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チーム・クベカ・ネクストハッシュ
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チーム・クベカ・ネクストハッシュ(Team Qhubeka NextHash)は、南アフリカ共和国籍の自転車ロードレースチーム。2016年シーズン、UCIワールドチームライセンスを取得した。
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概要
要約
視点
設立
2007年にチームが発足し、2008年にコンチネンタルチーム・MTNとして活動開始。2012年までにコンチネンタルチームとしての活動を終え、2013年からアフリカ初のプロコンチネンタルチーム・MTNクベカとして登録される。[2]なお、「クベカ」とは自転車振興を旨とする非営利の南アフリカの公益団体でありチーム名変更後も提携している。
ワールドツアーでのチーム初勝利は2013年のミラノ・サンレモでのゲラルド・チオレックであり、[3]チームの初グランツール出場は2014年のブエルタ・ア・エスパーニャでのワイルドカード枠だった。
2015年に向けて、スポンサーバイクをサーヴェロにし、チームマネジャーにブライアン・スミスを迎えるとアナウンス。さらに、エドヴァルド・ボアッソンハーゲン、タイラー・ファラー、マシュー・ゴスといったトップクラスのスプリンターをチームに迎えた。
アフリカ初のツール・ド・フランス出場チーム
2015年、ツール・ド・フランスを運営するASOはMTNクベカをアフリカ初の出場チームとアナウンスした。チームは第14ステージでのスティーブ・カミングスの勝利により、見事グランツール初勝利を得た。グランツールでの2つ目の勝利はブエルタ・ア・エスパーニャ、第10ステージでのクリスティアン・ズバラーリの勝利となった。また、ツール・ド・フランスではダニエル・テクレハイマノがアフリカ人選手として初めて山岳賞マイヨ・ア・ポワを獲得。4日間袖を通した。
チーム・ディメンションデータ
2016年からはUCIワールドチームのライセンスを取得することが決定し、NTTグループに属するITソリューションサービスのディメンションデータがスポンサーに名乗りを上げていた。来シーズンに向けて、チームは元世界チャンピオンのマーク・カベンディッシュと彼のリードアウトを務めるマーク・レンショーを迎え、マネージャーのロルフ・アルダクもエティックス・クイックステップから獲得した。更にベルンハルト・アイゼルの移籍、マネージャーのロジャー・ハモンドの加入と、世界最大の会計事務所デロイト トウシュ トーマツがスポンサーとして合意し、選手、サポート、資金面でも大きな強化を行った[4][5]。ディメンションデータでは資金以外にもレースデータの解析など情報面でチームをバックアップしている[6]。
チームカラーは黒と白にディメンションデータのロゴマークと同じ緑をアクセントにしている。
NTTプロ・サイクリング
2019年にディメンションデータはアフリカ地域を除く部門をNTTリミテッドに再編された。そして、2020年よりチーム・ディメンションデータはNTTプロ・サイクリングとして活動する [7]。チームユニフォームもNTTの青を基調とし、NTTのロゴのダイナミックループがあしらわれている。続いて入部正太朗の加入が発表された。[8]
チーム・クベカ・アソス
NTTは1年でスポンサーから撤退。2021年より、スイスのアパレルブランドのアソスが新スポンサーとなりチーム名は「チーム・クベカ・アソス」となった。
ワールドチームから離脱
長期スポンサーの獲得が難航した結果、UCIからワールドチームライセンスの継続を拒否され、2022年からはイタリア籍のコンチネンタルチーム「チームクベカ」となる[9]。
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主な実績
2013年
2015年
- ツール・ド・フランス 区間優勝 スティーヴ・カミングス (第14ステージ)
- ブエルタ・エスパーニャ 区間優勝 クリスティアン・ズバラーリ (第10ステージ)
2016年
- ティレーノ〜アドリアティコ 区間優勝 スティーヴ・カミングス (第4ステージ)
- ブエルタ・アル・パイスバスコ 区間優勝 スティーヴ・カミングス (第3ステージ)
- クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ
- 山岳賞 ダニエル・テクレハイマノ
- 区間優勝 エドヴァルド・ボアッソン・ハーゲン(第4)、スティーブ・カミングス(第7)
ノルウェー 優勝 エドヴァルド・ボアッソン・ハーゲン (ロード・TT)
エリトリア 優勝 ダニエル・テクレハイマノ (ロード・TT)
ベラルーシ 優勝 コンスタンティン・シウトソウ (ロード・TT)
南アフリカ共和国 優勝 ヤコブス・フェンター (ロード)
- ツール・ド・フランス 区間優勝 マーク・カヴェンディッシュ(第1,3ステージ)、スティーヴ・カミングス(第7ステージ)
- エネコ・ツアー 区間優勝 エドヴァルド・ボアッソン・ハーゲン(第7ステージ)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ
山岳賞 オマール・フライレ
2017年
南アフリカ共和国 優勝 レイナールト・イャンス・ファン・レンスブルフ(ロードレース)
- アブダビ・ツアー
ポイント賞 マーク・カヴェンディッシュ(第1ステージ優勝)
- ジロ・デ・イタリア 区間優勝 オマール・フライレ(第11ステージ)
ノルウェー選手権 優勝 エドヴァルド・ボアソン・ハーゲン(個人タイムトライアル)
イギリス選手権 優勝 スティーヴ・カミングス(ロードレース、個人タイムトライアル)
エリトリア選手権 優勝 メクセブ・ドゥビシー(個人タイムトライアル)
ルワンダ選手権 優勝 エイドリアン・ニヨンシュチ(個人タイムトライアル)
- ツール・ド・フランス 区間優勝 エドヴァルド・ボアソン・ハーゲン(第19ステージ)
アルジェリア選手権 優勝 ユーセフ・レグイグイ(ロードレース)
2018年
- ツアー・ダウンアンダー
山岳賞 ニコラス・ドラミニ
- アフリカ選手権 優勝 メクセブ・ドゥビシー(ITT)、アマヌエル・ ゲブレスガビエル(ロード)
ノルウェー選手権 優勝 エドヴァルド・ボアソン・ハーゲン(個人タイムトライアル)
エリトリア選手権 優勝 メルハウィ・クドゥス・ゲブレメドヒン(ロードレース)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間優勝 ベンジャミン・キング(第4,9ステージ)
2019年
- アフリカ選手権 優勝 ステファン・ドゥボッド(ITT)、メクセブ・ドゥビシー(ロード)
- クリテリウム・デュ・ドフィネ 区間優勝 エドヴァルド・ボアソン・ハーゲン(第1ステージ)
2020年
- ツアー・ダウンアンダー 区間優勝 ジャコモ・ニッツォーロ(第5ステージ)
- パリ〜ニース 区間優勝 ジャコモ・ニッツォーロ(第2ステージ)
- ジロ・デ・イタリア 区間優勝 ベン・オコナー(第17ステージ)
2021年
- ジロ・デ・イタリア 区間優勝 マウロ・シュミット(第11ステージ)、ジャコモ・ニッツォーロ(第13ステージ)、ヴィクトール・カンペナールツ(第15ステージ)
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2021年陣容
要約
視点
2021年6月25日更新[10]
歴代陣容
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脚注
外部リンク
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