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NewJeans
韓国の5人組ガールズグループ ウィキペディアから
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NewJeans(ニュージーンズ、朝: 뉴진스)は、韓国の5人組ガールズグループ。2025年2月7日、グループ名をNJZ(エヌジェージー、朝: 엔제이지)に変更したと発表[2][3]。公式ファンクラブ名はBunnies(バニーズ、朝: 버니즈)[4]。
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概要
2021年11月、HYBEが設立した新レーベル・ADOR[注 1]より、初のアーティストとしてデビューしたガールズグループ。メンバーは、韓国人3人と韓国系オーストラリア人1人、ベトナム系オーストラリア人1人で構成される。
プロデューサーは、SMエンタテインメントのクリエイティブディレクターとしてSHINee、f(x)、EXO、Red Velvet、NCTなどのアルバムコンセプトを担当した経歴のあるミン・ヒジンが担当している[5]。
グループ名「NewJeans」は、ファッションアイテムであるジーンズに由来し「毎日求められ、いつ穿いても飽きないジーンズのような時代のアイコンになる」という抱負が込められている[6][7][8]。また「New Genes(新たな遺伝子)になる」という意味も込められている[8][9]。
公式ファンクラブ名「Bunnies」は「NewJeansの最も親しい友達」という意味を込めて、NewJeansのアイコンでもある「ウサギ」に由来して名付けられた[10]。愛称として「ウサギ」を意味する韓国語「トッキ」(Tokki、朝: 토끼)も使われる[11][12]。
パン・シヒョクとミン・ヒジンの全面サポートの下、Big HitエンターテインメントとSOURCE MUSICの合同で、2019年に「PLUS GLOBAL AUDITION」を開催し、2021年にSOURCE MUSICよりデビュー予定であったものの[13][14]、新型コロナウイルスの影響により、延期となった。その後、2021年11月、ミン・ヒジンがADORを設立し、オーディションより選抜されたメンバーを含む構成でデビューすることとなった[15]。
NewJeansは、1990年代から2000年代のポップスとR&Bの要素を組み合わせた音楽を特徴としており、レトロさ、青春のノスタルジーを思わせるコンセプトにより、これまでの「強さ」や「美しさ」を特徴とするK-POPとは異なる個性を生み出している[16][17]。また、K-POP界では珍しく、メンバーそれぞれに明確な固有ポジションは設定されていない。
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来歴
要約
視点
デビュー前
- メンバーのミンジとハニの2人は、BTS「Permission to Dance」ミュージックビデオに出演し、ミンジはメンバーの構成元となった「PLUS GLOBAL AUDITION」の広報映像に出演した[18]。
- 2021年12月、ADORの代表であるミン・ヒジンが番組に出演した際「2019年からタイトル曲を準備している」と、新ガールズグループに関する言及を行った[19]。なお、ミン・ヒジンは、Varietyの「グローバルエンターテインメント業界に影響を与えた女性」に選定された際も「全世界のファンに新しい趣向と話題を提示できるようなガールズグループをお見せいたします」と言及した[20]。
2022年
- 7月1日、ADORより新人ガールズグループの公開が予告された[21]。
- 7月22日、グループ名「NewJeans」を公開。また同日、1stミニアルバム『New Jeans』収録曲「Attention」ミュージックビデオを公開し、デビュー[22]。
- 7月23日、メンバーの名前を公開し、収録曲「Hype Boy」ミュージックビデオを公開[23]。
- 7月25日、収録曲「Hurt」ミュージックビデオが公開された[24]。また同日、日本オフィシャルサイトが開設された[25]。
- 8月1日、収録曲「Cookie」ミュージックビデオが公開され、1stミニアルバム『New Jeans』をデジタルリリース[26]。8月8日には、音盤がリリースされた。
- 12月19日、先行シングル「Ditto」をデジタルリリース。本楽曲は、リリースから2時間でMelon・genie・Bugs!のリアルタイムチャートにて、1位を獲得し[27]、2023年の「第65回日本レコード大賞」において、優秀作品賞を受賞した[28]。
2023年
- 1月2日、1stシングルアルバム「OMG」をリリース[29]。本シングルは、オリコン週間合算シングルランキングにて初登場1位を獲得し[30]、初動売上は、前作の2倍となる70万枚を記録した[31]。また、K-POP史上、デビュー後最速となるビルボード「Hot 100」へのチャートインを果たした。
- 7月1日、ソウル・SKオリンピックハンドボール競技場にて、グループ初のファンミーティング「Bunnies Camp」を開催[32]。
- 7月7日、先行シングル「New Jeans」「Super Shy」をデジタルリリース。
- 7月21日、2ndミニアルバム『Get Up』をリリース[33]。本アルバムは、初週売上約165万枚を記録し[34]、ビルボード「Billboard 200」にて1位を獲得した[35]。本チャートでの1位獲得は、K-POPガールズグループでは、BLACKPINK以来2組目となる[36]。タイトル曲「ETA」は、2023年の「第65回日本レコード大賞」において、特別賞を受賞した[28]。
- 8月19日、千葉・ZOZOマリンスタジアムにて開催された「SUMMER SONIC 2023」のメインステージに出演。計11曲のパフォーマンスを披露した[37]。
