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恋とニュースのつくり方
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『恋とニュースのつくり方』(原題: Morning Glory)は、2010年にアメリカ合衆国で公開されたコメディ映画。監督はロジャー・ミッシェル、脚本はアライン・ブロッシュ・マッケンナ。レイチェル・マクアダムス、ハリソン・フォード、ダイアン・キートン、パトリック・ウィルソンとジェフ・ゴールドブラムが出演している。アメリカ合衆国での公開日は2010年7月30日を予定していたが、2010年11月10日に変更された。
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内容
要約
視点
上昇志向の強い、ニュース番組のプロデューサーであるベッキー・フラーは、担当していたローカル番組「グッド・モーニング・ニュージャージー」から解任され局を去る。母親は別の職業を探すよう勧めるが、彼女は諦めない。履歴書を多くのテレビ局に送ったベッキーに、全国ネットの朝番組「デイブレイク」の視聴率が低迷していることから新しいプロデューサーを探していたIBSニュースから面接の連絡が入る。
しかし面接では、重役のジェリー・バーンズから、ベッキーも「デイブレイク」も見込みが無いと言われてしまう。帰りのエレベーターでは彼女が密かに尊敬していたベテランのテレビジャーナリスト、マイク・ポメロイと偶然乗り合わせ、色々と話し掛けるが、殆ど相手にされない。その後、バーンズは渋々ながらベッキーを「デイブレイク」のエグゼクティブ・プロデューサーとして採用し、彼女はニューヨークへと引っ越す。
初出勤の日、ベッキーは「デイブレイク」が予算も無く、何がしたいのかもはっきりしないというさんざんな状態にあることを知る。毒舌で長年番組を支えてきた共同司会者コリーン・ペックと会った後、ベッキーは女癖が悪くベッキーにもセクハラまがいの言葉を投げ掛けた共同司会者ポール・マクヴィーを即座に解雇し、番組スタッフたちは大喜びする。更には、IBSと契約はしているものの番組への貢献は殆ど無く、しかし高給だけは支払われ続けていたマイク・ポメロイを、「デイブレイク」の新しい共同司会者として強引に起用する。ベッキーは、局からのオファーを受けなければマイクの報酬は支払われなくなるという彼との契約条項を見つけていたのである。
ベッキーはIBSの同僚プロデューサーで、気難しいマイクと一緒に働いた経験のあるアダム・ベネットと知り合う。2人は交際を始め、アダムは彼女の仕事への熱意を応援する。一方、朝の情報番組を見下しているマイクは、自分の初の出演をわざと台無しにしようと前夜に深酒をする。放送中はコリーンとカジュアルな会話をすることを拒み、自分にとってくだらないと思うコーナーではあからさまにやる気の無さを示し、コリーンはかなり苛立つ。
バーンズはベッキーに、視聴率が更に落ち込んでいるのは彼女のせいだとして、「デイブレイク」を打ち切る意向を告げる。マイクと激しく口論した後、ベッキーは番組を救うために大胆な手を打つ決意をする。視聴率を劇的に改善するために、残された6週間は自分の好きなようにやらせて欲しいとバーンズを説得し、気象キャスターのアーニーにジェットコースターやスカイダイビングなどの体当たり企画をさせる。
コリーンもベッキーの番組テコ入れに協力し、斬新な企画を採用して自ら出演したこともあり、番組の視聴率は上昇する。しかしバーンズはまだ納得しない。事情を知らないアダムは、ベッキーが視聴率改善に囚われ過ぎていると指摘する。これをそれまで他の男性からも繰り返し言われてきた批判と同じだと受け取ったベッキーは、彼の前から去る。
期限である6週間の終了が迫る中、マイクは意外にもザワークラウトの祭りを取材したいと言い出す。ベッキーが同行するが、マイクは州知事の別荘へ向かおうとしていることが判明する。番組が打ち切られることになると慌てて告げるベッキーをよそに、マイクは玄関先に出て来た知事を横領等の容疑で追及し、やがて警察が到着する中、逮捕を生放送でスクープする。そしてニューヨークに戻った後、マイクは、自分も仕事にのめり込み過ぎて、家族や私生活を犠牲にしてきたとベッキーに語るのであった。
この生中継の逮捕劇で「デイブレイク」の視聴率は一気に上昇し、番組はもう1年続くことになる。ベッキーにはNBCテレビの「トゥデイ」からのオファーも届く。彼女はアダムとよりを戻し、マイクに対してはその頑固さを詰る。ベッキーはNBCテレビでの面接に臨むが、面接官たちの背後のテレビには「デイブレイク」が流れている。コリーンから「あなたの頑固さにベッキーが嫌気がさしたのだ」と言われたマイクは生放送中にセットを飛び出し、スタジオ内のキッチン・セットに乗り込む。ベッキーが見守る中、マイクは料理コーナーを仕切り、見事なフリッタータを作ってみせる。驚いたベッキーは面接中にも拘わらず急いで局に戻り、「デイブレイク」に残ることを選ぶのだった。
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キャスト
※括弧内は日本語吹替
- ベッキー・フラー - レイチェル・マクアダムス(佐古真弓)
- マイク・ポメロイ - ハリソン・フォード(磯部勉)
- コリーン・ペック - ダイアン・キートン(松岡洋子)
- アダム・ベネット - パトリック・ウィルソン(咲野俊介)
- ジェリー・バーンズ - ジェフ・ゴールドブラム(金尾哲夫)
- レニー・バーグマン - ジョン・パンコウ(石井隆夫)
- ポール・マクヴィー - タイ・バーレル
- ベッキーの母 - パティ・ダーバンヴィル(水野ゆふ)
カメオ出演
- エレイン・カウフマン: アメリカの有名ジャーナリスト
- ボブ・シーファー: アメリカの有名ジャーナリスト
- モーリー・セイファー : アメリカの有名ジャーナリスト
- クリス・マシューズ : アメリカの有名ジャーナリスト
- 50セント: アメリカの人気アーティスト
- トニー・イエイヨー: アメリカの人気アーティスト
- ロイド・バンクス: アメリカの人気アーティスト
- ブルーマン: アメリカの人気パフォーマンスグループ
日本語吹替その他出演:後藤哲夫、坂東尚樹、原田晃、森夏姫、間宮康弘、玉野井直樹、かぬか光明、菊本平、斎藤楓子、下川江那、平野夏那子、林りんこ、うえだ星子、樋口智透
日本語版制作スタッフ
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音楽
2月のビルミングハム・シンフォニー・ホールでのインタヴューでデヴィッド・アーノルドが映画のスコアーを書いていると答えた。予告編ではナターシャ・ベディングフィールドの新曲Strip Meが使用された。
評価
レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは182件のレビューで支持率は55%、平均点は6.00/10となった[3]。Metacriticでは38件のレビューを基に加重平均値が57/100となった[4]。
出典
外部リンク
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