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原始少年リュウ
石ノ森章太郎による日本の漫画 ウィキペディアから
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『原始少年リュウ』(げんししょうねんリュウ)は、『週刊少年チャンピオン』で連載されていた石森章太郎(後の石ノ森章太郎)の漫画作品、およびこれを原作とする東映動画(現・東映アニメーション)制作のテレビアニメである。1971年(昭和46年)10月30日から1972年(昭和47年)3月25日まで毎週土曜 19:00 - 19:30 (JST) に、TBS系列局 にて全22話が放送された。
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ストーリー
人類と恐竜が共存する原始時代を舞台に猿人キティに育てられたリュウが、ランとドンを連れて母を捜す苦難と戦いの旅を描く。リュウは肌が白いため、常に妬みのタカに命を狙われる。ところが、敵同士であるタカの実兄のキバとは親子のような友情関係となる。キバはチラノ(ティラノサウルス)を倒すことに執念を燃やし、最後にはチラノに殺される。
概要
石森章太郎(後の石ノ森章太郎)が、1969年(昭和44年)に『少年マガジン』で連載した『リュウの道』を自ら脚色。時代設定を原始時代にし、1971年(昭和46年)に『週刊少年チャンピオン』で連載した。
アニメ版では、主人公リュウがさまざまな困難に遭いながら母を捜す旅を続ける姿が描かれた。舞台を原始時代のみに限定しており、漫画版で描かれたアトランティスが省略されている。
アニメ版
要約
視点
アニメは前述の通り、東映動画が制作を担当し、1971年10月30日から1972年3月25日までTBS系列局で放送。放送時間は、土曜 19:00 - 19:30 (日本標準時)[1]。TBSの土曜19:00枠初のシリーズアニメだが、次番組『海のトリトン』以降は当時JNNに加盟していた朝日放送製作となり、以来、この枠では朝日放送 → 毎日放送と関西の準キー局が製作するアニメが放送されていた。そのため、同時間帯で放送のTBS製作アニメは、本作が唯一の作品となっている。
放送開始1週間前までは同時間帯で、同じく石森章太郎原作・東映動画制作の劇場アニメ『空飛ぶゆうれい船』(1969年公開)と『海底3万マイル』(1970年公開)それぞれを分割放送する『秋のまんが祭り』が放送されていた。
キャスト
スタッフ
- 製作担当 - 江藤昌治
- 企画 - 横山賢二(東映動画)
- 原作 - 石森章太郎
- 音楽 - 大塩潤
- 作画 - 才田俊次、高橋春男、山内昇寿郎、西城隆詞、兼森義則、細谷秋夫、荒木伸吾 他
- 背景 - 陶山尚治、池田秀雄、勝又激、赤保谷あい子、伊藤攻洋、海老沢一男、越園枝
- 撮影 - 藤橋秀行、高橋宏固、高梨洋一、与那原良明、井出昭一郎、細田民男、菅谷正昭、平尾三喜
- 編集 - 鳥羽亮一、本山収
- 録音 - 波多野勲、二宮健治
- 効果 - 大平紀義
- 記録 - 中嶋晴代、的場節代、池田紀代子、黒石陽子、大橋千加子、安藤豊子、早見佐代子、高野ヒサ子
- 選曲 - 宮下滋
- 演出助手 - 小湊洋市、山田勝久、中込綏彦、山口秀憲、浦上昭人、早川啓二
- 製作進行 - 三沢徹夫、山吉康夫、菅原吉郎、川添隆志、堂山喜史、佐野禎史、武田嘉昭、古沢義治
- 現像 - 東映化学
- 制作 - 東映、TBS
- コピーライト - © 石森プロ・東映アニメーション
音楽
音楽を担当した大塩潤とは、裏番組の『天才バカボン』の音楽も担当していた渡辺岳夫の変名である。
水木一郎は、本作のオープニングテーマでアニメ・特撮ソング界にデビューした。
主題歌
- オープニングテーマ - 「原始少年リュウが行く」
- 作詞 - 石森章太郎 / 作曲 - 大塩潤 / 編曲 - 高原哲 / 歌 - 水木一郎
- エンディングテーマ - 「ランのうた」
- 作詞 - 石森章太郎 / 作曲 - 大塩潤 / 編曲 - 高原哲 / 歌 - 堀江美都子
放映リスト
放送局
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ネット配信
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漫画
映像ソフト化
2005年11月30日に全話収録のDVD-BOXが発売。2008年7月21日発売の『石の森章太郎生誕70周年記念DVD-BOX』に第1話が収録された。
リュウ三部作
出典
外部リンク
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