。本名は「前神 シンジ(まえがみ しんじ)」。
- マコト母
- 声 - 園崎未恵[3]
- マコトの母親。本名は「前神 みゆき(まえがみ みゆき)」。
- タイゾー
- 声 - 石原凡[3]
- ボタンの館の館長。ゴンじろーにこだいのボタンを託す。
- ぴかっちょ
- 声 - 宮澤正[3]
- 近所で理髪店を営む老人。よく公園の清掃に勤しんでいる。
- ネコ
- 声 - うのちひろ[3]
- ハデス
- 声 - 大原めぐみ
- ハデスボタンを付けたゴンじろーから分裂した黒い毛玉生物。毛玉類を蔑ろにしてきた人類に毛玉類の尊さを知らしめるためにハデスボタンを集め、地球に再び氷河期を起こそうとしている。そして全てのハデスボタンを集め、デスハデスとなり地球を悪い毛で覆いつくし、ゴンじろーを撃破してしまうが、世界中の人々が液晶画面でオナチャーしたことで誕生したゴッドゼウスゴンじろーに身体からデスハデスボタンを引き剥がされた。
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用語
要約
視点
- 毛陵町(もうりょうちょう)
- マコトたちが住む町。行く先々で様々なトラブルが起きる。
- 毛陵小学校(もうりょうしょうがっこう)
- マコトたちが通う学校。
- 毛マージェンシー
- 地球に降りかかる厄介。突如飛来してきた「悪い毛」が様々な物に取り付き暴走する。タイゾーによると、ボタンを使いこなせるゴンじろーだけがそれを防げるらしい。
- 毛タストロフィー
- 毛マージェンシーよりも大変な厄介。タイゾー曰く、ゴットボタンを使わないと防げないらしい。
こだいのボタン
伝統と格式が秘められた偉大なボタン。ゴンじろーが付けると姿と能力と性格が変化する。
- ムキムキ
- ムキムキゴンじろーに変毛するボタン。毛が束になって筋肉質になり、車を片手で止めるほどパワーが上がるが、脳まで筋肉質になりやたらポーズを取りたがる。
- チャプチャプ
- チャプチャプゴンじろーに変毛するボタン。水を弾く毛質になってゴンじろーが苦手とする水の中を自由に泳ぎ回れる。このボタンを付けている時は少し子供っぽくなる。
- ビリビリ
- ビリビリゴンじろーに変毛するボタン。電気をためる毛になって自在に電撃を発動できるが、体にさわっただけで感電する。また、性格はキザになる。
- カチカチ
- カチカチゴンじろーに変毛するボタン。毛が鉄のように固くなり、頭突きであらゆる物を破壊するが、本人の性格も堅苦しくなる。
- ノロノロ
- ノロノロゴンじろーに変毛するボタン。毛が重たくなって性格が超のんびりになり動きが遅くなる。
- ビュンビュン
- ビュンビュンゴンじろーに変毛するボタン。毛質が軽くなりとてつもない速さで走れるようになるが、性格がせっかちになる。
- ボムボム
- ボムボムゴンじろーに変毛するボタン。ちぎった毛玉が爆弾となり、投げると凄まじい爆発を起こす。このボタンを付けている時はイタズラ好きのお調子者になる。
- フワフワ
- フワフワゴンじろーに変毛するボタン。毛質が雲のようになり空を飛べる。性格もふわっとしていて、優しい。
- ピタピタ
- ピタピタゴンじろーに変毛するボタン。毛が絡まりやすくなり、あらゆる物をくっつける。寂しがりやな正確になる。本人曰く、酔っぱらいにも絡まれやすいらしい。
- ビヨンビヨン
- ビヨンビヨンゴンじろーに変毛するボタン。全身がバネのようになり、高くジャンプできる。また、ハイテンションになり、後先考えない性格になる。
- ギュウギュウ
- ギュウギュウゴンじろーに変毛するボタン。ゴンじろーの体が見えないぐらい小さくなり、どんな隙間にも入り込める。その小ささゆえ、鈍感なマコトに踏まれたり、不注意なマコトに食べられたりするらしい。
- マキマキ
- マキマキゴンじろーに変毛するボタン。体を回転させることによって竜巻を起こせるが、回転はすぐに止まらない。
げんだいのボタン
現代のあらゆる人物が付けているボタンで、ゴンじろーをボタチェンさせるボタンの一種。マコトのボタンもそのひとつに含まれる。
- コッ毛さん
- 三ツ星レストランのフランス人シェフが付けているボタン。美味しい料理を作れる。
- ゴー毛ズ
- プロ野球選手が付けているボタン。バッティングの腕が上がり、オナチャーによってさらにパワーが増す。
- 毛リュウケン
- アクション映画のスター俳優が付けているボタン。カンフーの達人になるが、使う技は掃除に関係したものばかりである。
- 火毛し
- 熱血漢な消防士が付けているボタン。あらゆる火事に果敢と立ち向かう。
- 毛毛太郎
