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アイドル歌会
アイドルが短歌を発表し合うイベント(歌会) ウィキペディアから
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アイドル歌会(アイドルうたかい)は、アイドルが短歌を発表し合うイベント(歌会)。短歌研究社が主催し、司会を吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー、兼 選者)、選者を俵万智(歌人)、笹公人(歌人)、國兼秀二(短歌研究 編集⻑)が務める。月刊誌「短歌研究」創刊90周年を記念して2021年7月6日(サラダ記念日)に第1回が開催され[1]、2023年3月に第10回を迎えた[2]。
概要
アイドルが短歌を発表し合う歌会イベント。会場は主にMixalive TOKYO(Theater Mixa / Hall Mixa)。公式Twitter/Xアカウントがある[3]。
「アイドル歌会」は第1部「歌会」と第2部「付け句大会」の二部構成となっている[4]。第1部は由緒正しき「歌会」の作用に則り、アイドルが自作の短歌を持ち寄り、作者の名前を伏せて、短歌の解釈・鑑賞をして、良いと思った短歌に投票をする。第2部は「念力付け句大会」と題して、アイドルが作った上の句(五・七・五)にファンたちが下の句(七・七)を付ける「付け句」の大会である[5]。アイドルが作った下の句(七・七)に、ファンが上の句(五・七・五)を付ける場合もある。
日向坂46の元メンバーで小説家の宮田愛萌が出演することもある。宮田は短歌研究社の「短歌研究」にも寄稿しており、2023年5月のアイドル歌会には「研究員(短歌研究員)」という立場で参加した[6][7][8]。
テキスト『NHK短歌』2022年7月号に司会の吉田尚記がアイドル歌会に関連したコラムを寄せた[9]。
2022年9月12日にはアイドル歌会 初の歌集『アイドル歌会 公式歌集1』を発売した。
2023年2月27日放送のNHK総合「プロフェッショナル 仕事の流儀」俵万智の回でアイドル歌会が取材され、参加アイドルの鹿目凛がインタビューに答えた[10]。また、2023年5月26日放送のNHK総合「あさイチ」のプレミアムトークに俵万智が出演し、アイドル歌会が紹介された[11]。日本経済新聞で取り上げられたこともある[12]。
2021年12月28日にはデザイナー北山友之によるデザインTシャツが登場。当日より一定期間予約による販売が行われた[13]。
2025年8月10日、若山牧水生誕140年記念 特別企画「牧水・短歌甲子園×アイドル歌会」として、牧水・短歌甲子園とのコラボイベントを宮崎県日向市にて開催する。
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開催一覧
要約
視点
司会は吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー、兼 選者)、選者は俵万智(歌人)、笹公人(歌人)、國兼秀二(短歌研究 編集⻑)。参加アイドルは各回ごとに異なる。会場は主にミクサライブ東京(シアターミクサ)。
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書籍
2022年9月12日にアイドル歌会初の歌集『アイドル歌会 公式歌集1』が講談社から発売された[22]。
- ISBN 978-4065286418
- 著者:俵万智 / 笹公人 / 吉田尚記
- 収録された短歌の作者:江嶋綾恵梨(26時のマスカレイド) / 大場花菜(=LOVE) / 鹿目凛(でんぱ組.inc) / 巫まろ(ZOC) / 吉川友 / 駄好乙(鶯籠) / 寺嶋由芙 / 十束おとは(フィロソフィーのダンス) / 豊田萌絵 / なでしこ(ヤなことそっとミュート) / 播磨かな / 宮田愛萌(日向坂46) / 真山りか(私立恵比寿中学) / 律月ひかる(いぎなり東北産)
- 特別収録されたTIF出張版で発表の短歌の作者:江嶋綾恵梨(26時のマスカレイド) / 大場はるか(ナナランド) / 髙木悠未(LinQ) / 寺嶋由芙 / 村上まなつ(DIALOGUE+)
- カバーイラスト: 鹿目凛(でんぱ組.inc、ぺろりん先生)[23]
出典
関連項目
外部リンク
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