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ファンタジスト

日本の競走馬 ウィキペディアから

ファンタジスト
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ファンタジスト(英:Fantasist[1])は、日本競走馬。主な勝ち鞍は2018年京王杯2歳ステークス(GII)、小倉2歳ステークス(GIII)。馬名の意味は「夢想家」[3]

概要 ファンタジスト, 欧字表記 ...
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戦績

デビュー前~2歳(2018年)

2016年4月22日、北海道日高町のShallFarmで誕生[1]

栗東梅田智之厩舎に入厩し、2018年7月15日の新馬戦中京芝1200m)で武豊を背にデビュー勝ちを収める。2戦目の小倉2歳ステークスでは好位抜け出しの競馬で2着アズマヘリテージに1馬身3/4差をつけて快勝し、デビュー2連勝での重賞制覇を果たした[4]。現役時代にスプリント戦線で圧倒的成績を残した父ロードカナロアの産駒としては2世代目で初のスプリント重賞制覇となった[5]。3戦目の京王杯2歳ステークスでは直線で内から伸びてきたアウィルアウェイとの首の上げ下げの接戦を僅かに制して世代初の重賞2勝馬となった[6]朝日杯フューチュリティステークスではグランアレグリアアドマイヤマーズに次ぐ3番人気に支持されたが、外枠が響いて4着に終わり、初黒星を喫した[7]

3歳(2019年)

3歳初戦のスプリングステークスで2着に入ったことで距離に目処を立て、クラシック路線へと進む。しかし、皐月賞では中団のインを追走したが伸びずに13着に終わり、騎乗した武豊は「終わってみれば距離かもしれませんね」と2000mの距離を敗因に挙げた[8]。次戦にはNHKマイルカップが選ばれ、距離短縮による挽回を目指したが、2戦続けての13着と大敗。武は「皐月賞がピークの調整だったぶんかも…」と状態面に敗因を求めた[9]

休養明けは北九州記念から始動するも、パドックで寝転ぶ素振りを見せる、返し馬で気合が乗らないなど梅田が「バカンスに来たぐらいに思っていたんとちゃうかな」と語るほど好調時の片鱗も見えない14着大敗に終わる[10]セントウルステークスは武に先約(マテラスカイ)があるため和田竜二テン乗りで騎乗し、レコード勝ちのタワーオブロンドンには離されたが2着は確保した。スプリンターズステークスでは武豊が鞍上に復帰し、大外16番枠から武いわく「一か八かのレース」で積極的に先行するも、直線で失速して最下位の16着に沈んだ[11]

初ダートのJBCスプリント(8着)を経て、11月24日の京阪杯に出走したが、レース中に急性心不全を発症し死亡した[12]

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競走成績

要約
視点

以下の内容はnetkeiba.comの情報[13]に基づく。

さらに見る 競走日, 競馬場 ...
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血統表

ファンタジスト血統(血統表の出典)[§ 1]
父系キングマンボ系

ロードカナロア
2008 鹿毛
父の父
キングカメハメハ
2001 鹿毛
Kingmambo Mr. Prospector
Miesque
*マンファス *ラストタイクーン
Pilot Bird
父の母
レディブラッサム
1996 鹿毛
Storm Cat Storm Bird
Terlingua
*サラトガデュー Cormorant
Super Luna

ディープインアスク
2008 鹿毛
ディープインパクト
2002 鹿毛
*サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
*ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
母の母
マーズプリンセス
1997 鹿毛
*デインヒル Danzig
Razyana
*ディアーミミ Roberto
Carnival Princess
母系(F-No.) (FN:16-g) [§ 2]
5代内の近親交配 His Majesty5×5=6.25%、Northern Dancer5×5=6.25%、Hail to Reason5・5(母内)=6.25% [§ 3]
出典

脚注

外部リンク

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