- 毛が日本昔話で出てきたボタン。桃太郎にそっくりだが、毛来(家来)がシーズー犬とイエティと羽毛布団など色々と異なる。
- かんちょー
- タイゾーが付けているボタン。ボタンに詳しくなり、性格もタイゾーのようになる。
- オオ毛ミオトコ
- 狼男が付けているボタン。付けた時は何も変わらないが、満月に限らず丸いものを見ると狼に変身する。
- ミ毛ネコ
- 近所で飼われている猫が付けているボタン。猫の姿になり警戒心が強くなったり、ネコ語を話せるようになる。
- 毛相うらない
- 占い師が付けているボタン。「毛相占い」であらゆる運勢を占う。
- ほと毛さま
- 大仏像の額に付いているボタン。お経を唱えて様々な奇跡を起こす。
- チョ毛ソフト
- ソフトクリーム職人が付けているボタン。天高くソフトクリームを作れる。
- しゅり毛ん
- 忍者の末裔が付けているボタン。忍者の姿になり毛を使ったあらゆる忍法を使う。
- チ毛ンカレー
- カレー屋の店主が付けているボタン。コメントは辛口になるが、超美味いカレーを作れる。
- ベン毛ブラザーズ
- 毛綾小のトイレの蛇口から出てきたボタン。汚れやゴミなど何でも流すが、詰まると元通りになる。
- 毛編みのセーター
- セーター職人が編んだセーターに付いているボタン。性格がセーターだけに温かくなる。
- サンタ毛ロース
- サンタクロースの服のボタン。ぎっくり腰のサンタに代わってプレゼントを届けた。口癖は「毛毛毛(もうもうもう)」。
- カブ毛モノ
- 歌舞伎の小道具の下駄についているボタン。歌舞伎役者の姿になり、大量の毛を使ってド派手なパフォーマンスを披露する。
- バ毛ザン
- 有名な書道家が付けているボタン。あらゆる文字を達筆に書ける。
- 毛ディベア
- おじょおのクマのぬいぐるみの中に入っていたボタン。破れたぬいぐるみを直す間代わりになってもらった。
- 毛イリアン
- 宇宙船と共に落ちてきたボタン。UFOのような乗り物に乗っており、宇宙人の言葉が解かるようになる。
- 毛ウスの魔神
- 毛ラビアンナイトで出てきたボタン。急須の中から現れ、毛で願いを叶えてくれる。
- マンガ家
- マンガ家になれるボタン。「けだまだけチャンネル」では絵描き歌を披露した。
- スパイ
- スパイになれるボタン。「けだまだけチャンネル」ではあらゆる人物のプライベートを探るが、動画の撮り方が分からず、写真で情報を送ってくる。
- ミュージシャン
- ミュージシャンになれるボタン。「けだまだけチャンネル」では「ほっと毛ねぇの歌」を披露した。
レジェンドのボタン
こだいのボタンが進化した伝説級のボタン。オナチャーにより進化が可能だが、マコト自身も成長する必要がある。
- パイレーツ
- チャプチャプボタンから進化したボタン。海賊の姿になり、毛を変形させて剣や銃、海賊船を作り出す。また、海の生物の言葉も分かるようになる。
- グラディエーター
- ムキムキボタンから進化したボタン。剣闘士の鎧を身にまとい、剣と盾を武器に闘う。
- ライジーン
- ビリビリボタンから進化したボタン。雷神の姿になり、背中に背負った太鼓を叩くことによって電撃を放つ。
- リューグーライダー
- ノロノロボタンから進化したボタン。カメ型のメカに乗り込み時間を10分巻き戻すことができるが、更にのんびり具合が増している。
- バズーカー
- ボムボムボタンから進化したボタン。戦車のような見た目になり、かなり大きめの毛玉爆弾を発射することができる。
ゴッドのボタン
レジェンドのボタンからさらに”神化”した神レベルのボタン。マコトとゴンじろーの絆が最高潮に達し、より激しくオナチャー(通称「ゴナチャー」)をすると神化する。
- ポセイドン
- パイレーツボタンから神化したボタン。その名の通り海の神となり、巨大な矛で悪い毛を取り除く。
- チャリオット
- グラディエーターボタンから神化したボタン。毛で作り上げた戦車に乗り込み、騎馬を率いて宇宙までも駆け抜ける。
- ライガーボルト
- ライジーンボタンから神化したボタン。電気を帯びたライオンの尾となり、一たび吠えて100万Vの電撃を炸裂させる。
- タイムマスター
- リューグーライダーボタンから神化したボタン。ウサギのような姿になり、時間を自由に行き来できる。
ハデスのボタン
死の世界の神の名を持つ邪悪なボタン。ハデスはこのハデスボタンを3つ集め、地球に起こる最大級の災厄、最終戦争「ハルマ毛ドン」を起こそうとしている。
- ハデスボタン
- 隕石から発掘されたハデスのプロテクトとなるボタン。ゴンじろーが付けたことでハデスが生まれた。
- デスハデス
