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サガテレビ

佐賀県のフジテレビ系列局 ウィキペディアから

サガテレビ
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株式会社サガテレビ: Saga Television Station Co., Ltd.)は、佐賀県放送対象地域とするテレビジョン放送事業を行っている特定地上基幹放送事業者である。

概要 種類, 略称 ...
概要 サガテレビ, 英名 ...

略称はSAGA TV/sts(略称については後述)。フジテレビジョンFNNFNS)系列である。

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概要

コールサインはJOSH-DTV(佐賀 44ch)。系列新聞は、ブロック紙西日本新聞地方紙佐賀新聞。主要株主は九州電力テレビ西日本他。

佐賀県唯一の民放テレビ局。隣県の福岡県にあるテレビ西日本に続く、九州では2番目のフジテレビ系フルネット局として開局し、番組編成は開局以来一貫して、フジテレビ系列の番組が中心となっている。また、福岡県のテレビ東京系列局のTVQ九州放送、TBS系列局のRKB毎日放送に次いで福岡、佐賀の民放に於ける独立局アニメのネット局になる事が多い。

同時開局した熊本県テレビ熊本(TKU)や長崎県テレビ長崎(KTN)がクロスネットであったことから、開局当初は両県におけるフジテレビ系列を補完する役割もあった。また福岡県でも、南部の筑後地方を中心にテレビ西日本では差し替えられているフジテレビ系列の番組を見る手段として重宝されている。

フジテレビ系列では唯一、日曜日の競馬中継を放送していない[注 1]

ロゴマークは2015年(平成27年)1月1日に「S A G A T V[注 2] と新しいものに変更されている。この文字はグリッドの集合体により構成され、一つひとつのグリッドには佐賀県内の地域や人々の夢や想いが詰まっている。ブランドカラーは人々や地域の活力で、明るい未来の輝きのSAGAの「サンシャインイエロー」と、力強い意志や存在感で確かな信頼力のTVの「黒」の2色で構成されている。

1969年(昭和44年)の開局から2014年(平成26年)12月末まで使われた、略称のSTSを小文字化した「sts」のロゴはつなぎ文字で、「サガテレビ」の部分は角ゴシックになっていた。現在では社旗(白地にSAGA TVと書かれたバージョンもある)などで使われる程度。

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本社・支社・支局

本社・演奏所
支社・支局

沿革

  • 1967年昭和42年)11月1日 - 「佐賀放送株式会社」として、アナログテレビ放送の予備免許を取得し[2][注 3]、会社を設立する。
  • 1968年(昭和43年) - 「株式会社サガテレビ」に社名変更。
  • 1969年(昭和44年)
    • 4月1日 - 佐賀局(日の隈山)・伊万里局(八幡岳)・唐津局(鏡山)の3局体制で本放送を開始。当初は2階建ての社屋で、スタジオも小さく、ロビーなどを使って放送していた。また現社屋同様、鉄塔に局ロゴを縦に3つに分けた「s」「t」「s」のオレンジの看板が四方に取り付けられていた。
    • 10月1日 - この日発足したFNSに加盟。
  • 1976年(昭和51年) - 本格的なスタジオが落成。
  • 1985年(昭和60年)5月31日 - 音声多重放送開始[3]
  • 1994年平成6年) - 敷地内に建設していた新社屋が完成。旧社屋は解体、跡地は駐車場になった。
  • 1995年(平成7年) - 唐津支局開設。
  • 2006年(平成18年)12月1日 - 佐賀局(九千部山)と伊万里局(八幡岳)で地上デジタル放送開始。
  • 2007年(平成19年)
    • 6月21日 - 佐賀市北部などの受信困難を解消するため、本社内に城内局を開局(日の隈山の代替地デジ中継局として設置)。[要出典]
    • 時期未詳 - 地上デジタル放送でGガイド向けデータの放送を開始。
  • 2011年(平成23年)7月24日 - 地上アナログ放送を終了。
  • 2015年(平成27年)1月1日 - CIを導入し、ロゴマークを「SAGA TV」に変更[注 2]。これに伴い、局舎の看板・ホームページのデザインが変更されている。これにより、stsのロゴは淘汰され、業務用途などのごく一部を除き、STSを使用しなくなった。
  • 2018年(平成30年)3月10日 - 本社ロビーを大幅改装。カフェと地元の作り手の商品をそろえるショップで構成する「JONAI SQUARE」としてオープン[4]
開局時から2014年まで使用された初代ロゴ

