中嶋大祐

「中島大輔」とは別人です。

中嶋 大祐（なかじま だいすけ、1989年1月29日 - ）は、日本の元レーシングドライバー。愛知県岡崎市出身。

中嶋 大祐
基本情報
国籍	日本
生年月日	(1989-01-29) 1989年1月29日（36歳）
出身地	愛知県岡崎市
SUPER GTでの経歴
デビュー	2012
所属	TEAM MUGEN
車番	16
過去所属	EPSON NAKAJIMA RACING
出走回数	61
ポールポジション	2
過去参加シリーズ
2007 2008 2009-2010 2011-2017	フォーミュラチャレンジ・ジャパン 全日本F3選手権 イギリス・フォーミュラ3選手権 フォーミュラ・ニッポン／スーパーフォーミュラ

プロフィール

• 身長 : 166cm
• 体重 : 57kg (2009.7.17現在)
• 血液型 : RH+A型
• 学歴 : 愛知教育大学附属岡崎小学校、愛知教育大学附属岡崎中学校卒業^[1]。星城高等学校、青山学院大学国際政治経済学部卒業。
• 趣味 : 運動、写真、食事
• 愛車 : ホンダ・CR-V、ホンダ・S2000、ホンダ・インサイト、ホンダ・アコードハイブリッド、ホンダ・S660、ホンダ・シビックタイプR
• 父は元F1ドライバーの中嶋悟、兄は元F1ドライバーの中嶋一貴。

概要

トヨタの育成入りした一貴に対し、「兄と一緒のところは嫌だ」として父と同じホンダの育成プログラムに入った。一時期は父同様、エプソンのサポートも受けていた。マネージメントは中嶋企画が行っている。

父いわく「筋は兄より良かったかもしれない」とのことであったが、日本での活動がナカジマレーシングの低迷期と重なっていたこともあり、GT・フォーミュラとも優勝を挙げることができなかった。2019年11月24日、富士スピードウェイで行われたSUPER GT/ドイツツーリングカー選手権（DTM）の特別交流戦 レース2予選においてトップタイムをマーク後、インタビューで電撃的にこのレース限りでのドライバー引退を発表している^[2]。

その後は航空機パイロットを目指して米国の養成学校に入学、就職の内定も得て研修を受けていることが父によって語られている^[3]。2024年現在は旅客機のパイロットとして働いている^[4]。

レース戦績

• 2004年 - 全日本カート選手権・ICAクラス シリーズ6位
• 2005年 - 全日本カート選手権・ICAクラス シリーズ4位
• 2006年 - 鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラを卒業
• 2007年 - フォーミュラチャレンジ・ジャパン（#8 SRS-FスカラシップFCJ） （シリーズ5位・4勝・4PP）
• 2008年 - 全日本F3選手権（Honda TODA RACING #2 Honda・戸田FIGHTEX／ダラーラF308 MF204C）（シリーズ9位・最高位5位）
• 2009年
  • イギリス・フォーミュラ3選手権（Räikkönen Robertson Racing #27／Dallara F308 Mercedes-Benz HWY）（シリーズ7位・最高位2位・1PP）
  • マスターズF3（Räikkönen Robertson Racing #27／Dallara F308 Mercedes-Benz HWY）（予選29位・決勝19位）
• 2010年 - イギリス・フォーミュラ3選手権（Räikkönen Robertson Racing #8／Dallara F308 Mercedes-Benz HWY）（シリーズ11位・最高位2位）
• 2011年 - フォーミュラ・ニッポン（NAKAJIMA RACING #31／FN09 HR10E）（シリーズ13位・最高位7位）
• 2012年
  • フォーミュラ・ニッポン（NAKAJIMA RACING #31／FN09 HR12E）（シリーズ16位・最高位10位）
  • SUPER GT・GT300クラス（TEAM 無限 #16 MUGEN CR-Z GT／ZF1 J35A）（シリーズ15位・最高位3位）
• 2013年
  • スーパーフォーミュラ（NAKAJIMA RACING #31／SF13 HR12E）（シリーズ12位・最高位2位）
  • SUPER GT・GT500クラス（NAKAJIMA RACING #32 EPSON HSV-010／HR10EG）（シリーズ15位・最高位8位）
• 2014年
  • スーパーフォーミュラ（NAKAJIMA RACING #31／SF14 HR-414E）（シリーズ15位・最高位5位）
  • SUPER GT・GT500クラス（NAKAJIMA RACING #32 EPSON NSX CONCEPT-GT／HR-414E）（シリーズ17位・最高位3位）
• 2015年
  • スーパーフォーミュラ（NAKAJIMA RACING #64／SF14 HR-414E）（シリーズ10位・最高位5位）
  • SUPER GT・GT500クラス（NAKAJIMA RACING #64 EPSON NSX CONCEPT-GT／HR-414E）（シリーズ16位・最高位9位）
• 2016年
  • スーパーフォーミュラ（NAKAJIMA RACING #64／SF14 HR-414E）（シリーズ12位・最高位2位）
  • SUPER GT・GT500クラス（NAKAJIMA RACING #64 EPSON NSX CONCEPT-GT／HR-414E）（シリーズ18位・最高位5位）
• 2017年
  • スーパーフォーミュラ（NAKAJIMA RACING #64／SF14 HR-417E）（シリーズ16位・最高位7位）
  • SUPER GT・GT500クラス（TEAM MUGEN #16 MOTUL MUGEN NSX-GT／HR-417E）（シリーズ18位・最高位6位）
• 2018年 - SUPER GT・GT500クラス（TEAM MUGEN #16 MOTUL MUGEN NSX-GT／HR-417E）（シリーズ15位・最高位4位）
• 2019年 - SUPER GT・GT500クラス（TEAM MUGEN #16 MOTUL MUGEN NSX-GT／HR-417E）（シリーズ15位・最高位6位）

