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フォンテAKITA
日本の秋田県秋田市にあるショッピングセンター ウィキペディアから
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フォンテAKITA(フォンテアキタ)は、秋田県秋田市に所在するショッピングセンターである。
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概要
イトーヨーカドー秋田店を核店舗に開業

久しく近代化が望まれていた秋田駅前地区における再開発事業の第一弾として建設された「秋田ショッピングセンター」に、1980年(昭和55年)11月20日、イトーヨーカドー秋田店を核店舗にそのほか地元テナント80店が入居してオープンした[1]。続いて、1984年(昭和59年)4月27日、隣接する旧仙台高裁秋田支部跡地に建設された「秋田中央ビルディング」の下層階にほんきん西武(現:西武秋田店)と地元テナントが開業する[2]。これらに先立って、1974年(昭和49年)5月には、「なかよしビル」にジャスコ秋田店(現:秋田オーパ)も開業しており、3つの大型店が集積することで、秋田駅前は回遊性が高まり活況を呈した。
しかし、1992年(平成4年)をピークにイトーヨーカドー秋田店の売上は減少。2005年(平成17年)9月、イトーヨーカ堂は秋田店の撤退を検討していることが明らかとなる。この時は翌年に入り、一旦、営業の継続が決定されたが、2010年(平成22年)1月、同社は再び撤退の方針を示し、10月11日を以て秋田店は閉店した。
フォンテAKITAにリニューアル
閉店後、建物はリニューアル工事に入り、12月1日、商業施設名を「フォンテAKITA」に改称して営業を再開[3]、翌2011年(平成23年)4月1日には約60店舗がフルオープンしている[4]。
- 食品フロア
中核となる地下1階食品フロアには、セブン&アイ・ホールディングス傘下の高級食品スーパー、シェルガーデンが東北初となる「ザ・ガーデン自由が丘・西武」をオープンし[5]、2013年(平成25年)からは、西武秋田店が運営を引き継いだ。しかし、2019年(令和元年)10月にセブン&アイHDが発表したグループの事業構造改革で、西武秋田店は売場面積を縮小するすることになり、「賃料などコストがかかり、採算がとれなかった」(そごう・西武社長室)を理由に、「ザ・ガーデン自由が丘・西武」は、2021年(令和3年)2月末で閉店した[6]。
後継テナントとして、4月27日、秋田市内を中心にスーパーを展開する「ナイス」が「ナイス フォンテAKITA店」を出店した[7]。これまで道路に面した独立店での出店形態を採ってきた同社としては初のビル内店舗となり、周辺で相次ぐマンション開発等を追い風に、来店客に単身者や高齢者世帯が多いと見込み、野菜のばら売りやカット販売といった小容量の商品や手軽に食べることができる総菜の販売に力を入れる方針[7]。
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施設
秋田駅とは2階の「秋田駅東西連絡自由通路」(愛称:ぽぽろーど)で直結するほか、秋田駅西地下自転車駐輪場及び秋田中央ビルディングとは地下通路で連絡する。屋上は遊園地として開放されていたが、のちに閉鎖となった。
沿革
- 1978年(昭和53年)
- 1980年(昭和55年)
- 1989年(昭和64年/平成元年)
- 2000年(平成12年)7月29日 - 秋田駅東西連絡自由通路「ぽぽろーど」全面開通に伴い、2階ぽぽろーど口を開設。
- 2005年(平成17年)
- 2006年(平成18年)2月2日 - イトーヨーカ堂が秋田店の営業継続を決定。
- 2008年(平成20年)
- 2010年(平成22年)
- 2011年(平成23年)
- 2015年(平成27年)4月4日 - 6階に「あきた文化交流発信センター」オープン[14]。
- 2017年(平成29年)5月20日 - 「アニメイト秋田」が緑屋ビルから移転し、地下1階にオープン。
- 2019年(平成31年/令和元年)
- 2020年(令和2年)6月25日 - 7階「パルルやちよ」が閉店[15]。
- 2021年(令和3年)
- 2022年(令和4年)9月2日 - 宮脇書店秋田本店にて、直木賞作家今村翔吾のサイン会を開催[18]。
- 2023年(令和5年)12月20日 - カプセルトイショップVELOCITY秋田店オープン。
- 2024年(令和6年)6月26日 - 午前7時20分ごろ、警備員が地下にあるポンプ室から煙が出ているを見付け、消防に通報。40分後に消火し、ポンプ室の床の一部を焼く。フォンテ秋田は通常通りの営業[19]。
フロア
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脚注
参考文献
外部リンク
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