第63回選抜高等学校野球大会

第63回選抜高等学校野球大会（だい63かいせんばつこうとうがっこうやきゅうたいかい）は、1991年3月26日から4月5日（雨で1日順延）まで阪神甲子園球場で行われた選抜高等学校野球大会である。

第63回選抜高等学校野球大会
試合日程	1991年3月26日 - 4月5日
出場校	32校
優勝校	広陵（広島、65年ぶり2回目）
試合数	32（再試合1）試合
選手宣誓	山口努（旭川竜谷）
始球式	井上裕（文部大臣）
入場行進曲	『おどるポンポコリン』（B.B.クィーンズ）
総入場者数	約520,000人（1試合平均16,250人）
最高入場者数/1日	75,000人
大会本塁打	18本
< 19901992 >  選抜高等学校野球大会

概要

この大会より開会式の先導が大阪府警察音楽隊フレッシュウインズになる。

日程

• 1991年（平成3年）
  • 2月1日 - 出場校選考委員会が開かれ32校の出場が決定。
  • 3月24日 - 組み合わせ抽選会。
  • 3月26日 - 開会式。
  • 3月27日 - 雨天中止。
  • 4月5日 - 決勝戦。閉会式。

出場校

北海道

• 旭川竜谷（北海道、4年ぶり2回目）

東北

• 仙台育英（宮城、2年ぶり4回目）
• 学法石川（福島、4年ぶり3回目）

関東

• 宇都宮学園（栃木、3年ぶり2回目）
• 桐生第一（群馬、初出場）
• 春日部共栄（埼玉、初出場）
• 市川（山梨、初出場）
• 東海大甲府（山梨、2年連続4回目）

東京

• 国士舘（東京、初出場）
• 帝京（東京、3年連続9回目）

北信越

• 松商学園（長野、5年ぶり15回目）
• 大野（福井、初出場）

東海

• 東邦（愛知、2年ぶり21回目）
• 愛工大名電（愛知、7年ぶり4回目）
• 三重（三重、2年連続7回目）

近畿

• 天理（奈良、2年連続14回目）
• 奈良（奈良、初出場）
• 箕島（和歌山、9年ぶり8回目）
• 大阪桐蔭（大阪、初出場）
• 浪速（大阪、初出場）
• 神戸弘陵（兵庫、2年連続2回目）
• 三田学園（兵庫、21年ぶり4回目）

