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安曇野市

長野県の市 ウィキペディアから

安曇野市map
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安曇野市(あづみのし)は、長野県中部(中信地方)にある

概要 あづみのし 安曇野市, 国 ...
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概要

地名

名称について

旧5町村域を包括する広域名称である安曇野を市名に採用したものであるが、安曇野が指し示す範囲としては明確に画定された線引きは無い。一般に、当市のほか池田町松川村大町市南部(旧常盤村、旧社村)、松本市の梓川地区(旧梓川村)なども含まれるとするのが有力な説である。
また振り仮名は「あづみの」であり、英称はAZUMINOと表記する。振り仮名を「あづみの」「あずみの」いずれにするかは合併協議会において議論がなされた。南安曇郡誌などでは「アズミ」は海人津見(アマツミ)の転じたものであるとされているため、あづみのが採用された[1]

地理

要約
視点
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穂高川とその奥に見えるのが一般ゴミ処理施設穂高クリーンセンター

位置

安曇野市は長野県中央部に広がる松本盆地の北西部、梓川烏川黒沢川中房川などによる複合扇状地上に位置し、全体的に清流に恵まれた地域である。扇端部には豊富な湧水がありワサビの栽培が盛んであり、日本最大規模のわさび園である大王わさび農場を市内に持つ。

市街地域の大部分を占める扇央部は河川の地表流量が減少するため、かつては耕作に不向きであったものの、拾ヶ堰をはじめとしたこの地域で(せぎ)と呼ばれる多くの用水路が開発され、地域全体が現在のような水田地帯となった。標高は、穂高駅安曇野市役所で共に540m。

市の人口は9万5000人を超えており、長野県内では長野市松本市上田市佐久市に次ぐ第5位の都市規模となっている。

地形

山岳

主な山
西側(北アルプス
東側(安曇野ひがし山[2]

河川

主な川
堰・用水路

地域

地区

人口

  • DID人口比は9.1%(2015年国勢調査)。
  • 平成の大合併で新たに誕生した市のうち、既存の市を含まず郡部(町村)のみで新設された市としては日本最大の人口を誇る。
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安曇野市と全国の年齢別人口分布(2005年) 安曇野市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 安曇野市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
安曇野市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 65,690人
1975年(昭和50年) 69,656人
1980年(昭和55年) 75,209人
1985年(昭和60年) 79,607人
1990年(平成2年) 83,154人
1995年(平成7年) 88,231人
2000年(平成12年) 92,864人
2005年(平成17年) 96,266人
2010年(平成22年) 96,479人
2015年(平成27年) 95,282人
2020年(令和2年) 94,222人
総務省統計局 国勢調査より

隣接自治体

長野県の旗長野県
北西: 大町市 北: 北安曇郡池田町松川村東筑摩郡生坂村 北東: 東筑摩郡筑北村
西〜南西:
松本市
安曇野市 東: 松本市
南: 松本市 南東: 松本市
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気候

要約
視点

寒暖の差が大きく気温の年較差、日較差が大きい顕著な大陸性気候である。

さらに見る 安曇野市穂高(1991-2020)の気候, 月 ...
概要 安曇野市穂高, 雨温図(説明) ...
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歴史

要約
視点

現代

平成時代

市域の変遷

安曇野市の市域の変遷

現在の安曇野市の市域は筑摩郡の北部のごく一部、安曇郡の中南部にあたる。明治12年(1879年1月4日郡区町村編制法施行時に筑摩郡は東筑摩郡、安曇郡は南安曇郡の大部分および北安曇郡の一部となった。安曇野市発足前については各郡および各町村の項目を参照されたい。

さらに見る 旧所属郡, 明治以前 ...
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行政

市長

さらに見る 代, 氏名 ...

役所

議会

市議会

県議会

  • 選挙区:安曇野市選挙区
  • 定数:2人
  • 任期:2019年4月30日 - 2023年4月29日
さらに見る 候補者名, 当落 ...

衆議院

さらに見る 当落, 候補者名 ...
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出先機関・施設

国家機関

国土交通省

法務省

農林水産省

県政機関

施設

警察

本部
交番
  • 豊科交番(豊科南穂高)
  • 三郷交番(三郷温)
  • 穂高交番(穂高)
  • 明科交番(明科中川手)
駐在所
  • 堀金駐在所(堀金烏川)

消防

消防本部
消防署

医療・福祉

主な病院

郵便局

主な郵便局
  • 明科郵便局
  • 有明郵便局
  • 小倉郵便局
  • 烏川郵便局
  • 北穂高郵便局
  • 高家郵便局
  • 田沢郵便局
  • 楡郵便局
  • 柏矢郵便局
  • 三郷郵便局
  • 三田郵便局
  • 温郵便局
簡易郵便局
  • 木戸簡易郵便局
  • 立石簡易郵便局
  • 中萱簡易郵便局
  • 中川手簡易郵便局
  • 中堀簡易郵便局
  • 東川手簡易郵便局
  • 踏入簡易郵便局
  • 穂高神田町簡易郵便局
  • 吉野簡易郵便局
  • 陸郷簡易郵便局

