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チーム・ピクニック・ポストNL
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チーム・ピクニック・ポストNL(Team Picnic PostNL)はオランダに本拠地を置く自転車ロードレースのUCIワールドチーム(2013年より)である。
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概要
チームの発足は2005年で、世界有数の自転車部品メーカーであるシマノがオランダの自転車ロードレース・チーム「メモリーコープ(Memory Corp)」に資本参加し、既存の全日本実業団自転車競技連盟登録チーム「シマノレーシング」と「メモリーコープ」を合併させて「シマノ・メモリーコープ」を設立したことによる。
翌2006年、電動工具メーカーのスキルがスポンサーとなり、チーム名を「スキル・シマノ」とした。
スキル・シマノは設立母体の片方が全日本実業団チームであった為、設立時より日本人選手を数多く所属させており[1]、日本を含むアジア地域とヨーロッパで並行して活動した。しかしこの体制は2008年限りで終了となり、2009年からチームはヨーロッパを主な活動の場とするプロフェッショナルコンチネンタルチームの「スキル・シマノ」と、日本を含むアジアで活動するUCIコンチネンタルチームの「シマノレーシング」に分割された。
2009年にはワイルドカードにてツール・ド・フランスに初出場。当時在籍していた別府史之が同レース初出場を果たした。
2011年、土井雪広以外の日本人選手は全て「シマノレーシング」所属となった。
2011年限りでスキルが撤退したため、2012年シーズン初頭は、新たなメインスポンサーが決定するまでの間チーム名はチーム理念をあらわす言葉(*Team spirit *inspiration *integrity *improvement *innovation)の頭文字に由来する仮称「プロジェクト・1t4i」に変更になった[2]。そして3月30日、2012年シーズンの正式チーム名が「アルゴス・シマノ」になると発表された。
2013年には日本人選手は全員移籍し、残ったアジア人はジ・チェンとジン・ヤンドンのみとなった。
2014年、アルゴスがスポンサーから撤退し、チーム名はチーム・ジャイアント=シマノとなった。
2015年、ドイツの育毛シャンプーメーカー、「アルペシン」が新たなスポンサーとなり、チーム国籍もオランダからドイツに変更。チーム・ジャイアント=アルペシンとなった。
2017年、2015年からサブスポンサーに加わっていたオランダの企業サンウェブがメインスポンサーとなり、チーム名はチーム・サンウェブとなった。
2021年より、総合化学メーカーのDSM社がタイトルスポンサーとなり、チーム名はチームDSMとなる[3]。
2023年、タイトルスポンサーであるDSM社がフィルメニッヒ社と合併し新会社であるdsm-firmenich社が発足したため、シーズン中にチーム名もDSM・フィルメニッヒへと変更された。[4]UCIコードはDSMを継続して使用。(合併後の"dsm"表記は全て小文字が正式な表記)
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主な実績
2015年
- ミラノ~サンレモ 優勝 ジョン・デゲンコルブ
- バスク一周 区間優勝 トム・デュムラン(第6ステージ・個人タイムトライアル)
- パリ・ルーベ 優勝 ジョン・デゲンコルブ
- ツール・ド・スイス 区間優勝 トム・デュムラン(プロローグ、第9ステージ・個人タイムトライアル)
オーストリア選手権 優勝 ゲオルグ・プライドラー(個人タイムトライアル)
- ツール・ド・フランス 区間優勝 シモン・ゲシュケ(第17ステージ)
- ツール・ド・ポローニュ 区間優勝 マルセル・キッテル(第1ステージ)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間優勝 トム・デュムラン(第9,17(ITT)ステージ)、ジョン・デゲンコルブ(第21ステージ)
2016年
2017年
