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松本家の休日
日本の朝日放送テレビのバラエティ番組 (2014-2021) ウィキペディアから
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『松本家の休日』(まつもとけのきゅうじつ)は、朝日放送テレビ[注 1](ABCテレビ)で2014年10月10日(10月9日深夜)から2021年3月21日(3月20日深夜)(JST)まで放送されていたバラエティ番組(関西ローカル)。松本人志(ダウンタウン)の冠番組。
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概要
要約
視点
松本は『摩訶不思議 ダウンタウンの…!?』以来約21年ぶりの在阪テレビ局制作の関西ローカル番組、および朝日放送テレビ[注 1]制作番組のレギュラー出演であり、松本の関西ローカルでの単独出演は当番組が初めてとなる。出演者の松本、宮迫、たむらが東京で飲んでた時に「大阪で半年後くらいに、ふわっとした番組やりたいなぁ」と話したと聞きつけた吉本興業が、朝日放送テレビ[注 1]に働きかけたのが番組誕生の由来である。
放送終了時点では、テレビ朝日を除く全てのテレビ朝日系列など、全国25局で放送されていた。『ナイトinナイト』の番組とは異なり独立局での放送やネット配信はされていなかった。
内容は、架空の家族「松本家」が大阪を中心とする関西で、1万円を使って遊んだりグルメを堪能するというもので、松本は「お母ちゃん」、宮迫は「お父ちゃん」、たむらは長男の「けんじ」、構成作家のさだは妹の「さだ子」として出演。基本的に一つの企画につき2~3週に分けられ、1週目の冒頭は、松本家のリビングのセット[注 2]で、家族会議の名目でフリートークをしながら、行き先と1万円の使い道を話し合い、実際に遊び(ロケ)に出る[注 3]。2週目以降は前回の続きから始まる[注 4]。
お母ちゃんが持つ1万円の入った財布は、番組開始当初はビニール製の花柄のがま口長財布を使っていたが、松本が若手時代にアルバイトしていたスナックのママと再会した際、ママが松本にプレゼントとしてワニ柄の黒い財布をプレゼントし、更にママが松本の持っている花柄の財布を欲しがる。そこで松本は、その財布をあげる代わりに、ママからプレゼントされたワニ柄の財布を番組で使うことを提案し、以降はワニ柄の財布を使っている。
お金が余ると、貯金として蓋付きのガラス瓶の中にプールされる。このお金は所持金が足りなくなった時に使ったり、競馬や競艇企画で最初の1万円プラス貯金を注ぎ込み、所持金を増やす時に使う。番組の最終回が決まった際は貯金が約10万円になっており、その貯金を優勝賞金として最終回3回前の2021年2月29日放送分から1回前の2021年3月14日放送分の3回に亘ってトーク企画「松-1グランプリ」が行われ、おいでやすこが、インディアンス、オズワルドの3組が出演した。
2018年8月11日放送分からは、たむら曰く「辻のおっちゃん(辻史彦番組プロデューサー)」から、最初はお試しという形で「打ち出の小槌」が支給される。小槌のスイッチを入れてから振ると電気ショックが流れ、同時に白・青・赤の棒(白と青の棒が2本、赤がの棒が1本の計5本)のいずれか一本出て来て、白は1000円、青は3000円、赤は5000円が番組から追加で支給される[注 5]。翌週の8月18日放送分では、電気ショックが出っ放しになって壊れた打ち出の小槌の代わりに1万円しか出ないおみくじが出され、1回やる代わりに番組最強とされるスタンガンタイプの電気ショックのおもちゃを2個繋げた電気ショックを受ける。更に2019年9月7日放送分からは、新たなアイテム「ビリビリおみくじ」が支給される。黒ひげ危機一髪を改造した物で、4つの穴が開いた金色の樽に金額(3000円、5000円、10000円)の書かれた六角柱のサイコロがセットされ[注 6]、樽にコードで繋がっている電極の付いた4本の剣がある。松本家のメンバーが1人ずつ穴に剣を刺すが、4つの穴の内1つに電流が流れる当たりがあり、当たりに刺すと電流が流れ、同時に六角柱のサイコロが飛び出して転がり、出た目の金額が支給される。同年9月21日放送分では穴の数が5つとなり、4人が最後まで当たりを選ばなければ「スーパービッグレボリューション」としてボーナス1万円が支給される。
松本の相方で、松本と共通の思い出がある浜田雅功の名前が度々出てくる事があり、松本は浜田の事を「浜田のおっちゃん」と呼んでいる。これに対して宮迫は相方の蛍原徹の話をする時には「(お父ちゃんの知り合いの)おかっぱさん」と呼んでいる。
番組内のBGMは、主に松本が大ファンだった山口百恵の曲[注 7]。度々、企画の内容とリンクした歌詞の曲がチョイスされていることもある。
