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ぼのぼの (2016年のテレビアニメ)

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ぼのぼの』は、いがらしみきおによる同名の4コマ漫画を原作とするテレビアニメである。 本作は、2016年4月2日からフジテレビ系列などで8分枠の短編アニメとして放送されているほか、フジテレビオンデマンドでも配信されている。

概要 ぼのぼの, ジャンル ...

2017年には、日本各地のプラネタリウムにて『ぼのぼの 宇宙から来たともだち』(以下:宇宙から来たともだち)というアニメ映画が上映された。本項では、『宇宙から来たともだち』についても解説する。

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概要

本作は、原作から多少の改変やオリジナルエピソード・オリジナルキャラクターの追加はあるものの、テレビアニメ第1作と比べると、第1作の雰囲気を受け継ぎつつも、原作に準拠したストーリー構成となっている。また、第274話のようにギャグ色の強いスピンオフ漫画『ぼのぼのs』を原典としたエピソードや、第135話のように映画2作目の『ぼのぼの クモモの木のこと』のオリジナルキャラクター ポポくんが登場するエピソードもある。この他、第81話から『ぼのちゃん』もアニメ化され、枠内で定期的に新作エピソードが制作・放映されている[1]

制作

要約
視点

企画・スタッフィング

アニメーション制作は劇場版及び第1作目を手掛けたグループ・タック(2010年に準自己破産)からエイケンに変更となった。当時、エイケンのプロデューサーであった松下洋子は、『鉄人28号ガオ!』(2013年 - 2016年放送)の後番組の原作となる漫画を探していた[2]。だが、この当時の漫画は、面白いものの厭世的な内容が多く、ファミリー向けのアニメにするには厳しいと感じていた[2]。その時、『ぼのぼの』のグッズが女性に人気であることを知る[2]。同作は読者層が幅広く、読後感もよいため、エイケンの得意とするファミリー向けのアニメにできると思っていたと松下は2016年のまんたんウェブとのインタビューの中で振り返っている[2]

一方、アニメ監督の山口秀憲は、原作の『ぼのぼの』のファンであり、同作のアニメ化の企画を聞いて立候補した[2]。その他メインスタッフは『鉄人28号ガオ!』からほぼそのままスライドしている。また、各話演出・作画には第1作目に参加した経験があるスタッフも名を連ねている。

演出

制作にあたり心掛けていることとして、山口は「地に足のついた実写のようなイメージで作っています。」とまんたんウェブとのインタビューの中で話している[2]。また、山口は「難しいのは、アニメで説明しすぎると、原作の持つ世界観が壊れるので、なるべく一言で説明するのはもちろん、笑い、間、モノローグ、背景を駆使して、説明せずともわかってもらうように工夫しています。」とも話しており、同様の理由から原作に存在するナレーションは用いていないとしている[2]。また、松下はキャストの声を当てて初めて判明することが多く、その影響で脚本やシナリオの内容を変更することもあると話している[2]

一方、新型コロナウイルスが流行していた2021年12月に放送された第287話「新しい病気」および288話「泣き病はどこに行った」は、放送当時の状況を想起させる場面があり、出演者の中には制作陣のチャレンジ精神を見出す者もいた[3]

演技・キャスティング

本作では、これまでのアニメ化作品とは異なるキャスティングとなった。主人公・ぼのぼの役には舞台俳優の雪深山福子が起用された[4]

雪深山は役が決まった時点では俳優になるための専門学校の修了公演の稽古の途中であり、かつその演目が叫ぶ場面の多い内容だったため、アフレコをするまでに声が枯れないか心配していたと2021年のインタビューの中で振り返っている[4]。また、雪深山は本作が声優デビュー作であり、声優としての勉強もしたことがなかったため、あまり実感がなく、夢見心地のまま収録に臨んだと話している[4]。新型コロナウイルスの蔓延に伴う分散収録の一環として単独で収録する機会が出てきてからは、「何かを心掛ける」というのをやめ、ぼのぼのが「誰」と「何」を話しているのかということに集中して、用意された台詞がリアルタイムの会話になるよう演じていると雪深山は話している[4]。前述の理由から台詞数が限られているため、取り直しも多かったと山口は話しており、「短いと一言に気持ちを乗せてくる場合が多いのですが、それだと(表現しすぎて)『違う!』となるんですよね。」と話している。また、良い言葉があるとかっこよく言ってしまうという人間の心理もあるため大変だったと山口は振り返っている[2]

また、スナドリネコさんなどを演じる黒藤結軌も、本作が声優デビュー作となる[5]

一部の回では、ゲストキャラクターが登場し、人気声優や有名人が声を当てることもある。たとえば、2018年1月6日に放送された第91話「しあわせのテントウムシ」では、お笑いコンビ・アンジャッシュ児嶋一哉がテントウムシ役で出演した[6]。また、同年放送された第135話「ポポくんの挑戦」では、CG映画『ぼのぼの クモモの木のこと』よりポポくんがゲスト扱いで登場した[7]。声優も小桜エツコが続投した他、監督を務めたクマガイコウキが同回の脚本を担当した[7]。ポポくんを登場させた理由について、クマガイは「『クモモの木のこと』で、ポポくんは、とても重い宿命を背負ったキャラクターでした。[中略]そんなポポくんを、私はいつかぜひ『ぼのぼのの森で楽しく暮らしてる子』として、改めて迎え入れて上げたかった。[後略]」といがらしの公式ページ「ぼのねっと」にて明らかにしている[7]

