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バーガータイム

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バーガータイム』 (Burgertime) は、1982年データイーストから発売されたアーケードアクションゲームデコカセットシステムを使用。最初に日本国内で発売された本作の題名は『ハンバーガー』であったが、日本国外版では商標問題を避ける目的で『バーガータイム』と改名してリリースしている。以後、バンダイから発売されたLSIゲーム版をはじめ、国内の移植版も含めて作品タイトルは全て現在の題名で統一されている。

概要 ジャンル, 対応機種 ...

日本や北米にて各種ホビーパソコンコンシューマーゲームに移植された他、携帯電話ゲームとして配信された(#他機種版)。

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システム

コックの姿をした主人公のピーターペッパーをレバー操作で移動し、巨大なハンバーガーの具材の上を歩き重みをかけて落下させる固定画面のアクションゲーム[1]。具材(バンズ)をすべて落としてバーガーを全て完成させれば1面クリアとなる。

フィールド内にはピクルス目玉焼きウインナーがピーターペッパーの敵キャラクターとして徘徊しており、ピーターペッパーが敵に触れるとミスになり、あるいは残機がゼロになるとゲームオーバー。ただし、ミスの演出中にも具材は落下し続けるので、それによってクリアが確定すればそのミスは無効化される。対抗手段としてはコショウをまぶしてやり過ごすか、落下するバーガーの具に巻き込んで押し潰す方法がある[2]

具材を落とす際には、下の材料も連鎖的に落下する。また敵が乗っていた場合は、その重量分も落下のエネルギーに利用できる[1]。要するに具材の落とし方ひとつでゲームに戦略性を生み出している。

なお、時間が立つと敵が素早くなることから難易度は高めとなっている[3]

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他機種版

さらに見る No., タイトル ...
LSIゲーム版
バンダイから発売された。カード型の『LCDゲームデジタル バーガータイム[2]とポータブル型の『FLバーガータイム』の2種が存在する。
ファミリーコンピュータ版
1985年11月27日、ナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)から発売された。
MSX版
1986年電波新聞社から発売された。
ディスクシステム版
1988年9月23日、データイーストから発売された。2011年7月12日Wiiバーチャルコンソールジー・モードから配信された。
ゲームボーイ版
1991年2月15日、『バーガータイムデラックス』としてデータイーストから発売された。 全24面。対戦モードが存在し、パスワード機能もある。 ゲームボーイ版はステージが増え、4ステージクリアごとにキャラクターの寸劇的なデモ画面が挿入される[1]2009年9月にはナムコよりiPhone / iPod touch版がリリースされている。2011年9月14日より、ニンテンドー3DSバーチャルコンソールで配信されている(ジー・モードによる提供)。また2023年3月16日より『ゲームボーイ Nintendo Switch Online』収録ソフトの一つとして配信開始。
PlayStation 2版
2005年10月27日ハムスターから『オレたちゲーセン族』シリーズの一本として発売された。
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スタッフ

アーケード版

  • 企画:権藤裕二 - 外部のソフトハウスによって制作された[23]

X1版

  • プログラム、アレンジ:迎夢浪漫(中村雅美)

MSX版

ゲームボーイ版

  • ゲーム企画:Y.GONDO
  • プログラム:中村良、M.FUKUMOTO
  • グラフィック:Y.YAMAMOTO、石黒誠一郎
  • サウンド:濱田誠一、山仲清二、三浦タカフミ
  • スペシャル・サンクス:平根康子、えびさわとしゆき

評価

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アーケード版
  • ゲーメストムック『ザ・ベストゲーム2』(1998年)では「一風かわった濃いゲーム紹介」のページに記載されており、ライターのずるずるは「非常にコミカルで好印象の残ったゲームだ」と肯定的に評価した[30]
ゲームボーイ版
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続編

スーパー・バーガータイム
1990年に稼動。アーケードゲーム版のみ。前作との相違点として、2人同時プレイが可能になり、ステージ毎にボスキャラクターが登場する。また、敵の種類や主人公側の敵回避手段も増加している。
バーガータイム・ワールド・ツアー
2011年11月2日 ~ 2014年4月30日の期間限定でネット配信(PS3用・Wii用・XBox360用)。各面ステージは円柱表面形状にアレンジされ、4人同時プレイが可能。当初の名称は「バーガータイム HD」となる予定だった。
バーガータイム・パーティー
2019年10月8日にネット配信開始。Nintendo Switch用のダウンロード専用ソフトで上記の「バーガータイム・ワールド・ツアー」以来8年ぶりのシリーズ完全新作となった。

オマージュ作品

Burger Lord
2018年11月6日よりSteam版としてネット配信開始(公式HP)。

関連項目

  • バーガータイムあるいは聖アントワーヌの誘惑 - イタリア現代音楽作曲家マウロ・ランツァがバーガータイムのBGMのスペクトル解析をもとに作曲した[31]

脚注

外部リンク

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