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2012年ロンドンオリンピックのサッカー競技

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2012年ロンドンオリンピックのサッカー競技
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2012年ロンドンオリンピックサッカー競技(2012ねんロンドンオリンピックのサッカーきょうぎ)は、男子競技が開会式前の7月26日から競技が開始され、8月11日に決勝戦が実施された。女子競技も開会式前の7月25日から競技が開始され、8月9日に決勝戦が実施された。

概要 大会概要, 開催国 ...
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概要

要約
視点

開催方式

国際サッカー連盟(FIFA)による大会規定[1] より抜粋。(Art.##)はこの記事における章番号を示す。

  • 予選
    • FIFA傘下の各大陸連盟が予選形式を決定し、FIFAの承認を得た上で実施する。(Art.2)
    • 以下のいずれかの方法を組み合わせるものとする。(Art.23.1)
      • ホーム・アンド・アウェー方式の総当たり戦
      • ホーム・アンド・アウェー方式の2チームでの対戦
        • 2戦の総得点が両チームで並んだ場合、アウェーゴール数の多いチームを勝利とする。
        • 第2戦終了後に総得点、アウェーゴール数ともに並んだ場合は延長戦を実施する。その場合、延長戦の間に入った点数についてもアウェーゴール制が適用される(すなわち、延長戦で入った点数が1-1以上の同点であれば、アウェーのチームが勝利となる)。(Art.23.2)
      • FIFAの承認を得た場合には、集中開催方式での実施も可能
  • 男子本戦
    • 16チームをA・B・C・Dの4組(4チームずつ)に分け、各組で総当たり戦を実施。各組上位2チームの8チームで決勝トーナメントを行い最終順位を決定する。(Art.25)
  • 女子本戦
    • 12チームをE・F・Gの3組(4チームずつ)に分け、各組で総当たり戦を実施。各組上位2チームと、各組3位チームのうち成績上位の2チーム(勝ち点→得失点差→総得点の順に評価)、計8チームで決勝トーナメントを行い最終順位を決定する。(Art.29)
  • 予選・本戦共通
    • 総当たり戦における勝ち点は勝3・分1・負0とする。(Art.23.1, 25.4, 29.4)
    • 総当たり戦において勝ち点が並んだチームについては、全対戦での得失点差・総得点を、直接対戦の戦績よりも優先して評価し順位を付ける。(Art.23.2, 25.5, 29.5)

出場資格および選手登録

男子は本大会時点で23歳以下の選手(正確には1989年1月1日以降に生まれた選手)が出場できる。また、24歳以上の選手(オーバーエイジ。正確には1988年12月31日迄に生まれた選手)を最大3名加えることが出来る。オーバーエイジを使うかどうかは出場国が決めて良い。五輪男子本大会に出場できる本登録の選手は18名であり、オーバーエイジ最大3名もこの中に含まれる(オーバーエイジ枠は本登録18名枠と別枠ではない)。FIFAは2012年3月29日~30日のFIFA理事会で、五輪男子本大会代表に選出された「23歳以下の選手」の代表招集をクラブ側は拒否できないと決め[2]、FIFA規則の選手の地位に関する項の「FIFA理事会の特別決議に基づく、選手の派遣義務」を引用し、この決定には強制力があると各国に通達した[3]。この五輪男子代表拘束権は、2012年7月12日以降から有効になる[4]。ただし、オーバーエイジの選手に関しては、クラブ側が五輪男子代表招集を拒否できる[5]。女子はアトランタ五輪で初めて採用された時から女子A代表(年齢制限のないその国最強の代表)の大会のため、出場資格の制限はない。五輪女子大会国際女子Aマッチデーに入っているため、クラブ側は代表招集を拒否できない[6]

男女とも2012年4月30日まで(6月8日まで延期可能[7])にFIFAおよびIOC(各国の国内オリンピック委員会に提出)に35名を予備登録し[8]、同年7月9日までに予備登録35名の中から本登録18名(内GK2名)、予備(バックアップメンバー)4名を選ぶ[9]。本登録の選手のみロンドン五輪本大会に出場できる。グループリーグ初戦開始24時間前までは怪我などの理由(医師の診断書必要)があれば、予備登録者35名からの入れ替えが可能である。また、グループリーグ初戦終了後は、怪我などの理由(医師の診断書必要)があれば、予備(バックアップメンバー)4名からの入れ替えが可能である[10][11]。予備登録および本登録された選手はメディカルチェック(運動時の不慮の事故防止のために行われる医学的診断)を各国の国内オリンピック委員会が行う。メディカルチェックを受けない限り、ロンドン五輪本大会に出場できない[12]。大会初戦の4日前(男子は7月22日、女子は7月21日)までの現地入りが義務付けられている[13]

会場一覧

試合は6つのスタジアムで開催された[14]。これらのスタジアムはロンドンサウス・イースト・イングランドイングリッシュ・ミッドランズ英語版ノース・ウェスト・イングランドノース・イースト・イングランドスコットランドウェールズを代表している。

男子グレートブリテン代表はマンチェスター(7月26日)、ロンドン(7月29日)、カーディフ(8月1日)で、女子グレートブリテン代表はカーディフ(7月25および28日)、ロンドン(7月31日)で試合を行った[15]

さらに見る ロンドン, マンチェスター ...

試合球

当大会のための試合球として、アディダスの「ジ・アルバート」(英語: The Albert)が製作される。名前は、コックニー(ロンドンの労働者階級の言葉)において、「アルバート・ホール」という語が「ボール」の意味で用いられていることに由来する。[16]

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日程

Pグループリーグ Q準々決勝 H準決勝 B3位決定戦 F決勝
さらに見る Event↓/Date →, Wed 25 ...

出場国

男子

さらに見る 大陸連盟, 出場 枠数 ...

女子

さらに見る 大陸連盟, 出場 枠数 ...

競技結果

さらに見る 種目, 金 ...
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国・地域別のメダル獲得数

さらに見る 順, 国・地域 ...

脚注

関連項目

外部リンク

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