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京都府道143号四ノ宮四ツ塚線

京都府の道路 ウィキペディアから

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京都府道143号四ノ宮四ツ塚線(きょうとふどう143ごう しのみやよつづかせん)は、京都府京都市山科区から京都市南区に至る一般府道である。

概要 一般府道, 起点 ...

概要

要約
視点

かつての国道1号[注釈 2]の経路に当たる。国道1号と分岐する京都市山科区四ノ宮奈良野町を起点とし、再び国道1号と合する京都市南区西九条春日町(九条油小路交差点)を経て京都市南区四ツ塚町(京阪国道口交差点)に至る。名称は起点となる山科区四ノ宮と、京阪国道口交差点のある南区四ツ塚町に由来する。別名、三条通 - 東大路通(東山通) - 九条通

戦後、京都市と大津市1952年昭和27年)に新たな道路法によって東京都中央区大阪市をつなぐ国道1号の経由地となった[注釈 3]。国道1号の大津・京都間の道程は、近世の東海道からの道路を付替・改良して1933年(昭和8年)3月に竣工した京津国道(けいしんこくどう)[2]を継承しつつ、京都側では三条大橋までは至らず、東山三条から市街地の外周を迂回する形で、東大路通九条通を経て京阪国道に接続する経路となった[3][注釈 5]

1967年(昭和42年)4月に交通渋滞緩和のために名神高速道路 京都東ICと接続する滋賀県大津市藤尾横木町から、京都市東山区の東山五条に至る五条バイパス(東山バイパス)が完成し、当時東大路通・烏丸通間が国道8号単独区間であった[1]五条通に接続した[5]

一般府道四ノ宮四ツ塚線は、1970年(昭和45年)3月31日付けで路線認定され[6]、同年9月2日、五条バイパス(東山バイパス)の旧道となる区間が移管された[7]。次いで1971年(昭和46年)4月1日に国道1号の東山五条からの経路が五条通・堀川通油小路通経由に変更され[7]、それに伴って東大路通・九条通経由の旧国道1号の経路が移管された。これにより山科区四ノ宮奈良野町から南区西九条春日町(九条油小路交差点)[注釈 6]までの区間が四ノ宮四ツ塚線単独区間となった。

当初の整理番号は一般府道287号だったが、1994年(平成6年)の路線番号再編[注釈 7]により143へ改番された[8]

かつては3車線であった日ノ岡 - 蹴上間において中央線変移が取られていた。同区間を専用軌道で道路と併走していた京阪京津線1997年平成9年)に廃止された後、軌道用地を利用して4車線に拡幅されたため、現在は中央線変移は行なわれていない。

京都外環状線との交点である外環三条交差点は、外環状線に向かう車両で朝夕の渋滞多発地点となっている。

路線データ

概要 全ての座標を示した地図 - OSM ...

京都市道路現況表に基づく起終点・総延長

  • 起点:京都市山科区四ノ宮奈良野町32番地地先[9]国道1号交点)
  • 終点:京都市南区西九条春日町3番地の1地先[9](九条油小路交差点、国道1号交点)
  • 総延長:11,373.1メートル[9]
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路線状況

別名

重複区間

道路施設

橋梁

地理

Thumb
東端付近

通過する自治体

交差する道路

さらに見る 交差する道路, 市町村名 ...

交差する鉄道

沿線

脚注

参考資料

関連項目

外部リンク

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