トップQs
タイムライン
チャット
視点
奈良県立奈良高等学校
奈良県奈良市にある高等学校 ウィキペディアから
Remove ads
奈良県立奈良高等学校(ならけんりつ なら こうとうがっこう、英: Nara Prefectural Nara High School)は、奈良県奈良市朱雀に所在する県立高等学校。
略称および通称は
Remove ads
概要
要約
視点
2004年(平成16年)度から文部科学省よりSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を4期連続で受け、2023年(令和5年)度から認定枠の指定を受けている。
また、2024年度より、大学入学共通テストを受験する生徒が7割以上といった、生徒の進学希望や進学プロセスの状況を踏まえ、奈良県教育委員会より「進学教育重点校」の指定を受けており、指導力向上に向けた教員研修の機会の創出と、中核教員が配置されている[4]。
スクール・ミッション
「自主創造」の学びを通して、日本、世界のよりよい未来に貢献していくグローバルリーダーの育成[1]
教育方針
アドミッション・ポリシー
- 「自主創造」型自己変革の追求
高い理想と目標に向けて、絶えず知性を磨き、自主的な判断と行動を通じて、真摯に人格の成長を目指す生徒を求める。
カリキュラム・ポリシー
- 主体的・未来志向型の学び
未来を生きる生徒の能力や個性を最大限に伸ばすため、「自主創造」の学びを通して、深い思考力・豊かな知識の涵養を図る教育を創造する。
グラデュエーション・ポリシー
- 次世代型competenceの育成
「自主創造」の精神を承継し、「自ら学び、自ら考え、自ら開拓する」姿勢を身に付け、日本、世界のよりよい未来に貢献していく人材を育成する。
校訓
校風を表す言葉として「自主創造」が掲げられる。「自主創造」とは、「何者にもとらわれず、個を大切にし、創造性豊かであること」を言い表した言葉であり、学習面だけでなく体育・文化活動や生徒会活動に於いてもこの精神は強調され、大切にされている[5]。
Remove ads
沿革
要約
視点
略歴
1924年(大正13年)創立の奈良県立奈良中学校(旧制中学校)を前身とする。
かつては定時制課程(夜間部)と通信制課程が設置されていたが、両課程の統合に伴って奈良県立大和中央高等学校が新設され、その定時制課程・通信制課程に移管された。2008年(平成10年)3月に通信制課程が、2011年3月に定時制課程がそれぞれ閉課程された。
長く法蓮の地にあったが、2022年(令和4年)4月1日、閉校となった奈良県立平城高等学校の学舎へ移転した。
年表
奈良中学校・奈良高等学校(男子校)
奈良高等学校
- 9月1日 - 「奈良県公立新制高校実施要項」により、奈良県立奈良高等学校(男子校)、奈良県立奈良商工高等学校、奈良市立高等学校(女子校)を統合し、通常制普通科課程・商業課程・工業課程を置く奈良県立奈良高等学校(総合制)を開設。男女共学を開始。
- 11月20日 - 定時制3課程(普通・商業・工業)を設置。
- 1949年
- 1月20日 -
大柳生 ()分校(定時制農業課程・家庭課程)を設置。 - 3月31日 - 併設中学校を閉校、廃止。
- 1月20日 -
- 1950年4月10日 -
北倭 ()分校(定時制家庭課程)を設置。 - 1952年4月1日 - 商業・工業の2課程が分離し、奈良県立奈良商工高等学校[注釈 4]として独立(統合を解消)。そのため普通科のみとなる。
- 1953年
- 1956年4月1日 - 通常制女子課程(家庭課程)を設置。
- 1960年3月31日 - 通常制家庭課程を廃止。
- 1962年4月1日 - 奈良県教育委員会規則改正により設置課程の名称を改称。
- 1964年8月31日 - 奈良市法蓮町836番地に新校舎本館が完成。
- 1966年3月19日 - 新校舎北館が完成。
- 1967年
- 1968年3月15日 - 体育館兼講堂が完成。
- 1972年3月31日 - 北倭分校を廃止。
- 1974年
- 1983年10月15日 - 学校図書館・視聴覚教室棟が完成。
- 1988年5月11日 - 新館が完成。
- 1991年(平成3年)3月29日 - 第63回選抜高等学校野球大会(春のセンバツ甲子園)に出場。
- 1993年
- 1995年4月1日 - この時の入学生から単位制(学年の区分によらない教育課程)を適用。
- 1999年8月5日 - アーチェリー部男子団体が全国高等学校総合体育大会で優勝。
- 2001年2月21日 - 全日本学校関係緑化コンクールで特選(文部科学大臣賞)に選定。
- 2003年10月31日 - 部活動振興館「パラフォーラ」が完成。
- 2004年4月1日 - 文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定される。
- 2007年4月1日 - 文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定される(第二期)。
- 2008年3月31日 - 通信制課程を閉課程(奈良県立大和中央高等学校に統合)。
- 2011年3月31日 - 定時制課程を閉課程(奈良県立大和中央高等学校に統合)。
- 2012年4月1日 - 文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)及びコアスーパーサイエンスハイスクール(コアSSH)に指定される(第三期)。
- 2019年(平成31年) - 校舎の老朽化及び耐震性不足により、一部生徒が大和郡山市の城内学舎(前年まで郡山高校が使用)に通学する。
- 2022年(令和4年)4月1日 - 平城高等学校校地跡へ移転。
奈良高等女学校・奈良市立高等学校(女子校)
Remove ads
基礎データ
所在地
通学区域
- 奈良県内全域
交通アクセス
象徴
校章
校章の
東西文化を融合した、天平文化の粋である「宝相華」の校章は、聖武天皇の大仏造営の詔に表れる、平和希求と万物繁栄を願う天平仏教の崇高な理想を表現するとともに、個性豊かな新しい文化の創造と発展に寄与する人間を育成しようとする精神を具現化したものと言える[5]。
奈良県立奈良中学校の校章を承継したもので、元々は「宝相華」(ほうそうげ)の中央に「奈中」の文字が縦書きで刻まれていたが、1952年(昭和27年)に総合制が廃止された際に「奈高」に改められた。宝相華の名称は、同窓会やセミナーハウス(研修施設)の名称にもなっている。
校歌
現在の校歌は1953年2月11日に制定された。作詞は佐佐木信綱、作曲は信時潔による。歌詞は3番まであり、各番に校名の「奈良高校」が登場する。
4種類の校歌があり、古い順に「奈良中学校 校歌」「奈良高等女学校 校歌[注釈 8]」「奈良高等学校(総合制)校歌」、現在の「奈良高等学校 校歌」である[5]。
奈高賛歌
校歌以外に応援歌や賛歌が存在する。応援歌は漢語調[要出典]で、賛歌は「奈高賛歌」と称され[要出典]、同校の精神や校内の自然などが謳われており[要出典]、卒業式などの行事の際には校歌と並んで演奏される[要出典]。
設置する課程、学科及び定員
2018年度まで募集人員は400名(10クラス)であったが[8]、2019年度より40名(1クラス)減員での生徒募集となる。2022年度および2023年度は18名増員での生徒募集が実施された。
教育課程
元々は学年制であったが、多様な進路に対応するため、1995年(平成7年)入学生から単位制に移行した。カリキュラムは、ホームページなどによれば200通り以上ある[9]。
部活動
野球部が1991年(平成3年)に春の甲子園に出場したほか、バレーボール部が2006年(平成18年)に、テニス部が2009年(平成21年)に、バスケットボール部が2010年(平成22年)に全国大会、ロボット研究会が2011年(平成23年)ロボカップジュニア世界大会(トルコ:イスタンブール)に出場した。アーチェリー部は、平成11年度全国高等学校総合体育大会において、男子が団体の部で全国制覇を果たした。
文化系クラブと部局
体育系クラブ
研究会
- 数学研究会
- 鉄道愛好会
Remove ads
高校関係者と組織
高校関係者組織
高校関係者一覧
→「奈良県立奈良高等学校の人物一覧」および「Category:奈良県立奈良高等学校出身の人物」を参照
脚注
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads