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キッセイ薬品工業

日本の長野県松本市にある医薬品メーカー ウィキペディアから

キッセイ薬品工業
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キッセイ薬品工業株式会社(キッセイやくひんこうぎょう)は、長野県松本市芳野に本社を置く医薬品メーカーである。

概要 種類, 機関設計 ...
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本社正面
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東京本社(2011年4月16日)
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概要

1946年(昭和21年)8月9日株式会社 橘生化学研究所(たちばな せいかがくけんきゅうじょ)として創業。 重点領域を泌尿器、腎・透析領域およびアンメットメディカルニーズとし、医療機関向け医薬品を主とする製薬メーカーである。

キャッチフレーズは『明日の健康を見つめる キッセイ薬品』で、テレビCMなどに使用されている。

なお近年では、ヘルスケア事業部を中心に、たんぱく質を調整した炊飯用・無洗米 「キッセイゆめシリーズ」を発売し、介護・高齢者を対象とした治療用特殊食品事業にも参入している。

沿革

  • 1946年(昭和21年) - 株式会社橘生化学研究所創設。
  • 1947年(昭和22年) - 橘生薬品工業(きっせいやくひんこうぎょう)株式会社と改称。
  • 1964年(昭和39年) - キッセイ薬品工業株式会社と改称。
  • 1969年(昭和44年) - 中央研究所(松本市)完成。
  • 1969年(昭和44年) - 中央研究所建設(松本市)。
  • 1973年(昭和48年) - 中央研究所増設(松本市)。
  • 1980年(昭和55年) - 製剤工場建設。
  • 1985年(昭和60年) - キッセイコムテック株式会社設立。第二研究所建設。
  • 1986年(昭和61年) - 製剤工場増設。
  • 1988年(昭和63年) - 東京証券取引所第2部に上場。
  • 1990年(平成2年) - 食品事業室開設。中央研究所竣工(安曇野市)・移転。
  • 1991年(平成3年) - 東京証券取引所第1部に上場。キッセイ情報センター竣工。
  • 1992年(平成4年) - 名古屋支店自社ビル竣工。
  • 1993年(平成5年) - 松本工場第三製剤棟竣工。
  • 1994年(平成6年) - 塩尻工場竣工。
  • 1995年(平成7年) - 東京本社(日本橋)開設。仙台支店自社ビル竣工。第一品質管理棟竣工。
  • 1996年(平成8年) - 創立50周年。「キッセイ薬品50年史」発行。製剤研究所竣工。
  • 1997年(平成9年) - 東京本社(小石川)開設。米国キッセイ株式会社設立。札幌支店自社ビル竣工。
  • 1999年(平成11年) - 第二研究所増設。環境基本方針制定。
  • 2001年(平成13年) - ヘルスケア事業センター竣工。
  • 2004年(平成16年) - キッセイアメリカ株式会社(Kissei America, Inc.)設立。
  • 2007年(平成19年) - 上越化学研究所完成。中央研究所増設。
  • 2010年(平成22年) - 本社本部棟完成。
  • 2013年(平成25年) - 第二研究所増設。
  • 2016年(平成28年) - 創立70周年。
  • 2025年(令和7年) - 日本橋オフィスの機能を小石川オフィスへ移し、東京本社を集約
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事業内容

主要商品

  • ピートル(高リン血症治療薬)
  • ドメナン(気管支ぜんそく治療薬)
  • リザベン(アレルギー性疾患治療薬、点眼:アレルギー性結膜炎治療薬)
  • グルファスト糖尿病治療薬
  • グルベス(糖尿病治療薬)
  • ユリーフ(前立腺肥大症に伴う排尿障害の改善)
  • ベザトール(高脂血症治療薬)
  • ウテメリン注・錠(切迫早・流産治療薬)
  • サラジェン錠(口腔乾燥症状改善薬)

事業所

  • 本社(長野県松本市)
  • 東京本社(東京都文京区小石川
  • 中央研究所、製剤研究所(長野県安曇野市
  • 第2研究所(長野県安曇野市)
  • 上越化学研究所(新潟県上越市
  • 松本工場(長野県松本市)
  • 塩尻工場(長野県塩尻市
  • ヘルスケア事業センター(長野県塩尻市)

広告・宣伝活動

要約
視点

キッセイ薬品における宣伝活動は企業広告が中心で、特にテレビCMに関してはテレビ朝日系列などで番組提供をしており、それらの番組でCMを見ることができる。

テレビ

企業CM

キッセイ薬品の企業スポットCMの統一テーマは「健康」であるが、主に自然をテーマにしたCMが多く制作されている。

CMの最後には「明日の健康を見つめる キッセイ薬品」のロゴグラフィックが表示され、女性の歌声で「♪キッセイ、薬品♪」のサウンドロゴとともに締める。

放映されるCMは複数のバージョンが制作されており、各30秒でバージョンごとに一部映像が異なる。なお、2007年(平成19年)制作の『清流篇』以降はハイビジョン制作となっている。

CMは現在放映中のものに限り、ホームページ でも見ることができる。

主な提供番組

このほか、テレビ朝日系列及びBS朝日で放送されるスポーツ中継、特別番組(一部番組を除く)にて提供することもある。
過去の提供番組

など

キッセイスペシャル

キッセイスペシャルKissei Special)は、長野朝日放送(abn)が数年おきに制作・放送しているドキュメンタリー特別番組。1994年(平成6年)から制作、長野県の自然や文化をテーマに制作。テレビ朝日系列全国ネット、もしくは長野県ローカルで放送されている。2011年(平成23年)の放送で6回目となる。

第4回(2006年(平成18年))よりハイビジョン(HDTV)による制作となっている。

第1回「水と大地のシンフォニー」
第2回「風の谷の子どもたち 信州 いのちの四季」
第3回「サイエンスメルヘン 最後の桃源郷フンザ
第4回「ふしぎの森の冒険 母子グマ 愛と感動物語」[2]
第5回「日本のふるさと信州 4つの小さな物語」[3]
第6回「安曇野わんぱく日和 〜槍ヶ岳に挑む・湧水に遊ぶ・田園列車の旅〜」[4]
  • 放送日時:2011年(平成23年)5月29日、14:00 - 15:25(サンデープレゼント枠)※生放送
  • 司会:地井武男乙葉
  • 出演:中本賢、華恵(エッセイスト)、海野和男(昆虫写真家)
  • リポーター:松坂彰久草田敏彦藤井学冨岡美希平沢幸子(以上、abnアナウンサー)
    長野朝日放送開局20周年記念特別番組として放送された。また今回の放送における表記はキッセイ薬品スペシャルとなった。
    司会には、当時テレ朝の人気番組だった『ちい散歩』(abnにもネット)の散歩人で人気を博した地井が抜擢された。
    またこの年のデジタル完全移行に伴い、終了を2か月後に控えたアナログ放送NTSC)ではレターボックスサイズによる放送となった。
    さらに、地井がテレビ生放送で司会をした、事実上最後の番組ともなった(翌2012年6月に70歳で死去)。

イベント・文化事業

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社会貢献

関連人物

関係会社

地名の特記事項がないものは長野県松本市に本社を置く。

脚注

関連項目

外部リンク

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