トップQs
タイムライン
チャット
視点
仙台三越
ウィキペディアから
Remove ads
株式会社仙台三越(せんだいみつこし)は、宮城県仙台市青葉区一番町四丁目8番15号に所在する株式会社三越伊勢丹ホールディングスの完全子会社で、同市にある百貨店および東北地方各地にある小型店を運営している。
Remove ads
概要
運営会社としての仙台三越は、店舗としての仙台三越を仙台市都心部に、小型サテライト店を宮城県内に、エムアイプラザ(編集型小型店)を東北地方に展開している[† 1]。
店舗としての仙台三越は、三越ビル・ABビルに入居する「本館」と、その北側に隣接する141ビルに入居する「定禅寺通館」の3棟2館体制であり[2]、百貨店としては東北地方で最大級の店舗面積となっている[3]。
運営店舗
仙台三越
小型サテライト店
エムアイプラザ
Remove ads
沿革
前史
三越仙台店
- 1933年(昭和8年)4月1日、宮城県仙台市東一番丁に「三越仙台店」が開店(三越仙台支店とも言われた)[5]。建物は地下1階、地上5階で、屋上庭園もあった[6][7]。
- 1945年(昭和20年)
- 1962年(昭和37年)、増改築工事を開始[7]。
- 1963年(昭和38年)11月1日、現在の三越ビルにあたる、地下2階、地上7階の建物が完成[7]。
- 1970年(昭和45年)2月1日、住居表示施行により、住所が東一番丁から一番町四丁目となる[8][9]。

- 1971年(昭和46年)11月、障害者全般が利用できる建築物・施設・公共交通機関等である事を示す「国際シンボルマーク」(通称:車いすマーク)[† 3]が、車椅子でも使用出来るよう改修した4階のトイレの入口に掲出された[† 2]。このマークの掲出は全国第1号であり、全国に広がる福祉のまちづくりのきっかけの1つとなった[4][† 2]。
- 1976年(昭和51年)3月31日、仙台市電の運行が終了。最寄り駅が無くなる。
- 1979年(昭和54年)、秋田県秋田市に小型売店「三越秋田」(北緯39度43分8.3秒 東経140度6分19.5秒)を開店[† 4]。
- 1981年(昭和56年)、岩手県盛岡市に小型売店「三越盛岡」(北緯39度42分7.1秒 東経141度8分38.4秒)を開店。
- 1987年(昭和62年)
- 1990年(平成2年)、宮城県石巻市に小型売店「三越石巻」(北緯38度26分28.2秒 東経141度18分2.6秒1990年 - 2011年3月11日)))を開店[10]。
- 1992年(平成4年)10月、三越・ABビルが竣工。141・三越上空連絡通路を設置。
- 2007年(平成19年)2月、名取市のダイヤモンドシティ・エアリ(同年9月22日にイオンモール名取エアリに改称)に「三越名取店」(北緯38度9分49.3秒 東経140度53分50.4秒)を開店。
- 2008年(平成20年)11月21日、141ビルの商業エリアを一括賃貸し、「三越定禅寺通館」として開店。
- 2009年(平成21年)3月1日、「三越名取店」および小型売店「三越盛岡」を閉店[11]。
仙台三越
- 2009年(平成21年)10月1日、地域事業準備会社として『株式会社仙台三越』設立[12]。
- 2010年(平成22年)
- 2011年(平成23年)
- 3月11日、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)で被災。「仙台三越」では、本館5階と定禅寺通館4階とをつなぐ連絡通路に屋上の避雷針が落下してささり、店内は破損したガラスが散乱したほか、スプリンクラーの破損で水浸しとなって自家発電装置が使用不能に陥るなどしたため営業を休止した[14]。「三越石巻」は津波で約1.5メートルの浸水被害に遭って休業した[15]。「三越大河原」も休業した[14]。
- 3月12日、三越伊勢丹グループが、自社の物流網を用いて支援物資を被災地に届ける活動を開始[14](仙台市内には「株式会社三越 扇町三越商品センター」(北緯38度15分58.1秒 東経140度56分27.5秒)がある)。また、義捐金の寄付や店頭募金活動、グループの従業員がボランティア活動を行った[14]。
- 3月23日、震災発生後、缶詰やレトルト食品など限定的な販売を続けてきた「仙台三越」で、本館・定禅寺通館の地下1階食料品売り場が営業再開(営業時間 11:00 - 14:00)[14][16][17]。また、定禅寺通館の地下2階に移した高校制服売り場を、4月3日まで11:00 - 15:00で営業[16]。
- 3月26日、「仙台三越」本館1階 - 3階の営業を再開[18]。
- 4月5日、「仙台三越」本館5階および6階の営業を再開[19]。営業時間を1時間延長し11:00 - 17:00とした[19]。
- 4月11日、「仙台三越」定禅寺通館が全館営業再開(営業時間11:00 - 17:00)[20]。この日までに本館の7階(宝飾品売場)と8階(レストラン)以外の営業を再開[20]。
- 4月15日、「仙台三越」が全館営業再開(営業時間10:00 - 18:00)[14][21]。
- 5月1日、「仙台三越」が震災後に設定していた毎週水曜の定休日を廃止し、営業時間を1時間延長して通常営業に復帰した(営業時間10:00 - 19:00)[22]。
- 11月15日、「三越石巻」が石巻市役所[† 5][† 6]1階の複合商業施設「エスタ[† 7][† 8]」に臨時店舗を開店(北緯38度26分3.1秒 東経141度18分9.8秒)[23]。売り場面積は約50平方メートル[24]。
- 2012年(平成24年)
- 2013年(平成25年)
- 2014年(平成26年)
- 2015年(平成27年)5月2日、宮城県大崎市のリオーネふるかわA館1階に、「MI PLAZA MITSUKOSHI 古川店」(エムアイプラザ 三越古川店)を出店[33]。
- 2018年(平成30年)4月7日 - 仙台市太白区富田のアクロスプラザ富沢西内に「三越富沢店」を出店[34]。
- 2021年(令和3年)3月7日 - 販売不振を理由に「MI PLAZA MITSUKOSHI 登米佐沼店」(エムアイプラザ 三越登米佐沼店)を閉店[35]。
- 2022年(令和4年)6月24日 - みやぎ生協利府店内に「三越利府店」を開店[36]。
Remove ads
その他
渋谷徳三郎や岡崎栄松ら歴代仙台市長が会長を務めた「仙台ロータリークラブ(戦時中は「仙台火曜会」)」は1940年代 - 1950年代、ここ三越を例会場として活動していた[37]。
アクセス
脚注
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads