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美郷町 (宮崎県)
宮崎県東臼杵郡の町 ウィキペディアから
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美郷町(みさとちょう)は、宮崎県の北部にある町。東臼杵郡に属しており、2006年(平成18年)に南郷村、西郷村、北郷村が合併して誕生した[1]。九州山地の中にある自然豊かな町である。
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地理
要約
視点
急峻な九州山地に覆われ、そこを源とする大小さまざまな河川がある。約90%を山林が占めている。
気候
ケッペンの気候区分においては温暖湿潤気候(Cfa)に該当するが、1981年〜2010年の平年値では温帯夏雨気候(Cwa)となっていた。 降水量の多い宮崎県内でも特に多雨な地域の一つで、年降水量は毎年2,500 - 3,500mm前後で推移しており、多い年は年降水量が4,000mmを越える事もある。
- 気温 - 最高39.2℃(2020年(令和2年)8月18日、最低-11.1℃(1981年(昭和56年)2月27日)
- 最大日降水量 - 694.5ミリ(2022年(令和4年)9月18日)
- 最大瞬間風速 - 24.6メートル(2022年(令和4年)9月18日)
- 夏日最多日数 - 166日(2024年(令和6年))
- 真夏日最多日数 - 88日(2024年(令和6年))
- 猛暑日最多日数 - 42日(2024年(令和6年))
- 熱帯夜最多日数 - 1日(2023年(令和5年)、2005年(平成17年)、1991年(平成3年))
- 冬日最多日数 - 97日(1995年(平成7年))
地名
美郷町の発足時から2014年3月まで前身の旧3村ごとに地域自治区「南郷区」「西郷区」「北郷区」が設置されていた[4]。地域自治区の設置期間は当初合併後4年間(2009年まで)としていたが、検討の結果、4年間延長された[5]。
住所については2006年の美郷町発足から2014年3月までは「合併前の住所から大字表記を省略し、地域自治区名を冠する」扱いとし、地域自治区が廃止される2014年4月以降は、旧村名「北郷」「西郷」「南郷」を大字に冠している(見かけ上は2014年3月までの住所から「区」を削除する形となる)[6]。
- 例:西郷村大字田代1番地→美郷町西郷区田代1番地(2006年1月1日 - 2014年3月)→美郷町西郷田代1番地(2014年4月以降)
- 南郷
- 上渡川
- 鬼神野
- 中渡川
- 神門
- 水清谷
- 山三ヶ(1948年西郷村より編入)
- 西郷
- 小原
- 田代
- 立石
- 山三ヶ
- 北郷
- 宇納間
- 黒木
- 入下
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歴史
- 1889年5月1日 - 町村制施行により東臼杵郡南郷村・西郷村・北郷村がそれぞれ発足。
- 1955年 - 当時の西郷村役場(後の美郷町役場本庁舎)が完成[7]。
- 2006年1月1日 - 南郷村・西郷村・北郷村が合併し美郷町誕生。町役場は旧西郷村役場(美郷町西郷田代1番地)を本所とし、旧南郷村役場・北郷村役場はそれぞれ支所となった。同時に旧村ごとに地域自治区「南郷区」「西郷区」「北郷区」を設置。
- 2014年3月 - 町役場本庁舎の老朽化のため、庁舎機能を旧西郷村役場から西郷ニューホープセンター(美郷町西郷田代1870番地)に移転[7]。
- 2014年4月1日 - 地域自治区「南郷区」「西郷区」「北郷区」の設置期間が終了。これに伴い、従来の住所表記から「区」が削除される。
- 2016年1月 - 町制10周年を記念し「美郷町歌 〜輝いて〜」およびイメージソング「美郷・夢郷」を選定。
- 2017年5月 - 町役場新庁舎が旧西郷村役場敷地(美郷町西郷田代1番地)に完成、同月29日から業務開始。これに伴い西郷ニューホープセンターは中央公民館の機能に戻る[7]。
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町政
2002年5月1日南郷村・西郷村・北郷村・諸塚村・椎葉村で東臼杵南部任意合併協議会を設置したが、協議終了後椎葉村が自立を決めたため2003年12月25日椎葉村を除く4村で東臼杵南部合併協議会を設置。諸塚村が住民説明会の結果により協議会を離脱後も3村で引き続き協議を行い、2005年2月22日合併協定調印、同じ25日に合併関連議案を3村が可決した。
現在(第3代)の町長は尾畑英幸。第2代町長は菊田彦市。初代町長・林田敦は西郷村時代から通算11期、42年間首長を務めた。
- 初代・町役場(旧西郷村役場、2010年代まで使用)
- 北郷支所(旧北郷村役場)
- 南郷支所(旧南郷村役場)
消防・救急
常備消防非設置自治体であり火災時は消防団が活動する。救急に関しては役場救急が行われていたが、救命救急業務を、同町に本社を置く日本救急システムに事務委託して、役場の救急車に救急救命士二人が同乗するシステムになっている。救急救命業務の民間委託は全国初であり、2017年に「地方自治法施行70周年記念 総務大臣表彰」を受けている[8]。また、同社の事業を視察した徳島県勝浦町も同社に委託している。
国政・県政
国政
衆議院小選挙区選挙では宮崎2区(延岡・日向・西都・児湯郡・西臼杵郡・東臼杵郡)に属する。近年選出の議員は以下のとおり。
- 2017年10月(第48回衆議院議員総選挙)
宮崎県議会
→詳細は「宮崎県議会」を参照
本町と諸塚村、椎葉村、門川町で選挙区をなす。定数は1人。近年選出の宮崎県議会議員は以下のとおり[9]。
- 2019年4月
- 安田厚生
産業
農林業が中心。平地が少ないため果樹栽培が盛んである[1]。各地域の農産物に特徴があり、南郷地域では梅、西郷地域では栗や金柑、北郷地域では椎茸が特産品となっている[1]。このほかブロイラー、肉牛、米、茶など。
姉妹都市・提携都市
地域
健康
- 平均年齢(2000年国勢調査) - 51.4歳
人口
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美郷町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 美郷町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 美郷町
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
美郷町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
教育
旧北郷区、旧南郷区では幼小中一貫教育を実施しており、愛称はそれぞれ美郷北学園、美郷南学園[11]。
幼稚園
小学校
中学校
義務教育学校
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メディア・通信
ケーブルテレビ
交通
鉄道
バス路線
- 宮崎交通 - 周辺市町村との間の路線を運行する。
- 北郷・西郷ふくしコミュニティバス
道路
町内に高速道路はない。最寄りインターは東九州自動車道日向IC。
一般国道
県道
一般県道
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
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名所・旧跡・観光スポット
祭事・催事
著名な出身者
脚注
外部リンク
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