ネットワークの移り変わり

  • 1969年(昭和44年)4月1日 - 佐賀県で初の民放テレビ局として開局。九州地区ではテレビ西日本に続くフジテレビ系列では2番目のフルネット局である。
    • 当初はフジテレビを中心としたオープンネットの番組編成にする予定であったが、出資した西日本新聞が産経新聞社と協力関係にあり、テレビ西日本がフジテレビ系列であることもあり、当時の関係者もフジテレビを始め、東海テレビ放送や関西テレビ放送を訪問し、最終的にフジテレビ系列のフルネット局として開局した。
    • 開局から間もない1970年代初頭に、大株主の昭和自動車のオーナーである金子一族が、長崎放送の手引きによりTBS系列へのネットチェンジを画策したが、結果的には実現せず、金子一族はフジテレビとテレビ西日本により経営を追われることになった(昭和自動車とサガテレビの資本関係は継続)[5]。なお、佐賀県はスピルオーバーにより隣県(福岡熊本長崎)の放送局が容易に受信できる地域であるが、TBS系列局はいずれも当時からフルネット局であったのに対し、フジテレビ系列局は当時はテレビ熊本・テレビ長崎が他系列とのクロスネット局であった。
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資本構成

要約
視点

企業・団体は当時の名称。出典:[6][7][8][9]

2021年3月31日

さらに見る 資本金, 発行済株式総数 ...
さらに見る 株主, 株式数 ...

過去の資本構成

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テレビ欄

新聞のテレビ欄では、佐賀新聞および西日本新聞朝日新聞毎日新聞読売新聞の各佐賀県版ではNHK(総合・Eテレ)の次(3番目=フルサイズ)にサガテレビが掲載され、在福民放各局は4番目以降である。

日本経済新聞(日経新聞)と産経新聞は福岡県の放送局を中心とした「準広域版」としての掲載で、サガテレビがハーフサイズとなっている。

新聞各紙およびテレビ情報誌でのテレビ欄上の局名表記は「STS サガテレビ」や「STS サガ」とするものが多かったが、CI導入から1年後の2016年6月1日に「STS」を省いた「サガテレビ」の表記に変更された[注 4]。ただし産経新聞では九州・山口版創刊から「サガテレビ」として表記していた。

佐賀県内のGガイドについて

Gガイドは、本来は各地のTBSテレビ(JNN)系列局がホスト局になっているが、本局は佐賀県唯一の地元民放テレビ局のため、特例扱いとして本局がデジタルGガイドの番組データの配信を行っている[注 5]。配信するデータは原則としてNHK佐賀放送局と本局のものに限定。なお、かつてのアナログGガイドの番組データの配信はTBSテレビ(JNN)系列局のRKB毎日放送[注 6] が対応していた[注 7]

テレビチャンネル

要約
視点

デジタル(コールサイン:JOSH-DTV)

Thumb
フジテレビ系列のリモコンキーID地図

リモコンキーIDは『3』を使用する。

独立局兵庫県域のサンテレビジョンとは、アナログ親局チャンネルが『36』、開局年が1969年(昭和44年)、リモコンキーIDが『3』といずれも同じである。

原則として大多数のフジテレビ系列フルネット局は関西テレビ放送・フジテレビ・沖縄テレビ放送のアナログ親局チャンネルを継承した『8』だが、県内局のリモコンキーIDを隙間なく若い番号に集中させることから『3』となった[10]

フジテレビ系列局のフルネット局でリモコンキーID『8』を使用しない局は当局と中京広域圏東海テレビ(ID『1[注 8]を使用)の2局だけである。ちなみにフジテレビ系列局ではほかにクロスネット局大分県テレビ大分[注 9]は『4[注 10]、フジ・日テレ・テレ朝3系列のクロスネット局である宮崎県テレビ宮崎[注 11]は本局と同じ『3』を使用している。


アナログ時代、佐賀県ではNHK佐賀総合を『3』、NHK佐賀教育を『12』、本局を『6』、テレビ西日本を『9』に設定される世帯、宿泊施設、医療施設、ケーブルテレビ局が多かった。

デジタル放送の親局は、九千部山にある鳥栖アナログ中継局と同じ位置に設定された。親局の物理チャンネルは44chで、一部を除いて各中継局も同一に設定されている。

但し地上デジタル放送が受信できる世帯では、福岡県・長崎県・熊本県・大分県では、地元局(それぞれ、NHK福岡総合、NBC長崎放送、RKK熊本放送、OBS大分放送)が本局と同じ『3』を使用しているため、031・032の後に枝番が付き、『6』・『9』・『10』等の空きポジションに設定される。

本社からのSTLを受信して送信するのは佐賀本社送信所と伊万里基幹中継所のみで、他はこの2局から中継されている(特記以外)。[要出典]

さらに見る 局名, 送信所設置場所 ...

