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岡本洋介
日本の元プロ野球選手 ウィキペディアから
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岡本 洋介(おかもと ようすけ、1985年9月27日 - )は、和歌山県西牟婁郡すさみ町出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。
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経歴
要約
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プロ入り前
和歌山県立南部高等学校時代は、エースとして活躍。2年秋に近畿大会で準決勝、3年夏の和歌山大会で準決勝まで進出したが、春夏とも阪神甲子園球場の全国大会に出場できなかった。在学中の同級生に山本哲哉がいる。
高校卒業後、国士舘大学へ進学。東都大学野球の2部リーグで、通算20勝14敗の成績を残した。2年秋は2部最優秀投手。
大学卒業後はヤマハへ入社し、1年目から主戦級の投手として活躍。第79回からの2年連続都市対抗野球大会出場に貢献した。特に、2009年の第80回大会では、チームの準々決勝進出に大きく貢献している。
2009年のNPBドラフト会議で、埼玉西武ライオンズから6巡目で指名[1]。2度にわたる入団交渉で態度を保留した[2]が、3度目の交渉の結果、契約金3,000万円、年俸1,000万円(金額は推定)という条件で契約に合意した[3][4]。背番号は30。
西武時代
2010年は4月20日の福岡ソフトバンクホークス戦で公式戦初登板[5]。同年は10試合に登板したが防御率8.38に終わり、二軍では17試合に登板したが防御率は5.49に終わった[6]。
2011年は一軍登板は無かったが、二軍で38試合に登板した[7]。
2012年は8月26日の対オリックス・バファローズ戦で公式戦初先発するも、3回5失点で降板。同年のシーズンはこの1試合のみの登板に終わる。二軍では29試合に登板して防御率は4.89だった[8]。
2013年は5月22日の対広島東洋カープ戦で4回を投げ無失点でプロ初ホールドを、同年7月4日の対オリックス戦では2番手で2回を投げ無失点で公式戦初勝利をそれぞれ挙げた[9]。シーズン終盤では6試合で先発し1勝2敗。同年10月13日の千葉ロッテマリーンズとのクライマックスシリーズファーストステージの第2戦(西武ドーム)でプレーオフ初登板初先発し、6安打1四球無失点でシーズン公式戦を通じてプロ初完封勝利を挙げた。なお、プロ初完封勝利をプレーオフ初登板の試合で挙げたのは史上初である[10]。
2014年は4月から6月は先発・リリーフ両方で投げ、7月からシーズン終了までは先発のみの登板だった。
2015年は自己最多の42試合に登板。主に中継ぎとしての登板であり、68回1/3を投げて防御率4.35の成績を残した。
2016年は開幕一軍入りを果たすも、4試合の登板(いずれも救援)で防御率19.29と振るわず二軍落ちし、そのままシーズンを終えた。
2017年は一軍登板が6月の交流戦と出遅れたものの、初先発同月7日の読売ジャイアンツ戦では5回無失点でシーズン初勝利を記録。その後も3連勝したが先発ローテーションの6番目のポジションだった関係で登板間隔が空くとリリーフに回り、7月のロッテ戦ではプロ初セーブを記録。8月の半ばまで9試合に登板して6勝1セーブ負け無しだったが、8月23日の対ソフトバンク戦で4回9失点でシーズン初黒星を喫すると状況は一変、背信の投球が目立ち5試合投げて0勝3敗と連敗のままシーズンを終える形となったが、シーズン勝利数は自己最多を更新した。
阪神時代
2018年オープン戦期間中の3月14日に、榎田大樹との交換トレードで阪神タイガースへ移籍することが発表された[11]。背番号は13。4月22日の対読売ジャイアンツ(巨人)戦8回表に、5番手投手としてセントラル・リーグ公式戦初登板を果たした[12]。7月26日の対広島東洋カープ戦では、先発の藤浪晋太郎が1回表に1死を取っただけで降板したことから急遽登板すると、5回表が終了するまで1失点と好投。3回裏に巡ってきた打席では、一軍公式戦での初安打を記録した[13]。シーズン21試合目の登板であった9月1日の対横浜DeNAベイスターズ戦(いずれも甲子園)では、1点ビハインドの5回表に救援登板で1イニングを無失点に抑えると、その直後にチームが逆転。試合にも勝利したため、移籍後の一軍公式戦初勝利を挙げた[14]。一軍公式戦全体では、ロングリリーフを中心に34試合へ登板。先発での登板は1試合、通算防御率は3.83、勝ち星は上記の1勝だけにとどまったが、7月下旬からの後半戦では28試合に登板した。
2019年には、一軍公式戦への登板がわずか3試合で、10月2日に球団から戦力外通告を受けたこと[15]を機に現役を引退。
現役引退後
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選手としての特徴・人物
最速148km/hのストレートを軸に、シュート、シンカー、スライダー、カーブなどの多彩な変化球をテンポ良く投げ込むのが特徴[17]。内角へのシュートを勝負球に用いていた[18]。
プロ入り後は、西武・阪神時代を通じて、先発も中継ぎもこなしていた[19]、西武時代の2015年9月30日のオリックス戦(京セラドーム大阪)では、翌10月1日の同カードでの先発が予告されていたにもかかわらず、5点リードで迎えた5回裏無死1・2塁の局面から救援で登板。最初に対戦した宮﨑祐樹の適時打で1点を失いながらも、次に対戦した伊藤光から併殺を取ってマウンドを降りた[20]。なお、翌日の試合には予告通り先発したが、自責点1ながら3回裏の途中で交代した末に黒星を喫している。また、一軍公式戦で766日振りの先発勝利を挙げた2017年6月7日の巨人戦は、巨人が球団新記録の12連敗を喫した試合でもあった。
詳細情報
年度別投手成績
年度別守備成績
記録
- 投手記録
- 初登板:2010年4月20日、対福岡ソフトバンクホークス4回戦(福岡Yahoo! JAPANドーム)、9回裏に4番手で救援登板、1回1失点
- 初奪三振:同上、2回裏に松田宣浩から
- 初先発登板:2012年8月26日、対オリックス・バファローズ19回戦(京セラドーム大阪)、3回5失点で敗戦投手
- 初ホールド:2013年5月22日、対広島東洋カープ1回戦(西武ドーム)、2回表に2番手で救援登板、4回無失点
- 初勝利:2013年7月4日、対オリックス・バファローズ12回戦(京セラドーム大阪)、5回裏途中に2番手で救援登板・完了、2回無失点
- 初完投:2013年8月29日、対北海道日本ハムファイターズ20回戦(札幌ドーム)、8回1失点8奪三振で敗戦投手
- 初先発勝利:2013年9月22日、対オリックス・バファローズ23回戦(京セラドーム大阪)、7回1失点
- 初セーブ:2017年7月11日、対千葉ロッテマリーンズ12回戦(メットライフドーム)、7回表に2番手で救援登板・完了、3回2失点
- 初登板で対戦した第一打者に被本塁打:上記の「初登板」の項を参照、9回裏無死多村仁志に本塁打 ※史上58人目(パ・リーグ32人目)[21]
- 打撃記録
背番号
- 30 (2010年 - 2018年途中)
- 13 (2018年途中 - 2019年)
登場曲
脚注
関連項目
外部リンク
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