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プラスティック・ラヴ

竹内まりや12枚目のシングル ウィキペディアから

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プラスティック・ラヴ」(PLASTIC LOVE)は、竹内まりやの楽曲であり、1984年4月25日にリリースされたアルバム『VARIETY』収録曲。アルファ・ムーン(現・ワーナーミュージック・ジャパン)より発売された。

概要 「プラスティック・ラヴ」, 竹内まりやの楽曲 ...
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解説

「プラスティック・ラヴ」は、レーベル移籍後初のリリースとなった1984年発売の6thアルバム『VARIETY』収録曲として発表された[1][2][3][4]

竹内が作詞・作曲を手がけ、アレンジ・プロデュースに山下達郎を迎えて制作されており[5]、山下はギター演奏も行い、 中西康晴エレクトリック・ピアノ)、伊藤広規ベース)、青山純ドラムス)らによる演奏とともに竹内の歌唱を支えている[2]。歌詞は「都会暮らしの若い女性による自由恋愛」という極めてフィクショナルなテーマを独自のセンスで描いている[2]

反響

発売当時のレコードの売上は1万枚以下であったが、竹内がリリースした作品の中でも特別な人気を誇る楽曲で、「souvenir」(2000年)「souvenir again」(2010年)とライブでは高頻度で演奏され、プロデューサーの山下も自身のライブでカバーしている[1][3]

海外でのブーム

2010年代後半、80年代の日本のシティ・ポップファンク再評価の波が海外で起こり、無数のリミックスやリエディット動画もアップされた[6]。シティ・ポップ再評価の背景には、4chanReddit経由で広まったヴェイパーウェイヴも大いに関係している[2]。「プラスティック・ラヴ」人気のきっかけは2017年7月YouTubeにて非公式にアップロードされた同曲の動画が2400万回以上の再生回数を記録したことで[2][5]、この動画のコメント欄に英語のコメントが集まり、海外のリスナーの多さがうかがえた[5]

フューチャー・ファンクのジャンルで定番となり、無数のリミックスリエディット(「再編集」の意)がネット上にアップロードされたほか、放送局などを傘下に持つカナダの大手デジタルメディアであるヴァイス・メディアの音楽サイトであるノイジーなど海外メディアでも取り上げられ、1980年代の日本のシティ・ポップ再評価の動きのポップ・アイコンとしてマニアックなDJの間でブームとなり[7][5][6][4]、このブームを受け、竹内の所属レコード会社であるワーナーミュージック・ジャパン公式YouTubeチャンネルからも、楽曲の再解釈として新たな表現が加えられたプロモーション・ビデオが投稿された[8]

プロモーション・ビデオ

発表から35年の2019年、海外での人気を受けてプロモーション・ビデオが制作され[4]、ビデオはまず竹内のライヴ・ドキュメンタリー映画『souvenir the movie 〜MARIYA TAKEUCHI Theater Live〜』のアンコール上映にあわせて同年5月17日にYouTubeにて「ショートバージョン」が公開され[1][8]2021年11月にはプロモーション・ビデオの「フルバージョン」が同じくYouTubeにて公開された[9]

監督は映像クリエーターの林響太朗が務め、同楽曲の世界を新たな解釈で映像化した[1][4][5]

なお、プロモーション・ビデオには女優仁村紗和俳優上杉柊平が出演している。

タイアップ

2014年に、CS放送女性チャンネル♪LaLa TV オリジナル・ドラマ私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』の主題歌に採用された[10]

12インチ・シングル

概要 「PLASTIC LOVE (EXTENDED CLUB MIX)」, 竹内まりや の シングル ...

1985年3月25日に「PLASTIC LOVE (EXTENDED CLUB MIX)」が、12インチ・シングル盤としてリカットされた。デジタル4トラック・レコーダーを使ってエディットされている。当時発売されたばかりのサンプリング・マシンを使って、2日がかりで作られた。曲中には『もう一度』の一節が挿入されている。

カップリング収録の “NEW RE-MIX” は、「オリジナル・バージョン」より楽器編成がシンプルな別ミックスであり[11]、両曲とも2014年にリリースしたアルバムVARIETY -30th Anniversary Edition-』にボーナス・トラックとして収録された。

2021年11月3日には、カップリングを “NEW RE-MIX” からアルバム『VARIETY』に収録されている「オリジナル・バージョン」へ差し替えたものが、完全生産限定盤として発売され[12][13]、リリースから36年の時を経て、初のオリコンTOP10入りとなった。

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レコーディング・メンバー

収録作品

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カバー

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関連項目

脚注

外部リンク

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