ワンセグ

佐賀インターナショナルバルーンフェスタおよび有田陶器市のイベント会場において期間中、サガテレビ本放送とは別にワンセグ限定で会場内で受信可能なチャンネルを放送したことがある。法的にはエリア放送に該当するが、実質はイベント放送局の範疇に入る。

アナログ(コールサイン:JOSH-TV)

直接受信可能なエリアは、佐賀県全域と福岡県(筑後地方が中心)・長崎県熊本県大分県の一部地域。アナアナ変換により伊万里が37chになった。なお、武雄神六・大和川上・基山園部・基山宮脇・基山城戸・唐津湊・呼子殿ノ浦の各中継局については、stsデジタル中継局の置局予定がなく、2011年(平成23年)7月24日のアナログ波停波を以って運用を終了し、sts中継局は、廃局となった。[要出典]

  • 基幹局のみ記載。2011年(平成23年)7月24日にアナログ放送終了時点のもの。
さらに見る チャンネル, 空中線電力 ...
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マスコットキャラクター

ミランバくん
2006年(平成18年)9月1日からサガテレビのマスコットキャラクター。
かちかちくん
夕方のローカル生番組『かちかちワイド』のマスコットキャラクターで、2006年(平成18年)8月末までは当局のステーションキャラクターとしても使われ、2001年(平成13年)の『27時間テレビ』の対決企画「FNS最強キャラクター大相撲」にも出場した。
佐賀県の県鳥であるカササギをイメージしたイラストで、「かちかち」と鳴く事から、「かちかちくん」と名付けられた。

お天気カメラ

  • サガテレビ本社(HD対応)
    • 放送休止中は本社お天気カメラをフィラーとして流すことにより終夜放送を行っている。
  • つばさ鳥栖(サンコーポラスつばさ屋上)
  • 呼子テレビ中継局(天童岳山頂)
  • 唐津情報カメラ 2022.4.11 -

区域外再放送

福岡県久留米市CRCCメディア区域外再放送をしている(※リモコンキーIDは「10」)。但し、鳥栖市『はっぴとすビジョン』のリモコンキーIDは「3」。同系列のテレビ西日本再放送している。

スタジオ

本社1階にあり、情報番組用セットとニュース用セットが設置され、定時ニュース以外のすべての番組で使用されている。また、報道部内に顔出しブースが設置され、主に定時ニュースで使用されている。

主な放送番組

要約
視点

2024年4月現在。

自社制作番組

報道

  • FNN SAGA TV Live News days(月曜 - 金曜 11:30 - 11:50、土曜・日曜 11:50 - 12:00)[注 12]
  • かちかちLIVE(月曜 - 金曜 15:15 - 19:00)[注 13]
  • FNN・SAGATV Live News イット! (土曜 17:30 - 17:59、日曜 17:30 - 18:00)
  • FNN SAGATVニュース(不定期放送)

情報・ワイドショー

  • かちかちLIVE(月曜 - 金曜 15:15 - 19:00)
  • あいのイチ押し(日曜 17:25 - 17:30)
  • タウンスナップ(不定期放送)

ドラマ

  • ドラマセレクション(月曜 - 金曜 9:50 - 10:50) - フジテレビ系で放送されたドラマの再放送[11]

ミランバくん

  • ミランバくん体操(月曜 - 金曜 4:49 - 4:50、他)

教養・ドキュメンタリー

  • あいのミミよりボイス(金曜 11:20 - 11:25)
  • 佐賀発佐賀行き 時間旅行(月曜 - 金曜 11:25 - 11:30、他毎日放送)[注 14]

