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よふかしのうた (漫画)
日本の漫画作品、テレビアニメ番組 ウィキペディアから
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『よふかしのうた』は、コトヤマによる日本の漫画。本編は『週刊少年サンデー』(小学館)において、2019年39号から2024年9号まで連載された[3][4]。その後、同誌2025年31号から同年39号まで『よふかしのうた-楽園編-』のタイトルで新作が短期集中連載された[1][5]。2025年3月時点で累計部数は530万部(電子版含む)を突破している[6]。
タイトルはヒップホップ・ユニット、Creepy Nutsの楽曲「よふかしのうた」に由来し、コミックス第1巻が発売された際には同楽曲を使用したコラボPVが公開された[7]。また、同楽曲はテレビアニメ(Season1)のエンディングテーマとして使用された[8]。
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あらすじ
中学2年生の夜守コウは、告白してきた女子をふったことが原因で彼女の友達に責められ、何もかもが嫌になり不登校になっていた。ある日、不眠症になっているコウは、初めて誰にも言わずに深夜に一人で外に出る。
昼間とは違う「誰もいない世界」に心地よさを感じる中、コウは吸血鬼である七草ナズナと出会い、ナズナに血を吸われてしまう。だが、血を吸われても吸血鬼になるわけではないと言う。コウは吸血鬼になりたいと頼むが、それには『吸血鬼に恋をする』ことが必要だった。
こうして、コウは『ナズナに恋する』ために毎日夜ふかしをして、ナズナや吸血鬼たちと交流することになるのであった。
登場人物
要約
視点
声の項はテレビアニメ版の声優。
主要人物
- 夜守 コウ(やもり コウ)
- 声 - 佐藤元[9]、千本木彩花(9歳)
- 本作の主人公。中学2年生[10]。14歳[11]。告白してきた女子をふったことが原因で彼女の友達に責められ、何もかもが嫌になり、不登校になる[12]。以来、不眠症に悩まされていた。
- ある日、初めて一人で夜に外出した際、吸血鬼の七草ナズナに出会う。吸血鬼を好きになり、血を吸われることで吸血鬼になれると知ったコウは、彼女に恋をして吸血鬼になることを目指す。
- 吸血鬼になりたい理由は「夜が好き」という漠然なものであり、コウ自身もただ吸血鬼になって自由に過ごしたいと思ったため[13]。
- 特技は寝たふり[14]。14年間初恋すらしていない[15]。
- 趣味らしい趣味を持っていないと自身では語っているが、中古のスニーカー集めが好き[16]。
- 両親は離婚しており、母親と二人の母子家庭[17]。母親は水商売のため夜は留守にしている。誕生日は8月28日。ナズナ曰く、血は美味しい[18]。
- 七草 ナズナ(ななくさ ナズナ)
- 声 - 雨宮天[9]
- 本作のヒロイン。自由奔放に夜の世界を生きる吸血鬼の女性。輪っかにした両サイドの三つ編みが特徴的で、見た目はコウより少し年上の少女。眷属は作らない主義[19]。コウからは「ナズナちゃん」と呼ばれる[20]。携帯電話は持っていない。コウに夜の遊び方を教えると言いつつも、実は全然知らない[21]。普段着は黒いコートの下はホットパンツにビキニスタイルと露出度が高く、本人曰く動きやすいからそうしているとのこと[22]。
- 吸血鬼の特性に加えて後述の彼女独自の事情もあり、外見年齢と実年齢は一致していない。吸血鬼としてはまだ若いほうらしい。
- 下ネタが好きでコウをしょっちゅうからかうが、自分の恋愛話になると照れてしどろもどろになってしまう[23]。
- コウの血の美味さに感動し、以来、コウの血を吸うようになる。ビール好き[24]。年齢は、後述の事情から本人にも正確にはわかっておらず、おそらく30から40前後だろうと推測している[25]。
