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北九州記念
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北九州記念(きたきゅうしゅうきねん)は、日本中央競馬会(JRA)が小倉競馬場の芝1200メートルで施行する中央競馬の重賞競走(GIII)である。正式名称は「テレビ西日本賞 北九州記念」と表記している。
寄贈賞を提供するテレビ西日本は、福岡市に本社を置き福岡県でフジテレビ系列の放送を行うテレビ局。小倉競馬場で開催が行われる日には『KEIBA BEAT』を自社制作で放送している。また、当重賞は放送エリアが関東広域圏・近畿広域圏・中京広域圏のいずれも属しない放送局が寄贈する唯一の重賞となっている。
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概要
1966年に創設[3]された、4歳(現3歳)以上の競走馬による重賞競走。
創設当初は小倉競馬場の芝2000mで施行されたが、1969年から芝1800mに短縮[3]。2006年から芝1200mに短縮され、サマースプリントシリーズに指定されるとともに、スプリンターズステークスを目指す前哨戦のひとつとしても位置づけられた[3]。2008年の優勝馬スリープレスナイトはその後スプリンターズステークスでも優勝し、同年のJRA賞最優秀短距離馬に輝いている[3]。
サマースプリントシリーズに指定されてからは、この競走を制したリトルゲルダ(2014年)[4]、ベルカント(2015年)[5]、アレスバローズ(2018年)、レッドアンシェル(2020年)、ジャスパークローネ(2023年)[6]がシリーズのチャンピオンとなった。
外国産馬は1995年から、地方競馬所属馬は1998年から出走が可能になった[7]。2009年からは国際競走となり、外国馬も出走可能になった[8]。負担重量は1972年 - 1994年、2000年 - 2005年が別定重量で行われたほかはハンデキャップで行われている[7]。
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競走条件
出走資格:サラ系3歳以上、2023年7月1日以降2024年6月23日まで1回以上出走馬、未出走馬および未勝利馬を除く
賞金
2024年の1着賞金は4100万円で、以下2着1600万円、3着1000万円、4着620万円、5着410万円[1][2]。
歴史
要約
視点
- 1966年 - 4歳(現3歳)以上の競走馬によるハンデキャップの重賞競走として創設、小倉競馬場の芝2000mで施行。
- 1969年 - 施行距離を芝1800mに変更。
- 1970年 - テレビ西日本より寄贈賞を受け、テレビ西日本賞 北九州記念に名称変更[7]。
- 1972年 - 負担重量を別定に変更。
- 1982年 - 小倉競馬場の改修工事に伴い、阪神競馬場の芝1600mで施行。
- 1984年 - グレード制施行によりGIIIに格付け。
- 1995年
- 混合競走に指定。
- 負担重量をハンデキャップに戻す。
- 1998年
- 2000年 - 負担重量を別定に戻す。
- 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「4歳以上」から「3歳以上」に変更。
- 2006年
- 負担重量をハンデキャップに戻す。
- 施行距離を現在の芝1200mに変更。
- サマースプリントシリーズに指定。
- 2007年
- 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告により、重賞格付け表記をJpnIIIに変更。
- 2009年
- 混合競走から国際競走に変更され、外国調教馬は9頭まで出走可能となる。
- 重賞格付け表記をGIIIに戻す。
- 2020年 - 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、「無観客競馬」として実施[10]。
- 2024年 - 阪神競馬場の改修工事に伴う開催日割の変更のためCBC賞と開催時期を入れ替え(条件・開催競馬場の変更はなし)、サマースプリントシリーズの第2戦に変更される(2025年以降も同様の予定)[11]。
歴代優勝馬
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。
コース種別を記載していない距離は、芝コースを表す。
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脚注・出典
外部リンク
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