中国

• 広陵（広島、7年ぶり14回目）
• 瀬戸内（広島、14年ぶり2回目）
• 邇摩（島根、25年ぶり2回目）

四国

• 尽誠学園（香川、2年ぶり3回目）
• 坂出商（香川、20年ぶり6回目）
• 小松島西（徳島、2年ぶり3回目）

九州

• 福岡大大濠（福岡、5年ぶり3回目）
• 瓊浦（長崎、初出場）
• 熊本工（熊本、3年ぶり16回目）
• 鹿児島実（鹿児島、2年連続4回目）

組み合わせ・試合結果

1回戦 - 準決勝

1回戦

2回戦

準々決勝

準決勝

3月26日（1）

大野

8

3月31日（4）

邇摩

4

大野

4

3月26日（2）

坂出商

7

坂出商

2

4月3日（1）

東海大甲府

1

坂出商

1

3月26日（3）

国士舘

8

瓊浦

0

4月1日（1）

国士舘

13

国士舘

1

3月28日（1）

瀬戸内

0

神戸弘陵

2

4月4日（1）

瀬戸内

3

国士舘

0

3月28日（2）

松商学園

1

箕島

5

4月1日（2）

旭川竜谷

1

箕島

4

3月28日（3）

大阪桐蔭

6

大阪桐蔭

10

4月3日（2）

仙台育英

0

大阪桐蔭

0

3月28日（4）

松商学園

3

天理

7

4月1日（3）

三重

2

天理

0

3月29日（1）

松商学園

2

松商学園

3

愛工大名電

2

1回戦

2回戦

準々決勝

準決勝

3月29日（2）

奈良

6

4月1日（4）

桐生第一

10

桐生第一

8

3月29日（3）

帝京

7

熊本工

2

4月3日（3）：延長11回

帝京

3

桐生第一

2

3月29日（4）

市川

3x

福岡大大濠

4

4月2日（1）

宇都宮学園

7

宇都宮学園

2

3月30日（1）

市川

3x

浪速

1

4月4日（2）

市川

3

市川

1

3月30日（2）

広陵

4

尽誠学園

3

4月2日（2）

春日部共栄

10

春日部共栄

2

3月31日（3）：再試合[1]

広陵

4

三田学園

2

4月3日（4）

広陵

8

広陵

5

3月31日（1）

鹿児島実

2

小松島西

0

4月2日（3）

学法石川

2

学法石川

5

3月31日（2）：延長10回

鹿児島実

7

鹿児島実

8

東邦

5

決勝

4月5日

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	R	H	E
松商学園	1	0	0	0	2	0	2	0	0	5	10	1
広陵	1	0	0	1	0	0	3	0	1x	6	11	0

1. （松）：上田、中島 - 辻
2. （広）：塩崎、小土居 - 島村
3. 審判
   ［球審］永野
   ［塁審］三宅・田中・片岡
4. 試合時間：2時間34分

松商学園 打順 守備 選手 1 [二] 荒井敏幸（3年） 2 [中] 清沢悦郎（3年） 3 [捕] 辻利行（3年） 4 [投]右 上田佳範（3年） 5 [右]投 中島尚彦（3年） 6 [三] 二村武（3年） 7 [左] 花岡忠（3年） 8 [一] 内藤玉樹（3年） 9 [遊] 高橋巧（3年）

広陵 打順 守備 選手 1 [三] 山本真一郎（3年） 2 [遊] 二井裕二（3年） 3 [一] 村上啓志（2年） 4 [左] 篠原正道（2年） 5 [投]右 塩崎貴史（2年） 6 [二] 二岡聡（3年） 7 [捕] 島村健一（3年） 8 [右]中 下松孝史（3年） 9 [中] 田岡幸治（2年） 打 田淵晶一（3年） 投 小土居昭宏（3年）

大会本塁打

1回戦

• 第1号：前田誠吾（国士舘）
• 第2号：中野雅貴（国士舘）
• 第3号：萩原誠（大阪桐蔭）
• 第4号：宮原隆朗（天理）
• 第5号：深谷篤（愛工大名電）
• 第6号：竹田進一郎（福岡大大濠）
• 第7号：長沼史朗（春日部共栄）
• 第8号：長沼史朗（春日部共栄）
• 第9号：下松孝史（広陵）
• 第10号：俣瀬直樹（鹿児島実）
• 第11号：林尚克（東邦）
• 第12号：田岡幸治（広陵）

2回戦

• 第13号：林孝哉（箕島）
• 第14号：林孝哉（箕島）
• 第15号：大川雅基（桐生第一）
• 第16号：白土一成（学法石川）

準々決勝

• 第17号：鈴木大介（桐生第一）

決勝

• 第18号：荒井敏幸（松商学園）

記録

記録	選手名	所属校	対戦相手	補足
ノーヒットノーラン	和田友貴彦	大阪桐蔭	1回戦・対仙台育英	大会史上10人目

その他の主な出場選手

• 石田威仁（旭川龍谷）
• 川越英隆（学法石川）
• 城石憲之（春日部共栄）
• 橿渕聡（春日部共栄）
• 萩原淳（東海大甲府）
• 三澤興一（帝京）
• 鈴木一朗（愛工大名電）
• 谷口功一（天理）
• 高野忍（箕島）

• 背尾伊洋（大阪桐蔭）
• 北川晋（浪速）
• 岡本晃（三田学園）
• 森山一人（邇摩）
• 根本隆輝（小松島西）
• 塩崎真（熊本工）
• 味園博和（鹿児島実）
• 内薗直樹（鹿児島実）