- 当初、吸血鬼になった時の記憶がないと語っていた[26]が、のちに看護師だった吸血鬼、七草ハルと人間の男性との間に生まれたことが判明。つまり、他の吸血鬼に血を吸われて吸血鬼化したのではなく生まれつきの吸血鬼であり、これはかなりレアなケースであるらしい。また、通常の人間と同様、出産によって生まれているが、生まれてほんの数年後、ハルの眷属でナズナの育ての親となったカブラと初めて会った時点で、すでにハルとそっくりの今と変わらない外見だった。ただし、まだ当時は言葉も知らず、中身は赤ん坊の状態であった。カブラによると、両親ともに既に故人である。
- 朝井 アキラ(あさい アキラ)
- 声 - 花守ゆみり[27]
- コウの幼馴染。中学2年生の女子。コウにとっては貴重な「友達」と呼べる存在。眠れずに街を歩いていた時にコウと再会し、ナズナとも知り合う。2人の関係を知り応援している[28]。誕生日は5月3日。
- 早起きで朝の4時に散歩をしてから登校している[29]。
- コウが吸血鬼になるのは別に構わないと思っており、吸血衝動によって暴走した吸血鬼の一件から、あんな風にコウがなってほしくないという思いから、吸血鬼になったら最初に血を吸わせてあげると約束する[30]。
吸血鬼
- 桔梗 セリ(ききょう セリ)
- 声 - 戸松遥[31]
- ナズナの知り合いの吸血鬼。ギャルっぽい女子高生の格好をしており、自称「恋愛マスター」。ナズナとはよく喧嘩をしている。
- 元人間[32]。
- 平田 ニコ(ひらた ニコ)
- 声 - 喜多村英梨[33]
- ナズナの知り合いの吸血鬼。外見はナズナたちより若干年上に見える。吸血鬼の存在に詳しい「人間」を増やさないため、コウを吸血鬼にしようとする。眷属を増やすため、人間にモテやすい振る舞いが得意。人間の世界での職業は夜間学校の教師で、パンツスーツは教師としての仕事着。
- 趣味は恋バナ[34]。
- 眷属は5人[35]。
- 本田 カブラ(ほんだ カブラ)
- 声 - 伊藤静[33]
- ナズナの知り合いの吸血鬼。
- 人間だった時は病弱で入退院を繰り返していたが、担当の看護師だった七草ハルに恋をして、吸血鬼になった。その後、ハルから娘のナズナを託され、彼女の育ての親となる[36]。初恋はハル[37]。
- 吸血鬼になる前の自分の血液を輸血パックに残しており、ときどき接種している。
- 人間の世界で看護師として働いている[38]。
- 他の吸血鬼の眷属候補を奪うのが好き[39]。
- 勤めている病院で、立ち入り禁止の部屋の前に出る噂の幽霊の正体[40]。
- 眷属は7人[41]。
- 小繁縷 ミドリ(こはこべ ミドリ)
- 声 - 大空直美[33]
- ナズナの知り合いの吸血鬼。外見は高校生ぐらいで、いわゆる「カワイイ系」の外見。
- 人間の世界ではメイド喫茶「う゛ぁんぷ」で働いており、「みどり」という名前で人気ナンバーワンのポジションを誇っている[42]。
- 童貞をこじらせている人がターゲット[43]。
- 眷属は1人[44]。
- 蘿蔔 ハツカ(すずしろ ハツカ)
- 声 - 和氣あず未[33]
- ナズナの知り合いの吸血鬼。一人称は「僕」。ナズナのことを「七草さん」と呼んでいる。。
- 眷属は3人(男性1人、女性2人)[45]。その3人はハツカがいないと生きていけないような精神状態を作って眷属にしている[46]。
- 女性のように見えるが実は男性で、そのことに驚かれることが多い[47]。実際に銭湯で裸になった際に男であったため、マヒルやあっくんにも驚かれた[48]。本人いわく、女装は似合うからやっており、その方が男女ウケが良いとのこと[49]。
- 元人間[50]。
- 七草 ハル(ななくさ ハル)
- 声 - 内田真礼[51]
- カブラを眷属にした吸血鬼。ナズナの産みの親で故人[52]。喫煙者[53]。
- 生前は病院で看護婦として働いており、カブラとも病院で出会った。
- 外見はナズナにそっくりで違うのは髪の毛の長さくらい。
- 星見キクとともに人間に戻る方法を探していた。
- アザミ
- 吸血鬼。ヤクザの下っ端で、星見キクの眷属。星見キクのことは「姐さん」と呼び、彼女の眷属の後処理などをしている。
- ススキ
- 吸血鬼。武道にすぐれ、吸血鬼の特性も使いこなしてきわめて高い戦闘力を誇る。そのせいか、自分より弱い者を見下す傾向がある一方で、自分より強い者の言うことはよく聞く。星見キクが眷属を増やし続けていることに危機感を覚え、彼女のことを探ろうと鶯アンコに接触する。半吸血鬼のコウに負けたことをきっかけにコウを慕い、「ぴっぴ」という謎のあだ名で呼ぶ。
