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滋賀県道・三重県道4号草津伊賀線

滋賀県と三重県の道路 ウィキペディアから

滋賀県道・三重県道4号草津伊賀線
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滋賀県道・三重県道4号草津伊賀線(しがけんどう・みえけんどう4ごう くさついがせん)は、滋賀県草津市から三重県伊賀市に至る主要地方道滋賀県道三重県道)である。

概要 主要地方道, 路線延長 ...
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甲賀市水口町牛飼にて(2017年10月)
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伊賀市柘植にて(2022年3月)
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概要

杣街道を沿うように通っており、県道4号の旧道は杣街道である。倉歴峠を越えて滋賀県と三重県を結ぶ[1]。古くは伊勢街道と呼ばれ、京都伊勢神宮を結ぶ路線の1つであったとされる[2]

路線データ

  • 陸上距離:25.6 km (2016年国道1号旧道移管前)
  • 起点:滋賀県湖南市石部2丁目(石部大橋交差点=国道1号交点)
    • 資料によっては草津市大路井町(現在の草津市大路)としているものがある[3]
  • 終点:三重県伊賀市柘植町字北打山1058番105地先[4]上柘植IC国道25号交点)

路線状況

沿道

国道1号バイパス栗東水口道路整備の進捗にともない、2016年(平成28年)4月1日に国道1号旧道より、滋賀県湖南市三雲西交差点から石部大橋交差点までを県道4号に移管した[5]。この区間は1952年(昭和27年)10月に一級国道1号のバイパスとして沖積低地を直線で通れるように新設された道路で、名神高速道路と連絡する関係から沿線に多数の工場が立地していった[6]

甲賀市水口町三大寺 - 湖南市三雲の区間はかつて野洲川杣川の左岸沿いで草津線との狭小な地域を縫うような路線であったが、1970年(昭和45年)から5.1 km、総事業費44億円で着手[2]。三大寺 - 岩坂工区の2.5 kmは総事業費8億円をかけ、1984年(昭和59年)8月にバイパスが供用開始[2]。岩坂 - 三雲工区の2.6 kmは1981年(昭和56年)から工事に着手し、1992年(平成4年)2月5日に供用開始した[2]。途中の三雲トンネルは延長約0.9 kmで、1987年(昭和62年)12月から工事に着手し、1991年平成3年)8月に完成[7]。園養山古墳群の保存のため事業費27億円でトンネル化を行い、滋賀県内のトンネルでは初の換気設備が導入された[2]

重複区間

  • 国道1号(草津市 - 湖南市石部大橋交点)(栗東IC付近から国道8号重複)

利用状況

交通量[8]
地点 平日12時間 平日24時間
2005年度2010年度 2005年度2010年度
滋賀県湖南市三雲 9,280台 ⇒ 8,849台 12,157台 ⇒ 11,415台
滋賀県甲賀市甲南町竜法師 10,668台 ⇒ 10,124台 13,762台 ⇒ 13,161台
滋賀県甲賀市甲賀町大原市場 4,615台 ⇒ 4,826台 6,002台 ⇒ 6,274台
三重県伊賀市野村 4,615台 ⇒ 4,168台 6,002台 ⇒ 5,332台

道路施設

  • 勅使野橋(湖南市三雲)
  • 三雲トンネル(湖南市三雲)
  • 新杣川橋(甲賀市甲南町)
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地理

通過する自治体

接続道路

滋賀県湖南市

滋賀県甲賀市

三重県伊賀市

沿線

沿革

1920年大正9年)4月1日に滋賀県が草津柘植線として県道に指定されており、現存する最も古い県道のひとつ。1954年昭和29年)1月20日建設省(現・国土交通省)が草津柘植線の名称で主要地方道へ昇格。

滋賀県側は1954年(昭和29年)9月6日に県道7号草津柘植線として主要地方道に認定、1960年から県道331号草津柘植線となり、1972年(昭和47年)3月21日に県道331号草津伊賀線へ改称され、1990年平成2年)9月17日から整理番号を三重県側に合わせ県道4号草津伊賀線となった。

三重県側は1955年(昭和30年)3月8日に旧県道柘植草津線を廃止し三重県道5号草津柘植線として主要地方道に認定[9]1965年(昭和40年)8月27日に県道4号草津柘植線となり、1972年(昭和47年)3月31日に県道4号草津伊賀線へ改称された。

脚注

参考文献

関連項目

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