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南小谷駅
長野県北安曇郡小谷村にある東日本旅客鉄道・西日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
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南小谷駅(みなみおたりえき)は、長野県北安曇郡小谷村大字千国乙にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・西日本旅客鉄道(JR西日本)大糸線の駅である。駅番号は「9」[報道 1]。事務管コードは▲510631[2]。
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概要
小谷村の代表駅であり、村役場の最寄り駅である。JR東日本が管轄する電化区間と、JR西日本が管轄する非電化区間との境界駅であり[3]、在来線では唯一のJR東日本とJR西日本との境界駅[注 1]である。
JR東日本長野支社が構内施設を保有し、駅業務などを担当している。JR東日本側の列車のみ夜間滞泊がある。糸魚川方にある場内信号機付近にJR東日本・JR西日本両社の分界標識が立っている。
歴史
要約
視点
- 1935年(昭和10年)11月29日:国有鉄道大糸南線の信濃森上駅 - 中土駅間開通に伴い、一般駅として開業[1][4]。
- 1939年(昭和14年)
- 1940年(昭和15年)
- 1945年(昭和20年)7月15日:水害により、信濃森上駅 - 中土駅間が被災。当駅以南が18日間、以北が20日間不通となる[5]。
- 1952年(昭和27年)7月1日:当駅 - 中土駅間において築堤が崩壊し、3か月間不通となる[5]。
- 1957年(昭和32年)
- 1962年(昭和37年)12月25日:千国駅が開業し[12]、同時に当駅が千国駅の管理駅となる[13]。
- 1967年(昭和42年)
- 1968年(昭和43年)
- 1971年(昭和46年)
- 1973年(昭和48年)12月25日:当駅に小谷村村営観光案内所を設置する[5]。
- 1982年(昭和57年)11月15日:当駅への特急「あずさ」の定期乗り入れを開始[5]。
- 1983年(昭和58年)
- 1984年(昭和59年)2月1日:営業範囲を改正し、荷物の取扱を廃止[19]。
- 1985年(昭和60年)7月17日:当駅の自動券売機1台を撤去する[5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本・JR西日本に継承され[20]、当駅は大糸線の会社境界駅となる[21]。
- 1989年(平成元年)12月:駅舎を白色を基調として改装し、三角屋根の設置などを行う[新聞 1]。
- 1995年(平成7年)
- 1996年(平成8年)1月16日:当駅 - 小滝駅間において、1995年(平成7年)12月22日に国道148号が全線復旧したことに伴い、代行バスの運行を開始する[新聞 4]。
- 1997年(平成9年)
- 2006年(平成18年)1月14日:当駅 - 糸魚川駅間に雪崩の危険ありとして、同日より同年3月9日まで同区間の運休を行う[新聞 8]。
- 2010年(平成22年)8月11日:信州デスティネーションキャンペーンに合わせて駅舎の改装を行い[報道 2]、同日その完成式を挙行する[新聞 9]。
- 2014年(平成26年)
- 2025年(令和7年)3月15日:当駅の特急「あずさ」の乗り入れを取りやめ[報道 3]。
- 1935年11月29日、駅開業式に集う人々を姫川対岸より望む
- 1935年11月開業当時の当駅。宅扱貨物の宣伝に努めた。
- 駅名について
開業当時所在した南小谷村に由来する。
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駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線を有する地上駅である[3]。互いのホームは跨線橋(階段のみ)により連絡している。
糸魚川方面約600メートルにある上り場内信号機より北は、JR西日本北陸広域鉄道部(旧:糸魚川地域鉄道部)の管轄下となっており[新聞 12]、JR東日本とJR西日本の社界を示す標柱が立てられている[13]。かつては架線が社界まで伸びていたが、2024年(令和6年)時点で、既にホームから見えるところまで短縮している。また、かつては当駅を越えて直通運行される列車の設定もあった[新聞 13][23]。2025年(令和7年)3月14日までは特急「あずさ」が乗り入れており[報道 3]、1番線のみの使用だった。同年3月15日以降は、普通列車または臨時快速「リゾートビューふるさと」のみの発着となっている。
駅舎は2010年(平成22年)8月に改装されたもので[報道 2]、外側は蔵造り建築をモチーフとしたなまこ壁となっており[24]、待合室には畳敷きのスペースがある[24]。また、同スペースは、冬季には炬燵が設置される[新聞 14][新聞 15][新聞 16]。
JR東日本の駅としては直営駅であり、管理駅として白馬大池駅と千国駅を管理している。駅舎内にはJR東日本が営業するみどりの窓口が設置されている[3]。冬季には除雪のため数名が増員される[新聞 12]。当駅はインターネット予約サービスはえきねっとのみ受け取り可能。
のりば
- 改札口(2021年8月)
- ホーム(2021年8月)
利用状況
要約
視点
JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は81人である[JR 1]。
1935年度(昭和10年度)以降の推移は以下のとおりである。
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駅周辺

駅前に食品などを取り扱う商店が存在する[24]。
バス路線
その他
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
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