- 星見 キク(ほしみ キク)
- 声 - 佐藤利奈[54]
- 女性吸血鬼。マヒルとはBARで知り合い、話すようになった[55]マヒルを眷属にするつもりではなく、吸血鬼であることも黙っていたがコウから吸血鬼の匂いがしたことから、マヒルに自分が吸血鬼であることを告白した[56]。
- 鶯餡子の家族を崩壊させた張本人。少なくとも十六世紀ごろから生きており、何百人と無闇に眷属を増やし続けてきた。
- 現在はマヒルを眷属候補としている。異常な眷属の数をはじめ、行動に少し不可解なところがある。それは、人間に戻ろうとしているからと思われる。
- 眷属は50人ほど[57]。
- 秋山 昭人(あきやま あきひと)
- 声 - 吉野裕行[8]
- 通称「あっくん」。一度失恋し、その後桔梗セリと出会う。セリと交流していくうちに次第に病んでストーカーとなり、セリに殺されそうになる。しかしコウとナズナの助けを借りながら晴れてセリの眷属となる。コウからは原作では「メンヘラさん」、アニメでは「ダル男さん」と呼ばれている。
- 人間だったころの癖で視力が良くなっても眼鏡をかけている。人間時代にかけていた眼鏡はセリと出会ったきっかけの眼鏡であるため、弱点となっている[58]。
- LoveGreen / ラヴ
- 声 - 杉田智和[59]
- ミドリの眷属。ぽっちゃり体型の男性。絵に描いたようなオタク。名前はハンドルネームで略して「エルジー」とも。
- ミドリとは20年前にゲームのオフ会で出会い、すぐに好意を持っている[60]。
- ミドリのことなら本人以上に知っており、それこそ本人が覚えていない人間時代の情報も知っている[61]。だけでなく、思いがつのりにつのってミドリの同人誌を制作している。
- 吸血鬼に食事は本来必要がないのに太っているのは、頻繁に家系ラーメンを食べに通っているから。
- 七草ハルカ(ななくさ ハルカ)
- 七草ハルの眷属。元々は関東に住んでおり、現在は北海道在住。ハルを共通点にハルを知るカブラと仲良くなる。
人間
- 夕 真昼(せき まひる)
- 声 - 小野賢章[8]
- アキラと同じくコウの幼馴染。成績も運動神経もよくクラスの人気者。家は花屋[62]。性格は明るいが、それは元々ではなく、兄の夕正午が事故死してからそのような性格になった。やがて、星見キクと行動を共にするようになる。
- 遅刻や授業中に寝ることが増えて教師に心配されている[63]。
- 白河 清澄(しらかわ きよすみ)
- 声 - 日笠陽子[8]
- 出版社に勤めるOL。コウに吸血鬼にすることを約束される。
- 鶯 餡子(うぐいす あんこ)
- 声 - 沢城みゆき[64]
- 本名、目代キョウコ。28歳。喫煙者[65]。酒に弱い。眼鏡をかけ、どこか疲れたような雰囲気を漂わせた女性。私立探偵をしている[66]。
- 吸血鬼は人にとって悪だから、という理由から吸血鬼を否定している[67]。
- 高校生の時、ナズナと短期間だが友人のような関係だったことがあり、それをきっかけに吸血鬼の存在を知る。その直後、吸血鬼によって家庭を崩壊させられたことから吸血鬼を恨んでおり、高校中退後は探偵をしながら吸血鬼の捜査と殺害を続けていた。だが再会したナズナやコウと戦った後「吸血鬼を全滅させる」という目標を諦めた。その後はナズナやコウと行動を共にすることが多い。
- 夜守ケイ(やもり ケイ)
- コウの母親。二十歳の時に結婚し出産するも離婚し、シングルマザー。水商売で毎日朝帰り。コウのことは放任している。
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設定
- 吸血鬼
- 通常の人間の外観をし、人間社会に紛れている存在。寿命は人間より遥かに長く、見た目は老いることがない。
- 体を浮かせたり、跳躍で空を飛んだり、壁をすり抜けたり、怪力を発揮できたりする。
- 本作における吸血は「食事」と「眷属作り」を兼ねた行為とされる。自分に恋をした人間の血を吸うことで相手の人間を眷属化(吸血鬼化)できる。