2016年10月9日(10月8日深夜)から日曜日未明(土曜日深夜)へ放送時間帯が移動。朝日放送テレビ[注 1]では、土曜日や日曜日の15・16時台に再放送するケースが多くなったが、今回の時間帯変更を大いに利用し、10月1日の16:55から17:25では、2015年7月24日(23日深夜)の放送回を再放送し、10月8日の15:55 - 16:55には『傑作選』として、2015年8月14日(13日深夜)・21日(20日深夜)に放送した「鶴橋でハラミますねん」が放送[1]。
番組の終了
2021年2月21日(20日深夜)放送回の冒頭にて、2021年3月21日(20日深夜)の放送(通算300回)をもって本番組が終了することが松本から発表された。制作局の朝日放送テレビからは、新型コロナウイルス感染症の流行による影響で、『1万円で、関西の街をブラブラする』という番組コンセプトの継続が難しくなり、『松本家』の本来の魅力を最大限に出せなくなったため、番組を終了することとなった旨のコメントが発表された[2]。
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出演者
要約
視点
松本家
- お母ちゃん - 松本人志
- お父ちゃん(二代目) - 蛍原徹
- 2019年7月28日放送分から宮迫の後任として登場[注 8]。衣装と眼鏡とカツラは初代のお父ちゃんとほぼ同じ。宮迫と入れ替わっていることをけんじから突っ込まれるが、お母ちゃんの松本と共に入れ替わりを否定するボケをかまし続けた。あだ名が「ホトちゃん」である事から「お父ちゃん」ならぬ「ホトうちゃん」と呼ばれている。
- 兄 - たむらけんじ
- 松本家の長男で、通称「けんじ」。学生帽を被っていることから、おそらく中学生。出かける場所を決める、マップを作るなど、企画はけんじが考えている。電気ショックのおもちゃが苦手で、ことあるごとにお母ちゃんとお父ちゃんから電気ショックを受けさせられる。電気ショックのみならず、ことあるごとにお母ちゃんとお父ちゃんから無茶振りを強いられるなど、ひどい仕打ちに遭うことも少なくない。
- 2019年12月15日放送分で、お母ちゃんの元旦那(くっきー!おじさん)との間に生まれた連れ子であったことが明らかとなった。
- 妹 - さだ(構成作家)
過去の出演者
- お父ちゃん(初代) - 宮迫博之
- 松本家の婿養子。茨木市出身。年中、フィッシングベストを愛用している。グルメ企画で「胃袋は宇宙」など、ことあるごとに大口を叩くが、実際は口だけでお母ちゃんを失望させている。高所と絶叫系のアトラクションが苦手で、ことあるごとに駄々をこねている。ロケで気に入った所があると、後日プライベートで行くことがある。
- 2019年7月7日放送分冒頭の松本家のリビングのシーンにて、実は雨上がり決死隊の宮迫博之である事がお母ちゃんより明かされる。後述の謹慎処分の他、頭髪はカツラ、眼鏡が伊達眼鏡である事も暴露された。
- 2019年7月19日に制作元である朝日放送テレビから、吉本興業とのタレント契約解除発表に伴い番組降板が正式発表された。[3]
ゲスト出演者
- 陣内智則 - けんじの同級生で優等生の「陣くん」
- 中岡創一(ロッチ) - ご近所さんの「中岡のオバチャン」
- 藤本敏史(FUJIWARA) - お父ちゃんの勤めるネジ工場の同僚「藤本のオッチャン」
- 木村祐一 - お母ちゃんの姉「キム姉」
- 宮川大輔 - お父ちゃんの勤めるネジ工場の後輩「大輔のオッチャン」
- ベッキー - お父ちゃんの行きつけの料理屋の女将「ベッキーさん」
- カンニング竹山 - 松本家の近所の酒屋さん「竹山のオッチャン」
- 後藤輝基(フットボールアワー) - 近所の鶏肉屋さん「後藤のオッチャン」
- 高橋茂雄(サバンナ) - けんじが一番可愛がっている後輩「高橋くん」
- くっきー!(野性爆弾) - お母ちゃんの元旦那「くっきー!おじさん」
- ロッシー(野性爆弾)- お母ちゃんの元旦那の子供「ロッシーくん」
- 劇団ひとり - 前の家で飼っていた犬「ひとり」
- ケンドーコバヤシ - 近所のスーパーの店長「コバヤシさん」
- 中川家 - 隣に住んでいる「中川家のおばちゃん」
その他のゲスト
- 子安裕樹(ヘンダーソン)
- ジェット菅原(サンドロップ)
- 大須賀健剛(セルライトスパ)
- キンニクキンギョ(富田和秀・川畑尚志)
- クロスバー直撃(前野悠介・渡邊孝平)
- 飯めしあがれこにお
- ムラムラタムラ
- 西川かの子
- 周平魂(ツートライブ)
- ダブルアート
- 和田友徳(ヘッドライト)
- 守谷日和
- 松井・やなぼう(人間っていいな)
- 福田(マイスイートメモリーズ)
- てつじ(シャンプーハット)
- もりやすバンバンビガロ
- プードル(メラちゃん・英吉)
