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博多座

福岡市博多区にある劇場 ウィキペディアから

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博多座(はかたざ)は、福岡市博多区下川端町にある九州最大級の演劇専用劇場。大型複合商業施設博多リバレインの主要テナントで、博多座・西銀ビルの2階から6階にある。

概要 博多座HAKATAZA Theater, 情報 ...
概要 種類, 本社所在地 ...
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概要

歌舞伎ミュージカル・商業演劇(座長芝居)など、月替わりで様々な演目が公演される。座席数は最大1,500席と九州では最大級であり、九州各地はもとより山口県や西日本一帯からの団体での来場も多い。

あらゆる演劇ジャンルに対応可能な「演劇専用劇場」として設計されている。演目により「廻り舞台」「花道」「袖花道」「奈落」「オーケストラピット」「鳥屋」などが設置される。左記の設備を全て兼ね備えた劇場は、全国でもこの博多座だけである。『ミス・サイゴン』をオリジナル演出版で上演することを念頭に置いており、演出の目玉である実物大ヘリコプターが設置可能な舞台面積(舞台袖・奥行が客席面積の約1.5倍)に作られた。また、舞台設計のコンセプトが「スーパー歌舞伎の上演」である為に、花道部分の天井内に宙乗りに必要な設備を備え付けている。ミュージカル上演時は生オーケストラにより演奏が行われる。

毎年6月の歌舞伎興行の際には、博多座の隣を流れる博多川で歌舞伎役者達による「船乗り込み」が行われる。運営は福岡市と演劇興行企業、地元企業の出資による第三セクター企業である株式会社博多座が行う。毎年12月は市民のために開放されている。博多検番の芸妓総出の「博多をどり」も毎年ここで公演が行われている。博多での複数日数での歌舞伎興行は大博劇場(閉館)以来である。また、博多座という名称は二代目であり、初代博多座は川上音二郎一座が1910年明治43年)博多区千代において開設している。

公演に応じて幕見席を設けている[4]

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沿革

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公演

要約
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博多座入口

定番演目

  • 歌舞伎公演(原則として松竹による独占的制作)
    関西以西で歌舞伎を1ヶ月間“常打ち”で上演している劇場はここだけである。
  • 宝塚歌劇団福岡公演
    毎年、組替わりで公演を行う。(2012年まで8月が恒例だったが変動、2015年から5月が恒例)
  • ミュージカル 東宝松竹の制作によるものが多い。
  • 舞台演劇 歌手芝居他。明治座・東宝・松竹が制作を担当する。

公演一覧

12月は市民開放月のため、公演記録としては記載しない。

定番公演

さらに見る 月, 2月 ...

その他

公演名は、一般の舞台演劇を、公演名は、ミュージカルを、公演名は、座長公演を、それぞれ指す。

さらに見る 月, 1月 ...
  • 定番以外にも、歌舞伎公演が行われている。
  • 『レ・ミゼラブル』は、博多座始まって以来の連続・長期公演となった。(2007年9月と10月)
  • 2009年1月時点で、『ミス・サイゴン』をオリジナル演出版で上演したのは世界で唯一博多座だけであった。

短期公演

チケット問題

  • 2004年、正規で買うより安い半額チケットや、タダ券が一部でたくさん出回ったことについて、福岡市議会において共産党議員より指摘があり問題になった。指摘は特に歌舞伎公演においてだった。[5]

交通

脚注

参考資料

関連項目

外部リンク

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