- 眷属を増やすことが種としての目的であるため、恋愛術に長けたり、外見が美しかったりする吸血鬼が多い。ただし眷属作りに興味がない吸血鬼も存在する。
- 血を吸わなくてもある程度は生きていける。ただし10年間全く吸わないと死ぬとされる[68]。長期間血を吸わずにいると吸血衝動が抑えられなくなり、相手の血を多量に吸って死なせてしまうことがある。
- 血を吸う時に、吸われた側の人間の感情を読み取れる能力がある。容器に保存された血液の場合、保存した時点の感情が読み取れる。
- 「姿が鏡に映らない」など、広くフィクションで知られる吸血鬼の設定の一部は、本作中に存在する吸血鬼の実際の生態と共通している。ただし共通しない点もあり、銀の弾丸・十字架・ニンニクは弱点ではない。
- 日光を浴びると体が灰のようになって死ぬ。ただ即死するのではなく、日陰や日傘の下であれば日中でも活動可能な程度には耐性がある。
- 物理的なダメージによって死ぬことはなく、腕がもげても再び接合できるといった驚異的な回復力を持つが、痛みや衝撃自体は感じている。なお回復力は血を取り込むことで増進される。
- 「人間だった頃に思い入れがあった私物」に触れると弱体化する(ただしこれは鶯餡子の経験則で、「人間だった頃」が存在しないはずのナズナに弱点となる物体が存在した点については、餡子自身も解釈が合わないことを認めている)。鶯餡子はこれを利用して吸血鬼の動きを止め、日光に浴びせることで吸血鬼を殺害している。
- 眷属
- 吸血鬼に恋をした人間が、その吸血鬼に血を吸われると眷属(吸血鬼)となる。
- 初めて吸血鬼に血を吸われてから1年間、どの吸血鬼の眷属にもならなかった人間は一生吸血鬼にならない。
- 吸血鬼側が伝えなければ、眷属側が何も知らないまま、自覚なく吸血鬼になっていることもあり得る。
- 吸血鬼になって年月が経つと、人間だった頃の記憶は徐々に忘れてゆく。そのためかつて吸血鬼に恋をしたこともやがて忘れる。
- 原則、吸血鬼の「始祖」以外の全ての吸血鬼は誰かの眷属と考えられる。ナズナは本編中唯一の例外で、人間の男性と結ばれた吸血鬼の女性が産んだ「生まれながらの吸血鬼」である。
- 恋
- 人間は吸血鬼に恋をすることで眷属となるが、それは性欲とは区別される。
- 吸血鬼は人間に「恋すること」を本能的に避けており、「恋をさせること」をゲーム感覚で行っている吸血鬼が少なくない。
- 吸血鬼が人間に恋をし、好きな人間の血を吸った場合どうなるかについては、正確には明らかになっていない。キクは「人間に戻れる」と考えていた。
- 半吸血鬼
- コウが陥った状態に、鶯餡子が付けた仮称。普段は人間だが、「痛みと流血」を引き金にして一時的に回復力・身体能力が吸血鬼と同様になる。鶯餡子は「連続して半吸血鬼化を行うと実際に吸血鬼になる可能性もある」としている。
- すり抜け
- すり抜けに関しては「正(プラス)と負(マイナス)」として説明されている。通常の力を正とした時に、同じ正の力をかけると物体は反発・衝突し、反対に負の力をかけると物体をすり抜けることができるという。
- 吸血鬼はこの正負の切り替えが可能で、自分自身を負の状態にすることで、正の力の蹴りをすり抜けさせることもできる。ただし負の状態で負の蹴りを食らうとすり抜けができない。
評価
- 2020年6月、TSUTAYAが主催する「第4回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」にて10位入賞。
- 2023年1月、第68回「小学館漫画賞」少年向け部門を受賞[69]。
書誌情報
- コトヤマ 『よふかしのうた』 小学館〈少年サンデーコミックス〉、全20巻
- 2019年11月18日発売[小 1]、ISBN 978-4-09-129492-0
- 2020年2月18日発売[小 2]、ISBN 978-4-09-129556-9
- 2020年4月16日発売[小 3]、ISBN 978-4-09-850064-2
- 2020年8月18日発売[小 4]、ISBN 978-4-09-850163-2
- 2020年10月16日発売[小 5]、ISBN 978-4-09-850268-4
- 2021年1月18日発売[小 6]、ISBN 978-4-09-850384-1
