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るろうに剣心 (ミュージカル)

日本のミュージカル ウィキペディアから

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るろうに剣心』(るろうにけんしん)は、日本のミュージカル作品。正式タイトルは、『浪漫活劇(アクションロマネスク)るろうに剣心」』。

和月伸宏による漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の、初の舞台化作品である。脚本・演出担当は小池修一郎。2016年初演。

概要

2016年2月から5月、宝塚歌劇団雪組で初演。主役の緋村剣心を当時のトップスター早霧せいなが務めた。

東京に現れた剣心が神谷薫と出会い、幕末からの因縁にアヘンの密造が絡む騒動に巻き込まれる中で、市井の人々のささやかな幸せを護る剣の道を探しながら「人斬り抜刀斎」であった過去の自分と決別しようと葛藤する姿を中心に描いた物語。原作で「東京編」と称されるエピソードより抜粋構成した内容を主軸とする。

小池修一郎の案により架空の新選組隊士である加納惣三郎が登場[1]明治維新を挟み剣心と対峙するオリジナルキャラクターとして描かれた。

2018年10月11日から11月7日、松竹梅田芸術劇場の共同主催・製作により、前年に宝塚を退団した早霧が再び剣心に扮した同名作品が上演された。

2022年5月17日から6月24日にはIHIステージアラウンド東京において「京都編」が公演された。当初は2020年11月から12月の公演予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、全公演中止となることが同年8月28日に発表されていた[2]

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あらすじ

宝塚歌劇団での上演

要約
視点

2016年2月5日から3月14日に宝塚大劇場(新人公演は2月23日)、同年4月1日から5月8日に東京宝塚劇場(新人公演は4月14日)で、雪組により上演。

2015年10月20日に行われた制作発表会では原作者の和月伸宏とアニメ版の剣心の担当声優である元月組トップスターの涼風真世がスペシャルゲストとして登場、初日公演も観劇した[3][4]

劇場内レストランでは公演期間中の特別メニューとして、原作にある「赤べこの牛鍋」を提供した[3]

主な配役

松竹での上演

2018年10月11日から11月7日まで新橋演舞場、同年11月15日から24日まで大阪松竹座で上演。

宝塚版から小池修一郎以下多くのスタッフを引き継ぎ、主な改変は殺陣の難度と量の増強という条件下で、主演の早霧せいなは自身以外一新されたキャストの中男優に混じり男性役を演じるという異色の挑戦となった[6]

配役(松竹)

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IHIステージアラウンド東京での上演

2020年11月3日から12月15日までIHIステージアラウンド東京で上演される予定であったが、前述のとおり中止となった。それから1年半後、2022年5月17日から6月24日までIHIステージアラウンド東京で上演された。

配役(IHIステージアラウンド東京)

スタッフ

  • 松竹版
    • 原作:和月伸宏[10]
    • 脚本・演出:小池修一郎[10]
    • 音楽監督:太田健[10]
    • 作曲・編曲:太田健[10]・青木朝子[10]
    • 美術:松井るみ[10]
    • 照明:笠原俊幸[10]
    • 音響:大坪正仁[10]
    • 振付:桜木涼介[10]・本山新之助[10]・謝珠栄[10]
    • 殺陣:栗原直樹[10]六本木康弘[10]
    • 立師:市川猿四郎[10]
    • 衣裳:半田悦子[10]
    • ヘアメイク:宮内宏明[10]
    • 映像:奥秀太郎[10]
    • サウンドプログラマー:上田秀夫[10]
    • 歌唱指導:山川高風[10]・満田恵子[10]
    • 音楽監督補:太田裕子[10]
    • 稽古ピアノ:中野裕子[10]
    • 演出助手:坂本聖子[10]・伊達紀行[10]
    • 舞台監督:二瓶剛雄[10]
    • 主催・製作:松竹[10]梅田芸術劇場[10]
    • 企画:梅田芸術劇場[10]
    • 協力:宝塚歌劇団[10]
  • IHIステージアラウンド東京版
    • 原作:和月伸宏
    • 脚本・演出:小池修一郎
    • 音楽:太田健・和田俊輔
    • 振付:桜木涼介、本山新之助、Avecoo
    • アクション監督:栗田政明
    • エクストリームマーシャルアーツ:神戸豊
    • 美術:松井るみ
    • 照明:吉田一統
    • 音響:山本浩一
    • 映像:溝上水緒
    • 衣裳:半田悦子
    • ヘアメイク:宮内宏明
    • 歌唱指導:堂ノ脇恭子、板垣辰治
    • 演出助手:長町多寿子、加藤由紀子
    • 舞台監督:倉科史典、今野健一
    • 宣伝美術:羽尾万里子
    • 宣伝写真:LESLIE KEE
    • 主催:TBS、梅田芸術劇場、ディスクガレージ、ローソンエンタテインメント、電通
    • 特別協賛:くら寿司
    • 企画:梅田芸術劇場、TBS
    • 制作:TBS、梅田芸術劇場
    • 協力:宝塚歌劇団
    • 後援:TBSラジオ
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脚注

外部リンク

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