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国道327号
宮崎県から熊本県に至る一般国道 ウィキペディアから
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国道327号(こくどう327ごう)は、宮崎県日向市から東臼杵郡美郷町・諸塚村・椎葉村を経由して、熊本県上益城郡山都町に至る一般国道である。椎葉村の音ヶ瀬大橋からは国道265号と重複するため、実質的には日向市と椎葉村を結ぶ路線となる。開通時の経緯(後述)から美郷町西郷田代 - 椎葉村間には百万円道路の通称がある。


当該区間はバイパス道路開通により旧道化している

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概要
単独区間のほとんどは耳川と並走する。支線として東九州自動車道日向インターチェンジと国道10号、宮崎県道226号土々呂日向線を結ぶ路線(日向バイパス)が存在する。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
- 起点:日向市(新生町交差点 = 国道10号交点、国道446号起点、国道503号・宮崎県道23号細島港線終点)
- 終点:熊本県阿蘇郡蘇陽町[注釈 2](山都町馬見原交差点 = 国道218号交点、国道265号上)
- 重要な経由地:宮崎県東臼杵郡東郷町[注釈 3]、同郡西郷村[注釈 4]、同郡諸塚村、同郡椎葉村
- 総延長 : 95.9 km(熊本県 1.0 km、宮崎県 94.9 km)重用延長を含む[2][注釈 5]
- 重用延長 : 27.8 km(熊本県 1.0 km、宮崎県 26.8 km)[2][注釈 5]
- 未供用延長 : なし[2][注釈 5]
- 実延長 : 68.1 km(熊本県 - km、宮崎県 68.1 km)[2][注釈 5]
- 指定区間:なし[3]
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歴史
要約
視点
住友財閥が電力開発(発電用ダムの建設)の代替条件として1928年(昭和3年)から整備を開始。一部区間を整備した後、残りの部分を宮崎県が建設を進め1933年(昭和8年)に富高(現在の日向市中心部)と椎葉を結ぶ県道として完成した。このときに住友財閥が建設費として100万円(2008年時点の価値に換算すると約100億円)[4]を寄付したことから「百万円道路」という通称がついた。
開通と同時にバス路線も開設され、椎葉・諸塚両村の物流などに多大な変革をもたらした。この影響で富高方面との交流が深くなったため、1949年(昭和24年)には椎葉村と諸塚村の所属郡が西臼杵郡から東臼杵郡に変更されている。
開通当時こそ2間(約3.6 m)ほどの幅でも十分であったものの、自動車が普及するにつれ交通に支障をきたすようになった。この対策として道路拡張工事が順次実施されており、2021年(令和3年)9月現在、単独区間内では椎葉村内の一部(佐土の谷工区の未開通区間)を除いておおむね2車線道路に整備されている。
年表
- 1932年(昭和7年) - 諸塚村まで開通。
- 1933年(昭和8年)10月 - 日向 - 椎葉間の県道として全線開通。
- 1970年(昭和45年)4月1日 - 一般国道327号(宮崎県日向市 - 熊本県阿蘇郡蘇陽町(現 上益城郡山都町))として指定。
- 1997年(平成9年) - 橘バイパス開通[5]。
- 2004年(平成16年)12月22日 - 恵後の崎バイパス開通[5]。
- 2011年(平成23年)3月29日 - 岩屋戸バイパス開通[5]。
- 2014年(平成26年)
- 2019年(令和元年)
- 2021年(令和3年)9月3日 - 尾平トンネル開通[12]。

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路線状況
バイパス
- 橘バイパス
- 恵後の崎バイパス
- 古園バイパス
- 岩屋戸バイパス
- 山陰バイパス
- 松尾拡幅
- 日向バイパス
重複区間
道路施設
トンネル
起点から
- 宮崎県
道の駅
- 宮崎県
- とうごう(日向市東郷町)
地理
通過する自治体
交差する道路
交差する鉄道
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脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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