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ユーロビジョン・ソング・コンテスト2025
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ユーロビジョン・ソング・コンテスト2025こと第69回ユーロビジョン・ソング・コンテスト(英語: Eurovision Song Contest 2025、フランス語: Concours Eurovision de la chanson 2025)は、2024年大会で優勝したスイスにて2025年5月に開催されるユーロビジョン・ソング・コンテストである。準決勝は5月13日と5月15日、決勝は5月17日である[10]。
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開催地
2024年6月30日時点で、バーゼル、ベルン、ジュネーブとチューリッヒの4つの都市が出願した[11]。2024年7月19日、開催地はバーゼルとジュネーブに絞られた[12]。同年8月30日、開催地はバーゼルのセイント・ヤコブ・ホールに決定された。これにより、史上初の6回も首都以外の都市で開催されることとなった[10][注釈 1]。
司会者
2025年1月20日、3人の司会者が発表された。3人は共に女性で、スイス出身でアメリカ育ち・ドイツ在住のコメディアン・司会者のハーツェル・ブルッガー、1991年大会にスイス代表として出場した歌手・女優のザンドラ・シュトゥーダー、スイス・イタリアのエンターテイナーのミシェル・フンツィカーである[13]。
ステージとマスコット

ステージは2021や2024年大会のステージも担当したプロダクトデザイナーのフローリアン・ヴィーダーがデザインしたもので、大きなアーチ状のLEDスクリーンがあるのが特徴的である[14][15]。
2025年2月26日、スイス放送協会は本大会のマスコット「LUMO」を公表した。20歳の学生がデザインしたものである[16]。
ルール
前回大会のオランダの失格騒動により、AVROTROSとEBUが協議した結果、ジャーナリストが舞台裏でアーティストを撮影するとき、その国の代表団の報道責任者の許可を事前にもらえる必要がある。また、アーティストのプライバシー保護などのための撮影禁止エリアも新設された[17][18]。
旗に関しては、ルールの変更により観客はパレスチナの旗、プライド・フラッグなど参加国以外の旗を持ち込むことができるようになったが、アーティストに対しては参加国の国旗だけを許可され、前の大会より厳しくなった[19]。
出場国
要約
視点
2年間不出場したモンテネグロの放送局のRTCGは2024年8月7日、国内予選『Montesong 2024』のルールに関する文書を発表したため、復帰の可能性が高いとみられる[20]。
オランダのアヌークは参加を表明したが、AVROTROSは去年の失格処分騒動により、参加する可能性は小さいと2024年7月に表明した[21]。数カ月の協議の後、2024年10月に一転参加することとなった[22]。
モルドバのテレビチャンネルのMoldova 1は国内予選を開催したが、経済的な理由やエントリーの質を理由として、2025年1月22日に不参加を表明した[23]。
準決勝の組分け

準決勝1に参加
準決勝1で投票
準決勝2に参加
準決勝2で投票
抽選は2025年1月28日の昼12時半にバーゼル市立美術館で開催された[24][25]。
ポストカード
各国のポストカードは参加者がスイス各地のイベントに参加する様子を撮るものである[26]。
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参加者
要約
視点
準決勝1
2025年5月13日に開催[27]。イタリア、スペインとスイスは投票に参加。
準決勝2
2025年5月15日に開催[27]。フランス、ドイツとイギリスは投票に参加。
決勝
2025年5月17日に開催。
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論争
マルタの曲に対する検閲
マルタの曲『Kant』はマルタ語で「歌い」を意味するが、英語の俗語・cunt(女性器の意味)の発音に似ているため、BBCが苦情を申し立てた。その結果、2025年3月、EBU側はマルタ側に対し、タイトルと歌詞の一部を変更するよう要請した[34]。
エストニアの曲に対する抗議
エストニアの曲『Espresso macchiato』の歌詞の一部はイタリアの文化のステレオタイプに基づくもので、侮辱とも捉えるため、イタリア側の政治家や団体は資格の取り消しを要求するなどの抗議をした[35][36]。
イスラエルの参加
前回大会に続き、ガザ情勢によりイスラエルの参加に対する反感が強く、過去の出場者70人以上がイスラエルの出場への反対を表明した。5月11日の開会式パレードの中、一部の観客はパレスチナの旗を掲げた。イスラエルの代表が現れたとき、親パレスチナの若者が喉をかき切るジェスチャーを行ったとして、イスラエル公共放送がスイス警察に苦情を申し立てた。なお、イスラエル代表のユヴァル・ラファエル自身は2023年10月7日に起きたハマスによるイスラエルへの越境攻撃の中のノヴァ音楽祭虐殺事件の生存者である[37][38]。
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脚注
外部リンク
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