- カデル・エヴァンス・グレートオーシャン・ロードレース 優勝 ニキアス・アルント
- ブエルタ・アル・パイス・バスコ 区間優勝 マイケル・マシューズ(第1ステージ)
- ジロ・デ・イタリア
総合優勝 トム・デュムラン(第10,14ステージ優勝)
- ハンマー・シリーズ リンブルフ 区間優勝(第3ステージ・ハンマーチェイス)
- クリテリウム・デュ・ドーフィネ 区間優勝 フィル・バウハウス(第5ステージ)
- ツール・ド・スイス 区間優勝 マイケル・マシューズ(第3ステージ)
オランダ選手権 優勝 ラモン・シンケルダム(ロード)、トム・デュムラン(個人タイムトライアル)
オーストリア選手権 優勝 ゲオルク・プライドラー(個人タイムトライアル)
- ツール・ド・フランス
ポイント賞 マイケル・マシューズ(第14,16ステージ優勝)
山岳賞、
スーパー敢闘賞 ワレン・バルギル(第13,18ステージ優勝)
- ビンクバンク・ツアー
総合優勝 トム・デュムラン
- 世界選手権 優勝(チームタイムトライアル)
2018年
- アブダビ・ツアー 区間優勝 フィル・バウハウス(第3ステージ)
- ツール・ド・ロマンディ 区間優勝 マイケル・マシューズ(プロローグ・個人タイムトライアル)
- ジロ・デ・イタリア 総合2位 トム・デュムラン(第1ステージ優勝・個人タイムトライアル)
- ツール・ド・スイス 区間優勝 ソーレンクラーク・アンデルセン(第6ステージ)
- ツール・ド・フランス 総合2位 トム・デュムラン(第20ステージ優勝・個人タイムトライアル)
- ビンクバンク・ツアー 区間優勝 マイケル・マシューズ(第7ステージ)
- グランプリ・シクリスト・ド・ケベック 優勝 マイケル・マシューズ
- グランプリ・シクリスト・ド・モントリオール 優勝 マイケル・マシューズ
2019年
- ツアー・ダウンアンダー
ヤングライダー賞 クリス・ハミルトン
- ティレーノ〜アドリアティコ
ヤングライダー賞 サム・オーメン
- ボルタ・ア・カタルーニャ
ポイント賞 マイケル・マシューズ(第2,6ステージ優勝)
- ジロ・デ・イタリア 区間優勝 チャド・ヘイガ(第21ステージ・個人タイムトライアル)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間優勝 ニキアス・アルント(第8ステージ)
- グランプリ・シクリスト・ド・ケベック 優勝 マイケル・マシューズ
2020年
- パリ〜ニース
ポイント賞 ティシュ・ベノート(第6ステージ優勝)
- 区間優勝 セーアン・クラーウアナスン(第4ステージ・個人タイムトライアル)
- ブルターニュ・クラシック・ウエスト=フランス 優勝 マイケル・マシューズ
- ツール・ド・フランス 区間優勝 マルク・ヒルシ(第12ステージ)、セーアン・クラーウアナスン(第14,19ステージ)
- フレッシュ・ワロンヌ 優勝 マルク・ヒルシ
- ビンクバンク・ツアー 区間優勝 セーアン・クラーウアナスン(第4ステージ・個人タイムトライアル)
- ジロ・デ・イタリア 区間優勝 ジェイ・ヒンドレー(第18ステージ)
2021年
- パリ〜ニース 区間優勝 ケース・ボル(第2ステージ)
- ツール・ド・ポローニュ 区間優勝 ニキアス・アルント(第5ステージ)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ
山岳賞 マイケル・ストーラー(第7,10ステージ優勝)
- 区間優勝 ロマン・バルデ(第14ステージ)
2022年
- ツアー・オブ・ターキー 区間優勝 サム・ウェルスフォード(第5ステージ)
- ツアー・オブ・ジ・アルプス
総合優勝 ロマン・バルデ
- ジロ・デ・イタリア 区間優勝 アルベルト・ダイネーゼ(第11ステージ)
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2022年陣容
要約
視点
2022年6月29日更新[5]
歴代陣容
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注
外部リンク
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