文化施設

図書館

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中央図書館(穂高交流学習センターみらい)
  • 安曇野市図書館
    • 中央図書館 - 穂高交流学習センター「みらい」内
    • 豊科図書館 - 豊科交流学習センター「きぼう」内
    • 三郷図書館 - 三郷交流学習センター「ゆりのき」内
    • 堀金図書館 - 堀金複合施設内
    • 明科図書館 - 子どもと大人の交流学習施設「ひまわり」内
  • 安曇野市文書館

美術館

博物館

運動施設

  • 安曇野市総合体育館
  • 豊科南社会体育館
  • 豊科武道館
  • 豊科弓道場
  • 市営県民豊科運動広場
  • 豊科屋内ゲートボール場
  • 豊科勤労者総合スポーツ施設
  • 安曇野市穂高総合体育館
  • 安曇野市牧体育館
  • 市営西穂高運動場
  • 市営有明運動場
  • 市営北穂高運動場
  • 市営牧運動場
  • 三郷体育館
  • 三郷競技場
  • 市営堀金総合運動場
  • 堀金総合体育館
  • 堀金多目的屋内運動場
  • 明科体育館
  • 市営明科農村広場
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対外関係

要約
視点

姉妹都市・提携都市

国内

安曇野市ウェブサイトによれば、国内友好・交流都市は以下の7つ[4]。うち6つは旧町村による提携を引き継いだもので、2005年の安曇野市発足以後、改めて安曇野市としての協定が結ばれている。

旧堀金村との間で、1993年より地域間交流開始[5]
旧三郷村と三郷市が、同じ自治体名の縁から交流を開始[7]。のち奈良県三郷町も加え「三郷友好都市交流推進協議会」を組織し交流[7]
旧穂高町江戸川区民健康施設「穂高荘」(1976年開設)の用地として小学校跡地を江戸川区に譲渡したことから交流が始まる[9]
旧豊科町が1983年より交流を開始[11](武蔵野市ウェブサイトでは交流が1987年から始まったとしている[12])。当時の武蔵野市関係者が豊科町出身であった縁[11]。武蔵野市とその友好都市によって構成される「武蔵野市交流市町村協議会」(1991年発足、通称「武蔵野サミット」)にも参加している。
旧堀金村における住民同士の交流から発展[13]。青少年の相互派遣事業(海と山のこどもたちの交流会)などを行う[13]。安曇野市役所の銘板は、真鶴町から贈られた本小松石である[14]
旧三郷村が、同じ自治体名の縁から交流を開始[15]。埼玉県三郷市とともに「三郷友好都市交流推進協議会」を組織し交流[15]
1989年より旧穂高町が交流を開始[17]。現在の福岡市東部にあたる阿曇郷をルーツとする古代安曇族を縁とする[17]

海外

安曇野市ウェブサイトによれば、国際交流先は以下の2つ[18]

クラムザッハはガラス工芸で知られる都市で、国立のガラス専門学校がある[19]。豊科町が「あづみ野ガラス工房」を開設するに際して(1985年開設)、クラムザッハのガラス専門学校と交流が生まれ[19][20]、自治体同士の姉妹都市関係に発展した[19][20]
旧三郷村が国際交流先を探していたところ、遼寧省の三郷鎮を紹介され(なお、これ以前の1988年に三郷中学校と遼寧省海城市の海城第二中学校が友好姉妹校提携を結んでいた)、同名の縁で友好村郷提携を締結[21]。安曇野市となって以降は民間交流の形で継続[21]
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経済

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宮城第一水力発電所

第一次産業

農業

漁業

犀川にある長野県水産試験場では、信州サーモン(ニジマスとブラウントラウトを交配した新種)の開発を試みている。

第二次産業

工業

拠点を置く製造業

第三次産業

商業

主な大型商業施設
主なスーパーマーケット
主な家電量販店
主なホームセンター・家具店
主なスポーツ用品店
拠点を置く物流業

金融機関

銀行
協同組織金融機関

情報・生活

マスメディア

新聞社

放送局

ライフライン

電力

犀川および支流の烏川・中房川には中部電力パワーグリッド水力発電所がある。中でも1904年明治37年)に運転を開始した宮城第一水力発電所では、当時設置した機器がなお現役で稼働している。かつては明科に火力発電所も存在した。

一般加入電話

教育

高等学校

県立
私立

中学校

市立

小学校

市立

交通

要約
視点
Thumb
穂高駅

鉄道

東日本旅客鉄道(JR東日本)

