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静岡県立沼津東高等学校
静岡県沼津市にある高等学校 ウィキペディアから
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静岡県立沼津東高等学校(しずおかけんりつ ぬまづひがしこうとうがっこう)は、静岡県沼津市岡宮に所在する県立高等学校。
概要
1901年に静岡県立沼津中学校として開校した静岡県の公立高校である。1996年に静岡県内の全日制高校としては初めて単位制を導入した。それと同時に2学期制を導入したが2008年より3学期制に戻された。通称は“沼東(ぬまとう)”、“東高(ひがしこう)”。2008年8月から2009年3月の期間に校舎耐震工事が行われ、その間、旧静岡県立長泉高等学校校舎で授業を行っていた。
同窓会は「香陵(こうりょう)同窓会」と称し、県内のみならず県外、企業にも支部を持つ[1]。同窓会は母校の各施設の充実のため会員に寄付を募り、これまでに香陵記念館(後述)や、運動部用トレーニング室等の建設に尽力した。
沿革
特色
自治会・應援団
生徒会は自治会とよばれている。戦後、新制の高等学校として再出発した際、かつて卒業生の多くが進学した旧制高等学校を意識して、生徒による自治を実現する組織ということで自治会が発足した。民主主義の基本原則にしたがって三権分立のしくみとした。代議委員会(立法)、執行委員会(行政)、司法委員会(司法)からなる。これらをまとめて「自治会三会」または単に「三会」と呼ぶ。應援団は部ではなくホームルームから選出された者で編成され、自治会の執行委員会の一部である。正式名称を「應援団運営委員会」という。
部活動
全員入部制を原則とする。香陵祭の体育祭をはじめ学校行事が部単位で運営されることが多い。習熟度別授業編成とあいまって、授業における移動教室が多く、いわゆるホームルーム単位で授業を受ける機会が比較的少ない。
戦後新制高校となった当初は経済的理由で学費納付が困難である生徒が多く、この対策として校内で営業を認められた部があった。これらは運動部・文化部に対して「厚生部」と呼ばれた。購買部・理髪部・食堂部・清掃部等が知られている。当初は各部ともに資本金10万円で発足し、一般の事業所にならって会計処理を行った上で部員に給与が支払われた。社会の安定とともにその存在意義が薄れていき、徐々になくなっていった。
校舎・施設
静岡県下の高等学校としては富士宮北高校に次いで二番目に広い敷地をもつ。1993年に、自習室やホールまで備えた図書館「香陵記念館」が完成した。蔵書数は約5万冊。
現在使われている校舎は1967年に完成した岡宮校舎である。2002年には全教室に冷暖房が完備された。2008年に、築40年を経過し老朽化が進んだ校舎の耐震工事のため、学校・同窓会の全機能が旧長泉高校へ一時移転する。
若人の家
「若人の家」とは沼津市の南端の大瀬崎にある沼津東高校のバンガローの宿泊施設である。若人の家部が管理する。なお、卒業生や在校生が申請により使用できる。電気、水道、ガスコンロが完備されており、利用は無料である。この施設は学校創立60周年記念事業の一環として設置された。土地の造成工事から生徒が休日を利用して行った。部ごとに予算を与え、バンガローを建設した。
著名な卒業生
政治・行政
経済
学問
- 芦川進一(ドストエフスキー研究者、河合塾英語科講師)
- 安梅勅江(保健学者、筑波大学教授、日本保健福祉学会会長)
- 後藤守一(考古学者、明治大学名誉教授)
- 小林宏(工学博士、東京理科大学教授)
- 小堀桂一郎(比較文学者、東京大学・明星大学名誉教授)
- 佐藤雅彦(メディアプランナー、東京芸術大学大学院・慶應義塾大学教授)
- 白木俊彦(経営学者、南山大学教授)
- 杉山忠平(歴史学者、元一橋大学教授、日本学士院賞)
- 杉山正明(歴史学者、京都大学大学院教授、日本学士院賞)
- 長倉三郎(化学者、文化勲章受章者、第23代日本学士院院長)
- 中嶋貞雄(物理学者、東京大学名誉教授)
- 古谷弘(経済学者、元東京大学教授)
- 山田雄一(経営心理学者、元明治大学学長)
- 山田雄司(歴史学者、三重大学教授)
文学
マスコミ・芸能
スポーツ
軍事
その他諸分野
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脚注
関連項目
外部リンク
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