全日本フォーミュラ3選手権

年	チーム	エンジン	クラス	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	15	16	17	18	順位	ポイント
2008年	Honda TODA RACING	無限		FSW1 8	FSW2 9	AUT1 Ret	AUT2 11	SUZ1 5	SUZ2 6	TRM1 7	TRM2 Ret	OKA1 6	OKA2 9	SUZ1 7	SUZ2 Ret	TRM1 8	TRM2 7	FSW1 Ret	FSW2 7	SUG1 8	SUG2 8	9位	54

(key)

イギリス・フォーミュラ3選手権

年	チーム	エンジン	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	15	16	17	18	19	20	21	22	23	24	25	26	27	28	29	30	順位	ポイント
2009年	ライコネン・ロバートソン・レーシング	メルセデス-HWA	OUL 1 4	OUL 2 5	SIL 1 6	SIL 2 4	ROC 1 3	ROC 2 4	HOC 1 Ret	HOC 2 11	SNE 1 10	SNE 1 13	DON 1 8	DON 2 9	SPA 1 Ret	SPA 2 8	SIL 1 9	SIL 2 2	ALG 1 Ret	ALG 2 12	BRH 1 Ret	BRH 1 6											7位	95
2010年			OUL 1 6	OUL 2 2	OUL 3 7	SIL 1 3	SIL 2 3	SIL 3 21	MAG 1 9	MAG 2 4	MAG 3 Ret	HOC 1 16	HOC 2 Ret	HOC 3 7	ROC 1 10	ROC 2 2	ROC 3 Ret	SPA 1 20	SPA 2 9	SPA 3 Ret	THR 1 Ret	THR 2 Ret	THR 3 14	SIL 1 10	SIL 2 19	SIL 3 11	SNE 1 5	SNE 2 4	SNE 3 4	BRH 1 9	BRH 2 8	BRH 3 Ret	11位	97

• 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)

フォーミュラ・ニッポン/スーパーフォーミュラ

年	チーム	シャシー	エンジン	1	2		3	4	5		6	7		順位	ポイント
2011年	NAKAJIMA RACING	スウィフト・017.n	ホンダ	SUZ 11	AUT Ret		FSW 8	TRM 9	SUZ C		SUG 10	TRM1 11	TRM2 7	13位	3
2012年				SUZ 16	TRM 10		AUT 11	FSW 11	TRM 12		SUG 12	SUZ1 10	SUZ2 11	NC	0
2013年				SUZ 16	AUT Ret		FSW 10	TRM 10	INJ C		SUG 7	SUZ1 2	SUZ2 11	12位	6
2014年		ダラーラ・SF14	ホンダ	SUZ Ret	FSW1 9	FSW2 14	FSW 9	TRM 16	AUT 12		SUG 5	SUZ1 9	SUZ2 15	15位	4
2015年				SUZ 6	OKA 12		FSW Ret	TRM 5	AUT 9		SUG 12	SUZ1 Ret	SUZ2 10	10位	7
2016年				SUZ Ret	OKA 7		FSW DNS	TRM 10	OKA1 6	OKA2 12	SUG 2	SUZ1 10	SUZ2 10	12位	10.5
2017年	TCS NAKAJIMA RACING			SUZ 7	OKA1 16	OKA2 14	FSW 11	TRM 12	AUT 11		SUG 17	SUZ1 C	SUZ1 C	16位	2

(key)

SUPER GT

年	チーム	コドライバー	使用車両	クラス	1	2	3	4	5	6	7	8	順位	ポイント
2012年	TEAM 無限	武藤英紀	ホンダ・CR-Z	GT300	OKA	FSW	SEP	SUG 16	SUZ 11	FSW 3	AUT 10	TRM 11	15位	12
2013年	EPSON NAKAJIMA RACING	道上龍	ホンダ・HSV-010 GT	GT500	OKA 11	FSW 13	SEP 12	SUG 8	SUZ 13	FSW Ret	AUT 10	TRM 11	15位	4
2014年		ベルトラン・バゲット	ホンダ・NSX CONCEPT-GT	GT500	OKA 15	FSW Ret	AUT 10	SUG 13	FSW 3	SUZ 12	CHA Ret	TRM 14	17位	12
2015年		ベルトラン・バゲット		GT500	OKA Ret	FSW 12	CHA 11	FSW 11	SUZ 9	SUG Ret	AUT 10	TRM 13	15位	4
2016年		ベルトラン・バゲット		GT500	OKA 14	FSW 10	SUG 12	FSW 11	SUZ 11	CHA 5	TRM 13	TRM 14	18位	7
2017年	TEAM MUGEN	武藤英紀 ジェンソン・バトン (Rd.6)	ホンダ・NSX-GT	GT500	OKA 9	FSW 15	AUT 11	SUG 6	FSW Ret	SUZ 12	CHA 13	TRM 11	18位	7
2018年		武藤英紀		GT500	OKA 10	FSW 14	SUZ Ret	CHA 5	FSW 14	SUG 4	AUT 14	TRM 14	15位	16
2019年		武藤英紀		GT500	OKA 7†	FSW 11	SUZ 12	CHA Ret	FSW 6	AUT 14	SUG 9	TRM 9	15位	12

• 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)
• ^† : ハーフポイント。レース周回数が75%未満で終了したため、得点が半分となる。

メディア出演

• 超速GO音（フジテレビ・関西テレビ、2016年4月 - 11月13日）- パーソナリティ（小林可夢偉と二人体制）