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クリストファー・ウォーケン
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クリストファー・ウォーケン(Christopher Walken、1943年3月31日 - )は、アメリカ合衆国の俳優。
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プロフィール
要約
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生い立ち
本名はロナルド・ウォーケン(Ronald Walken)。ニューヨーク・クイーンズ区アストリアにて、ドイツ生まれの父親とスコットランド生まれの母親の間に、3人兄弟の次男として生まれる[1][2]。父親はベーカリーを経営していた[3][4]。15歳ぐらいの時、サーカスのライオンの調教師として働いていた。
子役
幼い頃からダンスや演技を学び、兄弟と共にテレビ番組などにも子役として出演していた[4]。Hofstra Universityで学ぶが卒業はしなかった[5]。映画デビュー以前も舞台作品において数々の賞を受賞している。
アカデミー賞俳優
1978年にベトナム戦争を題材にした『ディア・ハンター』で戦争で精神に障害を負い、夜のサイゴンでロシアン・ルーレットに傾倒する青年ニックを演じ、その鬼気迫る演技でアカデミー助演男優賞を受賞したほか[6]、2002年に公開された『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』でも、主人公の父親役を演じてアカデミー助演男優賞にノミネートされた。
1985年の『007 美しき獲物たち』には、シリコンバレーを壊滅させ、マイクロチップ市場の独占を企てるマックス・ゾリン役で出演。007シリーズの悪役としては、初のアカデミー賞受賞歴のある俳優であった。
1991年に出演した『キング・オブ・ニューヨーク』のプロモーションで来日した際には、タモリ司会の『森田一義アワー 笑っていいとも!』に出演した。
ウォーケンとカウベル
ウォーケンはアメリカでは「Patron Saint of the Cowbell」(カウベルの守護聖人)の異名を持つ。これは2000年に出演した『サタデー・ナイト・ライブ』において、カウベルに固執するレコードプロデューサーを演じるスケッチがあったためである(Wikipedia英語版記事「More cowbell」も参照)。
このスケッチは半世紀に及ぶ番組の歴史上屈指の人気を誇り(「ローリングストーン誌が選ぶSNLのスケッチ」で第9位など)、ウィル・フェレルが「『私はカウベルの人と思われている。舞台のカーテンコールでカウベルを渡されたこともある。』と後年ウォーケンが自分にボヤいた。」というエピソードをザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロンで披露している(フェレルとファロンは共にこのスケッチの出演者であり、カウベルを鳴らす男を演じたのはフェレルであった。)。現在では「more cowbell 」が「その人や物を際立たせる(過剰な)ひと味違う要素」の意味を持つイディオムとして辞書に掲載される[7]ほどに定着している。
舞台俳優
舞台のミュージカル俳優出身であるため、多くの出演作品の中で多かれ少なかれ踊っている。2001年にはスパイク・ジョーンズが製作したファットボーイ・スリムの「Weapon Of Choice」のPVに出演し、ホテルの中をスーツ姿で曲中ひたすら踊り続ける姿が話題になった。近年ではミュージカル映画『ヘアスプレー』で主人公の父親役として歌とダンスを披露している。
2010年には、ブロードウェイで久しぶりの舞台出演を行い、マーティン・マクドナー作『スポケーンの左手』に、カーマイケル役で出演してトニー賞候補となった[8]。
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私生活
- 大の猫好きでもあり、『KISS Guide to Cat Care』という猫の飼い方に関するハウツー本に序文を寄せたこともある。
出演作品
映画
テレビ
テレビゲーム
ミュージックビデオ
- マドンナ「バッド・ガール(Bad Girl)」(1993年)
- ファットボーイ・スリム 「Weapon of Choice」(2001年)2001年MTVビデオ・ミュージック・アワード 6部門受賞[10]、第44回グラミー賞 最優秀ミュージック・ビデオ(短編)受賞
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日本語吹き替え
主に担当しているのは、以下の人物である。
- 野沢那智
- 『戦争の犬たち』で初担当。以降、ウォーケンの専属(フィックス)として活躍した[11]。
- 有本欽隆
- 『ラストマン・スタンディング』で初担当。2000年代に入ってからは、専属に近い形で担当した。
- 小川真司
- 『バットマン リターンズ』(ソフト版)で初担当。中期の作品を野沢らと共に多く担当。
- 立川三貴
- 『ジャージー・ボーイズ』で初担当。老年期に入ってからの作品を数多く担当。
このほかにも、菅生隆之、大塚芳忠、谷口節、土師孝也、池田秀一、金尾哲夫、水野龍司、江原正士なども複数回、声を当てている。
主な受賞歴
- アカデミー助演男優賞:1978年(『ディア・ハンター』)
- 英国アカデミー賞 助演男優賞:2002年(『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』)
出典
外部リンク
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