- 11月19日、米音楽賞「2023 ビルボード・ミュージック・アワード」において「Top Global K-Pop Artist」を受賞。K-POPガールズグループとして初となるパフォーマンスを披露した[38]。
- 12月19日、グループ初のリミックスアルバム『NJWMX』をリリース[39]。
- 12月31日、第74回NHK紅白歌合戦に特別企画で出場し、スペシャルメドレーを披露した[28]。
2024年
- 4月27日、2ndシングルアルバム「How Sweet」収録曲「Bubble Gum」ミュージックビデオを公開[40]。
- 5月24日、2ndシングルアルバム「How Sweet」をリリース。
- 6月21日、日本1stシングル「Supernatural」をリリースし、日本デビュー。
- 6月26日・27日、東京ドームにてグループ初となる日本ファンミーティング「Bunnies Camp 2024 Tokyo Dome」を開催。海外アーティストとしては最速となる、デビューから1年11か月での東京ドーム単独公演となった[41]。
- 11月28日、緊急記者会見を開き「信頼関係が全て崩れた」として、所属事務所・ADORとの専属契約を解除すると発表した[42]。ADOR側は、専属契約解除の記者会見が行われたことに遺憾の意を表明し「ADORは契約違反をしておらず、一方的に信頼が壊れたと主張したからといって、解除理由にはなりえない」「専属契約はまだ有効である」と主張した[43]。
- 12月3日、ADORが専属契約の有効性の確認を求めて、ソウル中央地方裁判所に提訴した[44]。
2025年
- 1月13日、ADORがメンバーを相手取り、ソウル中央地方裁判所に「企画会社の地位保全、および広告契約締結など禁止の仮処分」を申請したことを明らかにした[45]。ADORの承認や同意なしに、メンバーが独自で広告契約や広告撮影をすることを防止するための措置とされる[45]。
- 1月23日、新グループ名を公募することを発表した[46]。これに対し、ADORは「メンバーが法的判断を前に、新しいグループ名を公募するなど、独自の芸能活動を試みる行為は重大な契約違反になりうる」とコメントした[47]。
- 2月6日[注 2]、グループ名を「NJZ(エヌジェージー[48])」に変更し、活動を開始することを明らかにした[49]。ADORは、グループ名変更発表に対し「ADORとメンバー間の専属契約の有効性に対する法的判断が下る前に、メンバーたちが一方的にこのような選択をしたことについて、非常に残念に思う」とコメントし「いつでもメンバーや法定代理人と対話し、今後の活動計画について協議する準備ができている」と強調した[50]。
- 2月10日、メンバーとの専属契約は未だ法的に有効であるとして、ADORは、報道関係者に対し「NJZ」でなく「NewJeans」の名称を使用するように求めた[51]。
- 2月27日、NJZとして新たにTikTok、X(旧・Twitter)、YouTubeのアカウントを開設[52]。これに対し、ADORは「専属契約に違反する行為であり、ファンや広告主に混乱を招く可能性がある」として、中止を求めた[53]。
- 3月6日、ADORがNewJeansの音楽活動禁止の仮処分を2月11日にソウル中央地裁に申し立てていたことが報じられた[54]。従来申し立てていた、事務所を通さない広告契約締結の禁止などを求める内容の「企画社地位保全、および広告契約締結など禁止仮処分」の趣旨を拡大したもの[54]。
- 3月21日、ソウル中央地裁は、ADOR側の主張を認め、NewJeansメンバーが事務所から離れて独自で芸能活動をすることを認めない決定を出した[55]。メンバーは、決定を不服として異議を申し立てた[56]。
- 3月23日、香港で開催されたイベント「ComplexCon Hong Kong」に出演して、「裁判所の決定を尊重し、活動をしばらくやめることにしました」と述べ、一時活動中断することを明らかにした[57]。
- 4月4日、メンバーが使用していたInstagramアカウントのIDを「NJZ」の名の入る「@njz_official」から「@mhdhh_friends」に変更。プロフィール画像が削除され、これまでの投稿はすべて消去された[58]。
- 4月16日、ソウル中央地裁は、事務所を通さない独自の活動を禁じた同地裁の仮処分決定を不服としてメンバーが申し立てた異議を棄却した[59]。これを受け、メンバーは高裁に即時抗告した[60]。
- 5月30日、ソウル中央地裁はメンバーに対し、専属契約有効確認訴訟の第1審判決の宣告時まで、ADOR側の事前承認または同意なしに芸能活動を行うことを禁止し、違反した場合、1回当たり賠償金各10億ウォン(約1億円)ずつをADORに支払うよう判示した[61]。
- 8月14日、ソウル中央地裁民事合議部で、ADORがメンバー5人を相手に提起した専属契約有効確認訴訟の調停が行われたが合意には至らず、9月11日に調停期日をもう1度設けることになった[62]。
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メンバー
ディスコグラフィ
韓国
ミニアルバム
シングルアルバム
リミックスアルバム
配信限定シングル
サウンドトラック
参加作品
ミュージックビデオ
日本
シングル
ミュージックビデオ
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出演
要約
視点
テレビ番組
韓国
日本
ラジオ
韓国
日本
広告
※メンバー全員出演のみ表記。
雑誌
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公演
ファンミーティング
参加公演
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受賞歴
要約
視点
授賞式
※ノミネート情報などは、英語版のページを参照。
音楽番組首位
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脚注
外部リンク
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