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さっぽろ創世スクエア
札幌市の複合施設 ウィキペディアから
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さっぽろ創世スクエア(さっぽろそうせいスクエア、英: SAPPORO SOSEI SQUARE)は、札幌市中央区にある複合施設(超高層建築物)。2018年10月8日グランドオープン[4]。
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概要
都市再開発「札幌創世1.1.1区(そうせいさんく)北1西1地区第一種市街地再開発事業」の一環として、土地の低未利用な状況にあった北1西1地区において公共施設となるホールや図書館、アートセンターで構成する複合施設や駐輪場に加え、民間施設となる事務所、放送局、駐車場などが入居する低層棟と高層棟から成る施設を建設した[5]。建物外周部に歩行者空間や広場を設けているほか、緑化を行うことで快適な歩行空間の確保を創出している[5]。また、地下には地域冷暖房プラントを整備するほかコジェネレーションを導入しており、自立分散型のエネルギーネットワーク構築を促進する(地域熱供給)[5][6]。
「さっぽろ創世スクエア」という名称は北1条西1丁目街区全体を指し、オフィスや放送局等の民間施設、札幌市民交流プラザなどの公共施設の総称である[報道 5]。この名称は公募によって決定したもので、「札幌の発展の起点となった創成川沿いに位置する、正方形の街区という、当施設の特性を表しているとともに、『創世1.1.1区』(そうせいさんく)の名で推進してきたエリアのイメージを継承。頭文字に3つのSが並び、分かりやすく覚えやすい、施設がもたらす新時代を想起させる名称である」という理由から採用された[報道 5]。なお、「創成川」の漢字表記を流用して「さっぽろ創成スクエア」と表記すると誤記となるので注意。
2018年(平成30年)9月6日に発生した北海道胆振東部地震の際には1階と2階部分に、札幌市経済観光局が外国人観光客対象の臨時避難所を設置した[7]。
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沿革
→詳細は「創成川東 § 創世1.1.1区」を参照
- 1990年(平成 2年):「札幌国際ゾーン研究会」組織[8]。
- 1997年(平成 9年):「国際ゾーン推進連絡会」設置[8]。
- 1998年(平成10年):国際ゾーンの名称を「創世1.1.1区」と改称[8]。推進連絡会の名称を「札幌創世1.1.1区推進連絡会」と改称[8]。
- 2000年(平成12年):「第4次札幌市長期総合計画」策定。この中で、「創世1.1.1区」を含む一帯が札幌発展の基点としての歴史的価値を生かし、都心の新たな発展を先導する拠点形成を目指す「都心発展先導ゾーン」に指定される[9]。
- 2005年(平成17年)度:耐震性能不足などによる札幌市民会館の閉館決定[報道 6]。
- 2006年(平成18年)度:札幌市が旧市民会館の後継施設「市民交流複合施設」を当地区の再開発事業により建設することを決定し[新聞 1][新聞 1]、全地権者(王子不動産、札幌市、明治安田生命保険)による事業化検討開始[報道 6]。
- 2008年(平成20年)度:王子不動産が、再開発事業の推進に協力する者へ土地・建物を売却する方針を決定し、取得者を募る取り組みを開始[報道 6]。
- 2009年(平成21年)
- 2012年(平成24年)
- 2013年(平成25年)5月:「(仮称)市民交流複合施設整備基本計画」において札幌市民ホールを札幌市民会館の後継施設、「市民交流複合施設大ホール」(札幌文化芸術劇場)を老朽化しているさっぽろ芸術文化の館(ニトリ文化ホール)の後継施設に見直し[10]。
- 2014年(平成26年)
- 2015年(平成27年)
- 2016年(平成28年)
- 2017年(平成29年)
- 2018年(平成30年)
- 4月1日:地下駐車場(タイムズステーションさっぽろ創世スクエア)供用開始[報道 3][報道 4]。地域冷暖房設備が運転開始[報道 3]。
- 4月18日:地下駐輪場(北1西1地下自転車駐車場)供用開始[報道 3][報道 22]。
- 5月7日:高層棟に朝日新聞北海道支社が移転[新聞 6]。その他のオフィスの入居も順次開始[報道 3]。
- 5月30日:定礎式[報道 23]。
- 5月31日:竣工[報道 2]。
- 6月20日:竣工式・竣工祝賀会[報道 24]。
- 9月13日:「西2丁目地下歩道」供用開始に伴い、札幌市営地下鉄大通駅と直結。
- 9月18日:高層棟に北海道テレビ放送(HTB)本社が移転[報道 25]。
- 10月7日:低層棟(札幌市民交流プラザ)の札幌文化芸術劇場(hitaru)、札幌文化芸術交流センター(SCARTS)、札幌市図書・情報館が開館[報道 21]。
- 10月28日:グランドオープン。[報道 21]
- 再開発前の札幌市北一条駐車場と明治安田生命北1条西ビル(2010年8月)
- 札幌市役所から見た建設工事の様子(2015年9月)
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施設



この他、東日本電信電話(NTT東日本)北海道支店なども入居する予定[新聞 7]。
アクセス
創成川通(国道5号)・北1条雁来通(国道12号)沿いに位置しており、札幌市役所、札幌市民ホール(カナモトホール)、北海道経済センター(札幌商工会議所)、創成川公園に隣接している。
脚注
参考資料
関連項目
外部リンク
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