2021年の放送分からゲスト出演回が増加している。中村悠一は、同年6月の放送分にてアニメオリジナルキャラクターのでっぷと、原作からのキャラクターであるテン助の2役を演じた[8]。この時点でエイケン側のプロデューサーとして参加していた貝田貴仁は、もともと中村の出演を希望していたところ、これら2名がイメージと合っていたことからオファーしたと、アニメ専門ニュースサイト「アニメ!アニメ!」に寄せたコメントの中で明らかにしている[8]

2021年9月25日放送分からの4話分では、主題歌を担当するバンドMASOCHISTIC BONO BANDの縁から神谷浩史小野大輔が彼らをイメージしたキャラクター(ロッシ&ダイス)となってゲスト出演した[9]。神谷と小野は2022年12月10日放送分から4話分に再び同じ役で出演したほか、第338話ではMBBのメンバーがやはりそれぞれをイメージしたキャラクターとなって声優に挑戦した[10]神谷浩史は2022年の「Realsound」とのインタビューの中で、「初めて登場した際、再登場してもおかしくない終わり方だったため、再登場して嬉しかった」と話す一方、再登場時のテスト収録の際音響監督から「もう少しお調子者だった」と言われたと振り返っている[10]。小野も同じインタビューの中で再登場して嬉しかったと話し、「[前略]ああ見えて若いんでしょうね。そういう良くも悪くも青い部分を感じながら演じました。」と語っている[10]

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スタッフ(2025年現在)

  • 原作 - いがらしみきお
  • プロデューサー - 竹枝義典(フジテレビ)、小黒凛々花(フジテレビ)、貝田貴仁[8]エイケン)、三井洋子(エイケン)
  • シリーズ構成 - 広田光毅
  • キャラクターデザイン - 関口優花
  • 美術監督 - 川上裕子
  • 色彩設計 - 飯田才妃子
  • 撮影監督 - 坂本裕一
  • 編集 - 牧岡栄吾、小柳大悟
  • 音響監督 - 横田知加子
  • 効果 - 今野康之
  • 音響制作担当 - 内山愛佳
  • 音響制作 - グロービジョン
  • 音楽 - 若林タカツグ
  • 監督 - 山口秀憲
  • 作画協力 - ゆめ太カンパニー
  • 原作協力 - 竹書房(ぼのぼのがかり:伊藤明博)、アイ・エム・オー、オフィス・コウキ
  • 制作 - フジテレビ、エイケン

スタッフ(歴代)

  • プロデューサー(フジテレビ) - 原大輔、前田泰成、大黒啓一郎、田上向日葵、滝澤美衣奈
  • プロデューサー(エイケン) - 松下洋子、清水菜未
  • 美術監督 - 小日向乃理子
  • 色彩設計 - 千代間由佳
  • 編集 - 川名雅彦、岡田輝満
  • 効果 - 宅間麻姫
  • 音響制作担当 - 伊藤映里、中村梨沙、藤代早紀、郡司哲也
  • 文芸 - 野坂律子

主題歌

「bonobonoする」(2016年4月 - 2020年12月)[11]
作詞・作曲・編曲:桃野陽介 / 歌:モノブライト
「ぼのぼのロックンロール」(2021年1月 - 2024年6月)[12]
作詞:裕野[注 1][13] / 作曲・編曲:関口晶大 / 歌:MASOCHISTIC BONO BAND[14]
The Walk」(2024年7月 - )[15]
作詞:SHOKICH / 作曲:Andy Love / 作曲・編曲:Geek Boy Al Swettenham / 歌:LIL LEAGUE

声の出演

レギュラー・準レギュラー(2024年現在)

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準レギュラー(過去)

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ゲスト

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各話リスト

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放送局

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Blu-ray / DVD

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反響

本作の放送の少し前には、第1作をもとにしたLINEスタンプが発売されていたこともあり、本作がこれとは異なるキャスティングとなったことには賛否両論が巻き起こった[5]

一方で前作アニメより原作に忠実な点や、新規層取り入れのためゲストキャラクターも凝っている点等から一定の成果を上げており、ショートアニメながら300話以上、7年以上放送されている長寿番組の一つとなっている[27]

プラネタリウム

ぼのぼの 宇宙から来たともだち』は、2017年に上映されたプラネタリウム向けのアニメ映画である[28]。上映時間22分。同作はテレビアニメ第2作をベースとしている[29]

同作は、ぼのぼのと仲間たちが、ぼのぼのに似た宇宙人・ボノボーノとともに、「宇宙のヘンなモノ」を探しに地球を飛び出し、宇宙を探検する様子を描いている[28]

スタッフ(プラネタリウム)

  • 監督 - 片貝慎[28]
  • 脚本 - 広田光毅[28]
  • キャラクターデザイン - 関口優花
  • 作画監督 - 西野理恵
  • 美術設定 - 小日向乃理子
  • 美術監督 - 佐藤正浩
  • 色彩設計 - 千代間由佳
  • 撮影監督 - 松崎信也
  • 音楽 - 若林タカツグ
  • 音響監督 - 横田知加子(グロービジョン)
  • サウンドデザイン - SCアライアンス
  • 制作 - エイケン
  • アニメーション制作協力 - TYOアニメーションズ
  • 製作 - ぼのぼのプラネット製作委員会(竹書房、五藤光学研究所、フジテレビジョン、TYOアニメーションズ、エイケン)
  • 配給 - 五藤光学研究所

上映一覧

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脚注

外部リンク

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