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セレナーズソング
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セレナーズソング(Serena's Song)[2]とは、アメリカ合衆国の競走馬、繁殖牝馬。主な勝ち鞍に1995年のハスケルインビテーショナルハンデキャップ、マザーグースステークス、サンタアニタオークス、ベルデイムステークス、ガゼルハンデキャップ、ラスヴァージネスステークスなど。1995年のエクリプス賞最優秀3歳牝馬に選出され、2002年にアメリカ競馬殿堂の選出馬となった。
日本語表記では、セレナズソングと表記されることもある[4]。
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戦績
- 特記事項なき場合、本節の出典はEQIBASE[1]
1994年5月28日、チャーチルダウンズ競馬場でのメイドン競走でデビューし、5着。3戦目で勝ち上がり、次走のG2競走ランダルースステークスで重賞を初めて制した。G2競走を3戦して2着1回、3着1回としたのち、10月のオークリーフステークスでG1競走初制覇を果たした。ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズはフランダースの2着に終わったが、12月にハリウッドスターレットステークスを勝ってG1競走2勝目を挙げた。
1995年、初戦のG3競走サンタイネスブリーダーズカップステークスを勝ち、続けざまにラスヴァージネスステークスとサンタアニタオークス、G2競走のジムビームステークスも制して2年またぎで5連勝を達成。ケンタッキーダービーに駒を進めたが、サンダーガルチの16着に終わる。間を入れずブラックアイドスーザンステークスに出走して勝利しマザーグースステークスも制したが、コーチングクラブアメリカンオークスはゴールデンブリの2着に終わる。その後、ハスケルインビテーショナルハンデキャップに出走し、初めて牝馬によるハスケル優勝を成し遂げた[5]。秋シーズンもガゼルハンデキャップ、ベルデイムステークスの2つのG1競走を制したが、ブリーダーズカップ・ディスタフはインサイドインフォメーションの5着に終わった。それでも1995年シーズンは13戦してG1競走6勝を含む9勝を挙げ、エクリプス賞の最優秀3歳牝馬に選出された[6]。
1996年シーズンは1月のサンタモニカハンデキャップから始動してこれを制し、続くサンタマリアハンデキャップも勝ってG1競走タイトルを2つ上積みした。続く3戦はアップルブロッサムハンデキャップ3着など勝てずも、5月から6月にかけてはG3競走2連勝を経てヘムステッドハンデキャップでG1競走11勝目を挙げた。その後はホイットニーハンデキャップやラフィアンハンデキャップ、2年連続出走となったブリーダーズカップ・ディスタフなどで2着を5回記録するも勝ちきれず、11月のG2競走チャーチルダウンズディスタフハンデキャップ2着が最後の競馬となった。
総収得賞金は328万3388ドルに達して北米における牝馬の競走馬による収得賞金額としては当時の最高記録をマークし、2002年に2000年のブリーダーズカップ・ディスタフ優勝馬スペインが記録を更新するまで1位の座にあった[7]。
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競走成績
要約
視点
以下の内容は、EQIBASE[1]の情報および記載法に基づく。
- 馬場状態: Fs=Fast, M=Muddy, Sl=Sloppy
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引退後
要約
視点
引退後は繁殖牝馬となり、1999年生まれのソフィスティキャットが2002年のコロネーションステークスを制し、その他2001年生まれのグランドリワードが2005年にG2競走オークローンハンデキャップを、2002年生まれのハーリントンが2006年にG2競走ガルフストリームパークハンデキャップを、2006年生まれのシュラムスバーグが2011年にG3競走ジョン・H・コナリーターフカップハンデキャップをそれぞれ勝って、4頭が重賞ウイナーとなった。その他、2005年生まれのスパークキャンドルは日本で競走生活を送った。2002年には、アメリカ競馬殿堂馬に選出された[5]。
22歳となった2014年の繁殖シーズンも種付けが行われたが流産し、それを機に繁殖生活から引退[6]。以降はデナリスタッドで功労馬として繋養されている[5]。
産駒一覧
血統表
セレナーズソングの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | ブラッシンググルーム系 |
|||
父 Rahy 1985 栗毛 |
父の父 Blushing Groom1974 栗毛 |
Red God | Nasrullah | |
Spring Run | ||||
Runaway Bride | Wild Risk | |||
Aimee | ||||
父の母 Glorious Song1976 鹿毛 |
Halo | Hail to Reason | ||
Cosmah | ||||
Ballade | Herbager | |||
Miss Swapsco | ||||
母 Imaging 1983 鹿毛 |
Northfields 1968 栗毛 |
Northern Dancer | Nearctic | |
Natalma | ||||
Little Hut | Occupy | |||
Savage Beauty | ||||
母の母 Image Intensifier1971 芦毛 |
*Dancer's Image | Native Dancer | ||
Noors Image | ||||
Pat's Irish | Tudor Minstrel | |||
Snow Shower | ||||
母系(F-No.) | (FN:7) | [§ 2] | ||
5代内の近親交配 | Native Dancer 4 × 5 = 9.38%、Savage Beauty/Little Sphinx 4 × 5 = 9.38%、Tudor Minstrel 4 × 5 = 9.38%、Nearco 5 × 5 = 6.25%、Almahmoud 5 × 5 = 6.25% | [§ 3] | ||
出典 |
- 主な近親にフミノイマージン、カミーユピサロ、フィールドオブゴールド
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脚注
外部リンク
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