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山のかなたに
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『山のかなたに』(やまのかなたに)は、石坂洋次郎の小説である。1950年と1960年に映画化、1966年にはテレビドラマ化された。
概要・あらすじ
長野県のある田舎町を舞台に、母と共に洋裁塾を経営する井上美佐子、高校の物理化学の教師・上島健太郎の2人を中心に、青春とそのモラル、生徒と教師の健太郎自身との成長過程を、地方色豊かに描いた[1]群像劇。
高校では、愚連隊気取りの不良学生が後輩を支配して乱暴を働き、彼らに対しては「問題を生徒が各々自分達で解決して欲しい」と考えて待つだけで消極的な態度だった健太郎に対し、美佐子は非難して「案山子さん」というニックネームを付けた。ある日、国語教師・山崎から美佐子に宛てた恋文を持っていた、美佐子の弟・大助がその恋文を不良連中に奪われ、学校中にひと騒動巻き起こる。
映画版
1950年版
7月8日公開。制作・配給は新東宝、藤本プロ。モノクロ。本作は二部作で、第一部『林檎の頬』と第二部『魚の接吻』からなる。
キャスト
スタッフ
主題歌
1960年版
2月2日公開。制作・配給は東宝。カラー。上映時間は109分。前作と同じく、第一部『林檎の頬』と第二部『魚の接吻』の二部からなる。
キャスト
スタッフ
主題歌
- 『山のかなたに』 歌:宝田明 (作詞:西条八十、作曲:服部良一)
- 『あした咲く花』 歌:宝田明
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テレビドラマ版
日本テレビの月曜20時枠の時間帯で、1966年1月17日から同年4月11日まで放送された。全13回。放映形式はモノクロ16mmフィルム。
石坂洋次郎原作のシリーズの第2弾。提供は明治乳業と田辺製薬(現:田辺三菱製薬)。
長年にわたりソフト化されていなかったが、2021年1月29日にDVDが発売された[3]。
キャスト
- 井上美佐子:松原智恵子
- 上島健太郎:津川雅彦
- 井上大助:松原マモル
- 井上ふみ子:轟夕起子
- 志村高一:新克利
- 林タケ子:伊藤るり子
- 村田芳子:横山道代
- 村田政吉:根岸一正
- 和田弥助:殿山泰司
- 和田おいく:初井言榮
- 和田タマ子:小橋玲子
- 山崎先生:小高雄二
- 川井先生:藤村有弘
- 木村マツ子:進千賀子
- 白木ウメ子:西尾三枝子
- 中井シュンイチ:青島幸男
- 藤井スズ子:山本陽子
- 古川ミネ子:菅井きん
- 古川熊吉:中村是好
- 杉本堅吉:うえずみのる
- 杉本リョウヘイ:若宮忠三郎
- 柏教頭:伊藤寿章
- ハマ子:浜川智子
- 秋本ミツオ:平田大三郎
- 吉田毅
- 杉山元
- 天坊準
- 武藤章生
- 春日章良
- 深江章喜
- 上島健次郎:舟木一夫(最終話)
- 健太郎の父:早川雪洲(第6話)
スタッフ
主題歌
「山のかなたに」 歌:舟木一夫 (作詞:丘灯至夫、作曲:山路進一)
外部リンク
脚注
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