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奈義町
岡山県勝田郡の町 ウィキペディアから
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奈義町(なぎちょう)は、岡山県北東部、鳥取県との県境にある町。勝田郡に属する。
北部には町のシンボルであり、町名の由来となった那岐山(なぎさん)がそびえる。
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地理
要約
視点
中国山地に位置し、町域の大半を山林が占める。南部は日本原高原と呼ばれる高原となっており、陸上自衛隊日本原駐屯地と日本原演習場がある。豪雪地帯でもある。
台風シーズンなどには、広戸風と呼ばれる強風が山地から吹き下ろす。
太古、この地は浅い海であったため、「ビカリア」と呼ばれる巻貝などの化石が出土する。
気候
隣接している自治体
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歴史
年表
行政
町長
経済
産業
農林業
主な産業は林業、農業。馬桑地区ではワサビが栽培され、その葉を醤油漬けにしてちらし寿司にのせた「葉わさび寿司」という郷土料理がある。集中豪雨でワサビ田が流失して一時途絶えたが、隣町にある岡山県立勝間田高等学校(勝央町)の協力を得て復活した[5]。
製造業
三社電機製作所、ユニカス工業、エイ・ティ・シイ ミカド、湯山製作所岡山工場、大石金属工業株式会社岡山工場が立地する。南東部には東山工業団地がある。
地域
人口
上記のように平成の大合併不参加を決めたことで、子供医療費無料化や進学費用支援など子育てしやすい町づくりと移住者誘致に力を入れ、合計特殊出生率は高水準(2019年で2.95)を維持している[6][7]。
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奈義町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 奈義町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 奈義町
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
奈義町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
教育
- 奈義町立なぎっ子こども園
- 奈義町立奈義小学校
- 奈義町立奈義中学校
英語教育に力を入れており、フィリピン出身の外国語指導助手(ALT)12名を採用し、こども園・小中学校で指導を行っている。町内に高校はなく、津山市など近隣自治体の高校へ通学する生徒が多い。
子育て支援
2020年の合計特殊出生率が2.95という全国屈指の高い出生率で注目を集めている。2005年の出生率が1.4に低下したことを受け、町は積極的な子育て支援政策を打ち出し、県内各地から子育て世帯の移住促進にも取り組んだ結果、出生率の向上と充実した支援制度により「奇跡の町」とも称されるようになった。
主な支援制度:
- 高校生向け就学支援金(年間24万円×3年間)
- 出産助成金(1人目から1人あたり10万円)
- 18歳以下の医療費無料化
- こども園・小中学校の給食費無料
- 病後児保育の提供
文化
・横仙歌舞伎
江戸時代から続く奈義町の伝統芸能で、岡山県指定の重要無形民俗文化財に認定されている。町内の小学校で指導が行われ、子ども歌舞伎教室も開設されており、毎年春と秋に公演が行われる。
・三歩太郎(さんぶたろう)
奈義町を含む美作地方に伝わる伝説の巨人で、人間の父と蛇の母から生まれたとされている。母から貰った五色の珠の力で巨大な体を持つようになり、三歩で京都まで行けたことから「三歩太郎」と呼ばれるようになったとされる。現在も町内に三歩太郎ゆかりの神社や史跡が点在している。
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交通
鉄道路線
町内を通る鉄道路線はない。
路線バス
- 中鉄北部バス - 中鉄バスグループ。津山市(市中心部発着・旧勝北町経由)との間を結ぶ行方・小坂線を運行。
- なぎバス - 町営バス。中鉄北部バスの通らない町南部を通り、美作市・勝央町との間を結ぶ[注 2]。日祝日運休。
このほかにデマンド型の「さと丸乗り合い交通」が運行されているが、基本的に町民のみ利用可。
道路
高速道路
町内にはいかなる形態の高速道路も通っていない。
一般国道
都道府県道
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名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

名所・旧跡・観光スポット
- 那岐山
- なぎビカリアミュージアム(化石博物館)
- 奈義町現代美術館
- 菩提寺のイチョウ
- 那岐山麓山の駅
- 蛇淵の滝
- 滝山渓谷
祭事・催事
出身有名人
脚注
関連項目
外部リンク
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