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ライセル・イグレシアス

キューバの野球選手 (1990 - ) ウィキペディアから

ライセル・イグレシアス
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ライセル・イグレシアス・トラビエソRaisel Iglesias Travieso, 1990年1月4日 - )は、キューバ青年の島出身のプロ野球選手投手)。右投右打。MLBアトランタ・ブレーブス所属。愛称はエル・シクロンEl Ciclon[2]オリバー[3]

概要 アトランタ・ブレーブス #26, 基本情報 ...
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経歴

要約
視点

キューバ時代

2010年からセリエ・ナシオナル・デ・ベイスボルトロンヘロス・デ・イスラ・デ・ラ・フベントゥでプレー。

2013年3月に開催された第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)キューバ代表に選出された[4]。6月に行われた第14回ワールドポート・トーナメントでも代表に選出されている。9月にメキシコへ亡命を試みたが失敗。11月に再び亡命し、成功した[5]

プロ入りとレッズ時代

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シンシナティ・レッズ時代
(2017年7月6日)

2014年6月27日にシンシナティ・レッズと総額2700万ドルの7年契約を結んだ[6]。7月11日に制限リスト入りした。

2015年4月12日のセントルイス・カージナルス戦で先発登板してメジャーデビューを果たした(5回3失点で勝敗付かず)。以後、一定の登板機会を得て18試合に登板し、うち16試合で先発登板した。3勝7敗と大きく負け越したが、防御率4.15、WHIP1.14という安定した数字を記録した。また、ハイレベルな三振奪取能力を発揮し、95.1イニングで104個の三振を奪って奪三振率9.8という好成績を叩き出した。

2016年は自身初めて開幕投手を務めたが、シーズン途中で中継ぎに配置転換され、投げた37試合中先発登板は5試合だった。抑えとしても起用され、3勝2敗6セーブ、防御率2.53、WHIP1.14、奪三振率9.5というハイレベルな成績を残して期待に応えた。

2017年は年間通して抑えとして起用され、63試合の登板で3勝3敗28セーブ、防御率2.49と結果を残した。また奪三振率が10.9と初めて10.0超を記録した。

2018年も抑えを務め、66試合の登板で2勝5敗30セーブ、防御率2.38と更に成績を上げた。オフに3年総額2412.5万ドルの契約を結んだ[7]

2019年は開幕から救援失敗を続け、サヨナラ本塁打も4本も被弾し、救援投手最多の12敗を喫した。それでもキャリアハイの34セーブを記録した。

2020年は復調し、22試合の登板で4勝3敗8セーブ、防御率2.74の好成績を残した。WHIPは始めて1を下回った。

エンゼルス時代

2020年12月7日にノエ・ラミレス後日発表選手[注 1]とのトレードで、金銭と共にロサンゼルス・エンゼルスへ移籍した[9]

2021年4月1日のシカゴ・ホワイトソックスとのシーズン開幕戦でエンゼルス移籍後初登板し、移籍後初セーブを記録した[10]。開幕直後は乱調だったが、6月からは抑えとしてフル回転し、65試合の登板で7勝5敗、防御率2.57、セーブ数は34でキャリアハイに並んだ。WHIPは0.93とフルシーズンでは自己最高だった。 オフの11月3日にFAとなり[11]、球団から提示された1840万ドルのクオリファイング・オファーを拒否した[12][13]。11月23日に自身初めてオールMLBチームのセカンドチーム中継ぎ投手の1人に選出された[14]。その後、12月1日にエンゼルスと4年総額5800万ドルで再契約した[15]

ブレーブス時代

2022年8月2日にジェシー・チャベスタッカー・デービッドソンとのトレードで、アトランタ・ブレーブスへ移籍した[16]

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選手としての特徴

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平均96.3mph(約155km/h)のフォーシームと、平均85.1mph(約137km/h)のスライダー、平均89.4mph(約143.9km/h)のチェンジアップで投球を組み立てる。速球の最速は、2017年に記録した100.5mph(約161.7km/h)。

詳細情報

年度別投手成績

さらに見る 年 度, 球団 ...
  • 2024年度シーズン終了時

年度別守備成績

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  • 2024年度シーズン終了時

表彰

背番号

  • 26(2015年 - 2020年、2022年8月2日 - )
  • 32(2021年 - 2022年8月1日)

代表歴

脚注

関連項目

外部リンク

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