バラエティ

  • どぶろっくの一物(土曜 17:59 - 18:30)※Tverでも放送中
  • オラキオスポーツ(土曜 18:30 - 19:00)
  • みんなでサガサンバ!!(火曜 22:54 - 23:00)
  • その他パワーテレビジョン制作バラエティをスポーツ中継の穴埋めなどで放送

スポーツ

フジテレビ系時差ネット番組

※制作局の表記のないものはフジテレビ制作。

他系列番組

テレビ東京系列番組

過去に放送していた番組

自社制作番組

FNS系列制作などの遅れネット番組

※は、番組自体は継続中。

他系列ネット

日本テレビ系列

※制作局の表記のないものは日本テレビ制作。

テレビ朝日系列

※制作局の表記のないものはテレビ朝日制作。

TBS系列

※制作局の表記のないものはTBSテレビ制作。

テレビ東京系列

※制作局の表記のないものはテレビ東京制作。

ほか

その他

アナウンサー

要約
視点

現職

男性

女性

  • 2010年 花田百合奈(4月 - 、地上デジタル放送推進大使)
  • 2018年 森麻衣子(4月 - 、エスプリード所属)
  • 2019年 橋爪和泉(4月 - )
  • 2024年 戸川真夢

過去

男性

  • 1975年
    • 古賀揚参
  • 1976年
    • 松本茂樹( - 2011年7月。編成制作部部長を経て2006年に“現場復帰”し定年退職
  • 1979年
  • 1993年
    • 時里優(ときさと・まさる[15]
  • 1997年
    • 村岡格( - 2014年。2004年 - 2006年は東京支社勤務、他部署異動後の2015年4月に死去)
  • 1999年
  • 2004年
  • 2007年
  • 2012年
    • 廣瀬仁秀( - 2017年)
  • 2013年
  • 大島奨(おおしま・すすむ。2005年10月から約1年半福岡支社勤務)
  • 蒲原正昭(後に編成業務部長となる)
  • 坂本浩樹(『stsザ・ヒューマン』キャスター)
  • 佐藤ただのり(正確にはローカルタレントで、別名「スペース佐藤」。ただし2015年3月までMCとして番組出演の関係から他のアナウンサーと同列に扱われていた)

女性

  • 1980年
    • 内田信子(旧姓:下村。一般職として入社後、翌年の1981年にアナウンサーになった。また、サガテレビでは初めての女性記者などを経て幹部に昇進した。1992年にはFNSアナウンス大賞を受賞した。それ以前から編成・制作などを経験したが、2014年退社した後2018年より旭学園理事長に就任)
  • 1993年
  • 1994年
  • 1997年
  • 1998年
    • 石井理加(現フリーアナウンサー。 - 2006年。退社後は酒井俊幸と入れ替わるかのようにNBCラジオ佐賀の番組に出演)
  • 1999年
  • 2001年
    • 中村なぎさ( - 2015年)- キャスター、MC、記者などを務めた。退社後はフリーになり、現在はナレーターとしてパインズ所属。入社4年目に『めざましテレビ』リポーターも務めた。
  • 2002年
  • 2006年
    • 井手美智留(いで・みちる。3月入社、 - 2007年4月。当時はエントリーサービスプロモーションからの派遣。『stsスーパーニュース』キャスター)
  • 2007年
  • 2009年
  • 2010年
    • 迫田佳那(1月入社、 - 2012年。エントリーサービスプロモーションからの派遣、2012年12月にリストから削除)
  • 2011年
  • 2012年
  • 2013年
    • 石原早紀(契約職、4月入社)
  • 2015年
  • 2016年
  • 2017年
    • 堀江舞(4月入社、- 2021年)現在はフリーアナウンサー
  • 2018年
    • 野上麗(4月入社、オフィス・ミラソール所属)
  • 2019年
    • 中俣理子(4月入社、- 2024年3月)
  • 荒尾千春(フリーアナウンサー。テレビ熊本アナウンサーを経て、テレビ『めざましテレビ』リポーターなどを務めた。現在は京都で企業を対象にスピーチトレーニングを行う企業を経営)
  • 鳥井智子(とりい・ともこ。当時からフリーアナウンサー。『さがっ子よーいどん』の司会などを務めた。今も佐賀県内で活動中)
  • 原野淳子(長崎文化放送テレビ長崎に移籍後長崎でフリーアナウンサー)
  • 広橋奈美(現在テレビディレクター)
  • 松永優子

脚注

関連項目

外部リンク

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