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サッカーフランス女子代表
フランスの女子サッカーナショナルチーム ウィキペディアから
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サッカーフランス女子代表(サッカーフランスじょしだいひょう)は、フランスサッカー連盟(FFF)による女子サッカーのナショナルチーム。愛称のレ・ブルー(Les Bleues)は男子代表のLes Bleus(レ・ブルー)の女性形で、綴り方が若干異なるが同じ読みになる。
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概要
要約
視点
1971年4月17日に行われたオランダ戦は国際サッカー連盟(FIFA)が初めて公認した女子代表の国際試合とされ、FIFA女子ランキングではこの試合以降を集計の対象としている。
FIFA女子ランキングでは常にトップ10下位に位置して入るものの、他に多くの強豪チームを抱える欧州サッカー連盟(UEFA)においてトップクラスに立つには至っておらず、2009年の時点でUEFA女子選手権は最高でベスト8止まり、ワールドカップ出場は1回にとどまっていた。
しかし2011 FIFA女子ワールドカップではヨーロッパ予選を突破して本大会に出場し、本大会ではグループリーグを2勝1敗で終えて決勝トーナメントに進出した。これに加え準々決勝ではイングランドを破り、最終的に4位になるとともに、初めてのオリンピックとなる2012年ロンドンオリンピックの出場権を得た[1]。ロンドンオリンピックでは、準々決勝で2011年ワールドカップ3位決定戦で敗れた相手・スウェーデンに雪辱を果たしベスト4に入る[2]ものの、準決勝で日本に、3位決定戦でカナダにいずれも敗れて4位となり、メダルにはあと一歩届かなかった。
2019 FIFA女子ワールドカップ
2019 FIFA女子ワールドカップは開催国としての出場。初戦の韓国戦では前半に3ゴールを決めるなど4-0の快勝。続く第2戦もノルウェー相手に2-1と競り勝ち2連勝。最終戦のナイジェリア戦は接戦の末に1-0と競り勝ちグループリーグ3連勝でラウンド16進出。ラウンド16ではブラジル相手に延長戦までもつれる試合となったが、延長戦の末に2-1と競り勝った。準々決勝では前回大会優勝のアメリカと対戦。開始わずか5分でミーガン・ラピノーに先制ゴールを決められると、50分にはまたしてもラピノーに追加点を奪われた。81分にウェンディ・ルナールのゴールで1点を返したが、反撃もここまで。ベスト8で大会を去ることとなった。
2023 FIFA女子ワールドカップ
2023 FIFA女子ワールドカップを4ヶ月後に控えた3月9日、キャプテンのウェンディ・ルナールをはじめとした主力選手との軋轢によりコリーヌ・ディアクル監督が解任され[3]、後任には前サウジアラビア代表監督のエルヴェ・ルナールが就任した[4]。準備期間の少ない中で迎えた初戦のジャマイカ戦は13本のシュートを放ちながら得点できず、0-0の引き分けに終わった。前回大会ラウンド16の再現となったブラジル戦は前半17分にウジェニー・ル・ソメのゴールで先制。58分にデビーニャに同点ゴールを決められるも、83分にルナールのゴールで勝ち越し2-1で勝利した。W杯初出場のパナマ戦は前半2分に先制点を奪われるなど3失点を喫したものの、カディディアトゥ・ディアニのハットトリックの活躍でグループFを1位で通過した。ラウンド16ではパナマと同じくW杯初出場のモロッコを相手に4-0で快勝。準々決勝はこの大会の開催国・オーストラリアと対戦した。フランスは20本ものシュートを放ちながらも得点を奪うことはできず、延長戦でも0-0のまま決着はつかずPK戦にもつれ込む。10人にまで及ぶ激闘となったものの、フランスは9人目のケンザ・ダリと10人目のヴィッキー・ベチョが連続で失敗して最後はオーストラリアの10人目コートニー・ヴァインに決められたところで試合終了。3大会連続のベスト8敗退となった。
2024 パリオリンピック
2024年パリオリンピックは自国開催となるため、2大会ぶりの出場が決定していた。UEFA女子ネーションズリーグ2023-24で準優勝を果たし、FIFAランキングは過去最高の2位まで上昇。優勝候補の一角として期待された。初戦のコロンビア戦は前半にマリー=アントワネット・カトトとケンザ・ダリのゴールで3点を奪い、前評判通りの実力を見せつけたかに思えたが、後半にカタリナ・ウスメのPKとマヌエラ・パビのゴールで1点差に迫られ、辛くも逃げ切るという予想外の幕開けとなった。2戦目のカナダ戦は前半にカトトの2試合連続ゴールで先制するも、後半にジェシー・フレミングとヴァネッサ・ジルのゴールで2点を奪われ逆転負けを喫した(逆転弾は90+12分に献上)。3戦目のニュージーランド戦はケイト・テイラーのゴールで一時同点にされるも、カトトの2ゴールで2-1で勝利。グループステージは2勝1敗で終えたが、3連勝したカナダが悪質なドローンスパイ活動に関与したとして勝点6を剥奪されたことに伴い、グループ1位で準々決勝に進出した。その準々決勝でフランスはグループC3位通過のブラジルと対戦したが、82分にガビ・ポルティーリョのゴールで失点を喫して0-1で敗れ、ベスト8で姿を消すこととなった。
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成績
- 赤枠は地元開催
FIFA女子ワールドカップ
→「FIFA女子ワールドカップ」も参照
オリンピック
→「オリンピックのサッカー競技」も参照
UEFA欧州女子選手権
→「UEFA欧州女子選手権」も参照
UEFA女子ネーションズリーグ
→「UEFA女子ネーションズリーグ」も参照
非公式大会での成績
世界選手権
- 1971 - 6位
- 1978 - 優勝
- 1988 - 4位
ヨーロッパ選手権
- 1969 - 4位
- 1979 - グループリーグ敗退
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FIFAランキング
- 2003年から公表。現在は原則として3ヶ月ごとに発表される。
→詳細は「FIFA女子ランキング」を参照
- 最新順位 - 10位 (2025年6月)
- 初登場 - 9位 (2003年7月)
- 最高順位 - 2位 (2024年6月)
- 最低順位 - 11位 (2024年12月)
2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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出典: FIFA Women's Ranking[5]
選手
要約
視点
現在の招集メンバー
UEFA EURO 2025(2025年7月2日~7月27日)招集メンバー
- 出場数、ゴール、在籍クラブは2025年7月2日時点。
最近招集された選手
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脚注
関連項目
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