- ハデスボタン、スカルハデスボタン、デビルハデスボタンが合体した超ゴッドボタン。悪い毛を無限に生み出して地球を覆い氷河期を起こす。
- スカルハデス
- 骸骨を象ったボタン。ハデスがスカルハデスにボタチェンするとレジェンドを上回る力を持つようになり、悪い毛で物体を操れる。
- デビルハデス
- 悪魔を象ったボタン。ハデスがデビルハデスにボタチェンするとより凶悪な姿に変化する。
ゼウスのボタン
神の中の神の名を持つ聖なるボタン。ハデスボタンとは対を成す存在。光と影が戦いし時に現れるとされ、ゴンじろーにハデスボタンに対抗する力を与える。ハデスに対抗するにはこのゼウスボタンを3つ集めた後に、世界中の人々がオナチャーしなければならない。
- ゼウスボタン
- 聖剣が刻まれた戦いの神のボタン。ゼウスゴンじろーにボタチェンすることができ、手に持った剣で悪い毛をそぎ落とす。
- ゴッドゼウス
- ゼウスボタン、ライズゼウスボタン、ヒートゼウスボタンが合体した超ゴッドボタン。巨大な剣であらゆる悪い毛を浄化し、また「良い毛」を生み出すこともできる。劇中ではゴンじろーが倒された際、マコトを中心に世界中の人々が液晶画面を使ってオナチャーしたことでマコトボタンがゴッドゼウスボタンに変化し、ゴッドゼウスゴンじろーとなった。
- ライズゼウス
- 光の神のボタン。ボタチェンすると弓矢に変化する光の毛玉を操れる。また翼で高速で飛行することも可能。
- ヒートゼウス
- 不死の神のボタン。ボタチェンすると剣で悪い毛をそぎ落とし、良い毛に再生することができる。
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漫画
- ながとしやすなりにより『月刊コロコロコミック』(小学館)2018年10月号[4]から2020年4月号まで、『別冊コロコロコミック』2019年4月号から2020年4月号まで連載された。単行本は全3巻。
- 2019年5月15日発売、ISBN 978-4-09-143027-4
- 初回限定版:2019年4月26日発売、ISBN 978-4-09-943044-3
- 2019年11月28日発売、ISBN 978-4-09-143086-1
- 2020年3月27日発売、ISBN 978-4-09-143170-7
- 2019年5月15日発売、ISBN 978-4-09-143027-4
ゲーム
スマートフォン用ゲームアプリ『けだまのゴンじろー フィットエンドラン』が2019年4月20日よりサービス開始[5][6]。開発担当はアルファドリーム、配信・運営はフォワードワークス。
2020年8月20日をもってサービスを終了。サービス終了に先立ち同年5月20日にオンライン終了後もプレイが可能なオフライン版が配信された[7]。
テレビアニメ
要約
視点
2019年4月6日から2020年3月28日までテレビ東京系列にて放送された[8]。ナレーションは江川央生[3]。
スタッフ
- 原作 - ソニー・インタラクティブエンタテインメント、ソニー・ミュージックエンタテインメント、アニプレックス、小学館[2]
- シリーズディレクター - 森井ケンシロウ[2]→平川哲生
- シリーズ構成 - 市川十億衛門[2]
- キャラクター原案 - 大窪宏昌、中井俊彦[2]
- キャラクターデザイン - 加藤初重[2]
- 美術設定 - 藤井一志、宮本実生→田村せいき
- 美術監督 - 黛昌樹→田村せいき
- 色彩設計 - 長澤涼司→のぼりはるこ
- 撮影監修 - 二村文章
- 撮影監督 - 船倉一晃
- 編集 - 小口理菜
- 音楽 - 山本茂[2]
- 音響監督 - 濱野高年[2]
- 音楽制作 - ソニー・ミュージックエンタテインメント
- プロデューサー - 紅谷佳和、武田陽佑
- アニメーションプロデューサー - 大谷丞、内海洋、千野孝敏(途中から)
- アニメーション制作 - OLM、WIT STUDIO[2]、SIGNAL.MD(途中から)
- 製作 - テレビ東京、電通
主題歌
各話リスト
放送局
インターネットでは、テレビ東京系列放送終了後にあにてれで、YouTube内コロコロチャンネルにて2019年4月13日より、毎週土曜8時に更新中[2]。これに先行して2018年11月30日にコミック版第1話のコミックアニメが配信された。
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出典
外部リンク
Wikiwand - on
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