- 2021年4月16日発売[小 7]、ISBN 978-4-09-850522-7
- 2021年7月16日発売[小 8]、ISBN 978-4-09-850635-4
- 2021年11月18日発売[小 9]、ISBN 978-4-09-850735-1
- 2022年2月18日発売[小 10]、ISBN 978-4-09-850872-3
- 2022年6月17日発売[小 11]、ISBN 978-4-09-851127-3
- 2022年7月15日発売[小 12]、ISBN 978-4-09-851204-1
- 2022年9月15日発売[小 13]、ISBN 978-4-09-851257-7
- 2022年12月16日発売[小 14]、ISBN 978-4-09-851474-8
- 2023年3月16日発売[小 15]、ISBN 978-4-09-851767-1
- 2023年6月16日発売[小 16]、ISBN 978-4-09-852123-4
- 2023年7月18日発売[小 17]、ISBN 978-4-09-852615-4
- 2023年11月17日発売[小 18]、ISBN 978-4-09-852855-4
- 2024年2月16日発売[小 19]、ISBN 978-4-09-853115-8
- 2024年3月18日発売[小 20][小 21]、ISBN 978-4-09-853196-7 / ISBN 9784-09-943155-6(「ポストカードブック」付き特装版)
- コトヤマ 『よふかしのうた 公式ファンブック』 小学館〈少年サンデーコミックス〉、2022年9月30日発売[小 22]、ISBN 978-4-09-851333-8
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テレビアニメ
要約
視点
2021年11月11日に、ライデンフィルムのアニメーション制作でテレビアニメ化されることが発表された[9]。
Season1は2022年7月から9月まで、フジテレビ『ノイタミナ』枠ほかにて放送された[8]。Season2は2025年7月9月まで、フジテレビ系列『ノイタミナ』枠ほかにて放送された[51]。Season1はローカル枠での放送だったが、Season2はフジテレビ系列全国ネットでの放送となった[51][70]。
作風
監督の板村智幸は、本作をアニメ化するにあたって、夜を魅力的に描くことを心掛けているという[33]。夜を魅力的に描くことで「親に隠れてこっそり夜の街に繰り出したドキドキ感」を表現しているという[33]。
Season1でチーフディレクターを務めた宮西哲也は、制作時に常に意識していることとして「夜を楽しそうに描くこと」と「フェチを織り交ぜながら、夜を過ごすキャラクター達を楽しませること」を挙げている[33]。夜の美しさや楽しさを強調することで、危うさや怖さも孕む「夜の深さ」を表現しているという[33]。
スタッフ
主題歌
- Season1
- Season2
-
- 「Mirage」[72]
- Creepy NutsによるSeason2のオープニングテーマ。作詞はR-指定、作曲はDJ松永。
- 「眠れ」[59]
- Creepy NutsによるSeason2のエンディングテーマ。作詞はR-指定、作曲はDJ松永。
- 「よふかしのうた」
- Creepy NutsによるSeason2第12話のスペシャルエンディングテーマ。作詞はR-指定、作曲・編曲はDJ松永。
- 「ロスタイム」
- Creepy NutsによるSeason2の挿入歌。作詞はR-指定、作曲・編曲はDJ松永。
- 第4話・第5話・第9話で使用された。
- 「堕天」
- Creepy NutsによるSeason2第11話の挿入歌。作詞はR-指定、作曲はDJ松永、編曲はDJ松永と川口大輔。
各話リスト
放送局
BD / DVD
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脚注
外部リンク
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