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伏見桃山駅
京都府京都市伏見区にある京阪電気鉄道の駅 ウィキペディアから
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伏見桃山駅(ふしみももやまえき)は、京都府京都市伏見区京町三丁目にある、京阪電気鉄道京阪本線の駅。駅番号はKH29。

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概要
伏見の中心部、大手筋(滋賀県道・京都府道35号大津淀線・京都府道79号伏見柳谷高槻線)に面している。隣接する駅ビルの建て替え工事が終了し、2021年3月から改札外エレベーターが利用できるようになった。また駅の北側だけでなく南側も踏切に挟まれてホームの8両対応化が不可能で、高架化計画も1970年代から存在する[2]が、いまだに着工の見込みが立たないことから、通勤準急を超える格の優等列車は通過している。
歴史
伏見の街の中心地の駅として急行設定時に急行停車駅になったが、両隣に宇治線の分岐駅中書島駅[3]と近鉄京都線との接続駅丹波橋駅を抱え、前述の通り8両編成の列車が入線できないため1949年(昭和24年)以来優等列車の設定がない。
駅名にちなんでホーム屋根の柱や梁を桃色(ピンク)に塗られていた時期もあった[4]が、現在は京阪三条駅が「うすあけ(ピンク)色」を採用している。
年表
- 1910年(明治43年)4月15日:京阪本線開通と同時に伏見駅として開業[5]。
- 1915年(大正4年)11月11日:伏見桃山駅に改称[5]。
- 1916年(大正5年)4月1日:急行停車駅となる[6]。
- 1943年(昭和18年)10月1日:会社合併により京阪神急行電鉄(現在の阪急電鉄)の駅となる。
- 1946年(昭和21年)2月15日:大戦末期に廃止されていた急行の運転が再開[7]。
- 1949年(昭和24年)
- 1962年(昭和37年)4月1日:駅東側に京阪スーパーマーケット桃山店開業。
- 1973年(昭和48年)12月9日:駅舎が地下化され京阪スーパー地階と直結される[5]。
- 1991年(平成3年)10月5日:京阪スーパーマーケット「京阪ザ・ストア桃山店」としてリニューアルオープン[8]。
- 1999年(平成11年)
- 2008年(平成20年)1月:エレベーター2基新設、多目的トイレの設置などバリアフリー化工事が完了[9]。
- 2009年(平成21年)12月:ホームに異常通報装置設置[10]。
- 2016年(平成28年)
- 2019年(平成31年・令和元年):京阪伏見桃山駅前ビルが建替に伴い、解体に着手[12]。
- 2021年(令和3年)
- 大正時代と思われる京阪電車伏見停車場
- 京阪伏見桃山ビル(2021年4月)
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駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地上駅で、改札とコンコースは地下に設けられている。なお、駅南側を通る油掛通側からの入場はできない。
のりば
- 付記事項
- ホーム有効長は7両。ホームの両端を大手筋通と油掛通の踏切に挟まれており、8両編成対応へのホーム延長は不可能となっている。
- 出町柳行きホームを南側に延伸する際、狭隘な敷地内に設置したためホーム幅が狭くなっており、比較的広い丹波橋側を利用するよう喚起する看板が設置されている。
- ホーム(2021年4月)
- 改札口(2021年4月)
利用状況
2022年(令和4年)度の1日平均乗降人員は7,266人である。
近年の1日あたり利用客数の推移は下記の通り[16][17]。
駅周辺
100 mほど東方には近鉄京都線の桃山御陵前駅がある。なお、両線の公式な連絡駅は隣の丹波橋駅となっている。
バス路線
京阪伏見桃山駅には、現在バス路線は乗り入れていない。かつては駅付近(近鉄桃山御陵前駅前)に京阪宇治交通が京阪桃山バス停を設置していたが、1997年7月26日に廃止されている。なお京阪バスの発祥は当駅前と桃山御陵の間を結ぶ路線(のち廃止)で、当駅横の桃山京阪ビル前に「京阪バス発祥の地」の記念碑が建てられている。
- 御香宮前
- バス停は駅前ではなく、駅から徒歩3分の国道24号沿いにある。
- 桃山
- 京都市営バスの御香宮前と同位置である。
- 西大手筋
- 京都市営バス
- 京阪バス
- 6号経路:竹田駅西口行 / 醍醐バスターミナル行
- 京都京阪バス
- 24A号経路:竹田駅西口行 / 京阪淀駅行
- 25号経路:京阪中書島行 / 近鉄大久保行
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その他
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
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