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タイトロープ (映画)

1984年クリント・イーストウッド製作・主演のアメリカの映画 ウィキペディアから

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タイトロープ』(原題:Tightrope)は、1984年制作のアメリカ合衆国サスペンススリラー映画

概要 タイトロープ, 監督 ...

クリント・イーストウッド主演兼製作。彼が主演した『アルカトラズからの脱出』の脚本を手掛けたリチャード・タッグル(Richard Tuggle)が脚本兼監督(初監督作品)。クリントの実の娘、アリソン・イーストウッド(当時12歳)が彼が扮する主人公の娘役で父子共演している[2]

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あらすじ

ニューオリンズ市警殺人課のウェス・ブロック刑事は離婚後、アマンダとペニーという2人の娘と暮らしていた。

歓楽街フレンチ・クォーターで働く赤毛の娼婦が殺された。娼婦は手錠をはめられ、前後から犯された上、赤いリボンで首を絞められていた。美女殺人の2人目の犠牲者だった。レイプ・センターのベリルという女性が面会にきて、捜査の手ぬるさをなじられる。夜、聞き込み捜査を再開し、ある娼婦の挑発に乗る。ネクタイを忘れて出てきた刑事をスニーカーの男が見つめていた。第3の犠牲者。ブロックは聞き込み先の娼婦に手錠をかけてセックスし、快感を覚える。元妻は結婚して子どもを引き取るという。第4の犠牲者はブロックと寝た娼婦だった。

アスレチック・クラブでベリルに再会し、ミシシッピ川の遊覧船で食事をし、互いに心が通じあう。届いた殺人予告にタイプされた名刺を頼りにサムの店へ行くと、プラリーヌの店へ行けといわれる。近寄ってきたゲイの1人が倉庫で犯人と会うという。約束の時間に倉庫に着き、ゲイの死体を発見。続いて2人の犠牲者。同僚から「犠牲者たちを知っているのか」といわれて嘘をつく。第7の犠牲者の近くの像にブロックのネクタイが結んであった。

次の夜、ブロックは娘2人、ベリルと一緒に カーニヴァル を楽しむ。4人をスニーカーをはいたピエロ姿の風船売りがじっと見つめていた。犯人像がしぼられ、ビール工場を訪ねる。夜、ブロックが帰宅するとアマンダは両手に手錠をはめられ犯され、家政婦が殺されていた。背後から襲われ、抵抗すると犯人は逃げ出した。

ビール工場に勤めるロルフという男が浮上する。元警官で2人の少女をレイプして、ブロックに逮捕された男だった。警察はベリルの家を見張るが、ロルフは見張りの刑事を殺して侵入し、ベリルを殺そうとするが抵抗。駆けつけたブロックが長い追跡の末に、墓場から鉄道の線路で追いつく。乱闘のところに列車が通過。ブロックが立ち上がると、ロルフの手首だけが残っていた。

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登場人物

ウェス・ブロック
演 - クリント・イーストウッド
ニューオリンズ市警殺人課の刑事。今回の事件を捜査する。妻とは離婚している。正義感が強く、スポーツジムで精力的に体を動かす元気な男だが変わった性癖を持つ。
ベリル・ティボドー
演 - ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルド
レイプ・センターの職員。スポーツジムで鍛えている。
モリナーリ
演 - ダン・ヘダヤ
ブロックの部下。
ロルフ
演 - マルコ・セント・ジョン
殺人犯。元警官で少女に暴行して捕まった過去がある。
アマンダ・ブロック
演 - アリソン・イーストウッド
ウェスの娘。多忙な父を心配している。終盤ではレイプをされて心に傷を負う不幸を経験する。
ペニー・ブロック
演 - ジェニー・ベック
ウェスの娘。アマンダの妹。幼さから普通なら恥ずかしい言葉を臆面もなく言う。
ベッキー
演 - レベッカ・パール
情婦。犯人に殺害される。

キャスト

さらに見る 役名, 俳優 ...
  • テレビ朝日版がBDに収録

評価

レビュー・アグリゲーターRotten Tomatoesでは13件のレビューで支持率は85%、平均点は6.70/10となった[4]Metacriticでは10件のレビューを基に加重平均値が61/100となった[5]

脚注

外部リンク

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