バス

高速バス
新・公共交通システム「あづみん」
日中のデマンド交通を中心に、朝・夕方の定時定路線を組み合わせたもの。毎日運行(12月29日 - 1月3日を除く)、定時定路線は土曜・日曜・祝日も運休する。[23][24]
デマンド交通[25]
運行時間は8時0分から17時0分頃まで。運行間隔は1 - 2便/時。利用する際はあづみん受付センターに電話予約を行う(事前に利用者登録が必要)。
安曇野市では町村合併してからも豊科町と明科町が運営してきた路線バスを引き続き運行してきたが、これらを2007年(平成19年)9月8日より休止としデマンドバスに移行した。同日、明科地域で運行されてきた潮沢線を明科スクールバス兼定時定路線(現在廃止)に改称し犀川線は穂高駅方面にルート変更し穂高明科定時定路線に改称、豊科地域で田沢駅と豊科駅方面を結ぶ路線バスの運行を開始した。
旧町村の境界を基礎とした5つの運行エリアに区切られているため原則隣のエリアを跨いだりすることはできない。
デマンドバスの特性上、原則停留所が存在しないが、イオン豊科店・安曇野赤十字病院・西友豊科店・豊科近代美術館・豊科交流学習センターきぼう・ザ・ビック穂高店・穂高交流学習センターみらい・ベイシアあづみの堀金店・ショッピングセンター・エルサあづみ野といった出入り口が多い施設に目印としてバス停留所が設置されている。
豊科と穂高に共通乗合エリアがあり、豊科共通乗合エリアは豊科エリア以外の4エリアにも相互利用可能で、穂高共通乗合エリアは明科エリアと豊科エリアのみ利用可能。
境界を越えた場所にある医療機関を利用できるよう1回600円で飛び地利用可能となっていた。
2022年11月1日から医療機関がある豊科エリアと三郷エリアおよび堀金エリアと穂高エリアの各隣接地域が互いに重複するように変更され、1回300円のまま乗り換えることなく直接利用できるようになった。
2022年11月1日よりのるーと導入。並びに土曜日の試行運行を開始。2024年4月1日より12月29日 - 1月3日を除く毎日運行開始。
さらに明科エリアにスイス村やビレッジ安曇野、穂高エリアに国営アルプスあづみの公園中央口とビレッジ安曇野付近へ隣接エリアに重複するように編入した。ただし他エリアはこれまでどおり。2023年7月29日から10月31日まで土日祝も試行運行したが以降も継続している。
穂高駅・明科駅路線(平日の朝・夕方のみ)[26]
定時定路線専用駐車場 - 穂高駅前 - 穂高病院前 - 高橋節郎記念美術館口 - 押野 - 塔ノ原 - 明科駅 - 明科高校
豊科駅・田沢駅路線(平日の朝・夕方のみ)[27]
豊科中央公園西 - 豊科駅前 - 安曇野赤十字病院前 - スワンガーデン前 - 安曇野インター東 - 田沢駅
福祉バス[28]
穂高地域福祉センター行き、三郷福祉センター行き、堀金福祉センター行きの3路線。
乗合タクシー
上田線[29][30]
運行会社はあづみ野第一交通バイタル安曇観光タクシー南安タクシーの4社。安曇野市内4箇所(穂高駅・新田北・豊科駅・あづみの産業団地)の停留所から発着するバス路線だった。要予約制なので予約がない場合は運休していた。新幹線停車駅の上田駅と安曇野を最短距離で結ぶため安曇野市内 - 上田駅(上田市)間往復であったが、利用が低迷し2018年3月31日をもって廃止。貸切料金タクシーで同年6月に運行再開。
三股線
7月19日から10月14日まで土曜日曜祝日を中心に実証運行。運行は南安タクシー。市内には安曇野の里、JR穂高駅、しゃくなげの湯東駐車場、ほりで〜ゆ四季の里駐車場、三股第一駐車場に停車する。完全予約制であり予約がない場合は運休する。
その他市内を運行・通過する路線バス
かつて運行されていた路線バスなど
白坂口 - 中田橋 - 李口 - 峰方授産所前 - 松庄入口 - 竹の花 - 花見橋 - 離山 - 小日向口 - 山中 - 沢六 - 天白 - 学校前 - 山十前 - 潮 - 明科高校口 - 会田口 - 明科駅
タクシー

タクシーの営業区域北アルプスあづみの交通圏で、大町市北安曇郡東筑摩郡北部などと同じエリアとなっている。

道路

高速道路
地域高規格道路
  • 松本糸魚川連絡道路(計画中)
    • 市内では長野自動車道に安曇野北インターチェンジを新設し分岐したのち犀川右岸沿いに通って明科で対岸へ渡り高瀬川右岸堤防道路に接続する。起点は松本市となっているが松本インターチェンジ - 安曇野北インターチェンジ間は長野自動車道に重複となる。
国道
主要地方道
一般県道
農道
道の駅

ナンバープレート

安曇野ナンバー

2025年5月7日以降、北安曇郡池田町松川村東筑摩郡生坂村とともに、ご当地ナンバーである安曇野ナンバーが割り当てられている。

観光

名所・旧跡

城郭・屋敷

神社

寺院

観光スポット

温泉

文化・名物

文化財

  • 国指定及び登録文化財
  • 長野県指定文化財
  • 安曇野市指定文化財

その他

祭事・催事

出身関連著名人

出身著名人

軍人・政治家・実業家

学者

文化人

スポーツ選手

芸能・報道

その他

作品

ドラマ

ギャラリー

脚注

関連項目

外部リンク

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