- 須藤渓(ウォンテッド)
- 宗安(チェリー大作戦)
- おいでやす小田
- 見取り図(盛山晋太郎・リリー)
- ニューヨーク(嶋佐和也・屋敷裕政)
- プラス・マイナス(兼光タカシ・岩橋良昌)
- しげみうどん(キャタピラーズ)
- 門野鉄平(パーフェクト・ダブル・シュレッダー)
- おいでやすこが(おいでやす小田・こがけん)
- インディアンス(きむ・田渕章裕)
- オズワルド(畠中悠・伊藤俊介)
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放送リスト
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番組に関するトラブル
- 2017年3月26日(25日深夜)放送分は前週から引き続き大阪・新世界でのロケを放送することが予告されていたが、ロケで訪問していた串カツ店「だるま」の運営会社「一門会」の不祥事が放送前の同年3月14日に発覚したことを受け[4]、特にテロップなどで告知することなく放送を見合わせ(いわゆるお蔵入り)、神戸・新開地でのロケに急遽放送内容が変更された。その後、不祥事から1年経過した2018年3月18日(17日深夜)に放送された(詳細は放送リストを参照)。
- 2019年に発覚した闇営業問題では、お父ちゃん役で出演している宮迫が反社会勢力(詐欺師集団)からの金銭受領が確認され、2019年6月24日に吉本興業が宮迫の謹慎処分を発表したことを受け[5]、同年6月30日(29日深夜)の朝日放送テレビでの放送は休止となり、別番組『家事ヤロウ!!!』(当時、ローカルセールス枠で朝日放送テレビでは未放送)に差し替えられた[6]。翌週7月7日(6日深夜)放送分の冒頭でお母ちゃん役の松本人志より、当面は宮迫が番組を休演することが発表された。この回は当初の予定を変更し、お父ちゃんの勤めるネジ工場の後輩、大輔のオッチャンを演じる宮川大輔をゲストに迎え、スタジオにてゲーム・クイズ大会が放送された[7]。
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スタッフ
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- 演出:並木慶(BACK-UP)
- ディレクター:下山航平(朝日放送テレビ)、久世恵太・植村文雄(よしもとブロードエンタテインメント)、泉貴晶・宇都宮伊織(バックアップメディア、宇都宮→以前はAD→一時離脱→復帰)、藤本能範(朝日放送テレビ、以前はAD)、松井大将(よしもとブロードエンタテインメント)
- 構成:さだ、里村仁志、山下貴
- CAM:細川貴史、寺岡憲一(以上よしもとブロードエンタテインメント)
- MIX:梶巻久仁彦(よしもとブロードエンタテインメント)
- タイトル・CG:仲里カズヒロ
- EED:和久田智世、中野佑未
- 音響効果:黒澤秀一
- 美術:佐々文章(朝日放送テレビ)
- 美術進行:伊藤祐太
- 衣装:平山健志
- 装身具:地村尚子
- 車両:中尾正伸、大森好行(フォレスト)
- メイク:堀洋子
- スタイリスト:大西千晴
- 技術協力:よしもとブロードエンタテインメント、チョコフィルム、Studio Nest
- 美術協力:クラフト、東京衣裳、京阪商会、ビーム、LEONKA(LE→以前は衣装協力)
- 犬:紀州佳孝荘
- 編成:横田瑠衣(朝日放送テレビ)
- 番組宣伝:川元寛之(朝日放送テレビ)
- デスク:立野亜紀(朝日放送テレビ)
- AD:孫貴志(一歩本舗)、吉野加椰、山本葵、蒲原啓太
- プロデューサー:奥田智、桒山哲治(朝日放送テレビ、奥田・桒山→2人共#214 - )、肥後篤人(吉本興業)、今瀧陽介(バックアップメディア)
- 協力:バックアップメディア
- 制作協力:吉本興業
- 制作著作:朝日放送テレビ
過去のスタッフ
- ディレクター:大野祐司、南雄大(以上朝日放送テレビ)、谷村洋平(ロボッツ)、吉田昌平(以上よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
- 構成:長谷川朝二
- EED:渡辺裕也
- 美術:奥井優佑(朝日放送テレビ)
- 装身具:中畑光貴
- 車両:中尾正伸、大森好行(フォレスト)
- 技術協力:Devotion、ロボッツ
- 美術協力:フォレスト
- 編成:佐々木真司、石田誠、石橋義史(以上朝日放送テレビ)
- 番組宣伝:阪本美鈴、川井真紀、渡邊亜希子、土肥繁葉樹、井上勤(以上朝日放送テレビ)
- デスク:楠本芳子、田村圭、服部八壽子、高岡めぐみ(以上朝日放送テレビ)
- AD:丸谷亜由美(Devotion)
- プロデューサー:辻史彦、田中和也(以上朝日放送テレビ、辻→#1 - 213まで)、田中裕樹、中村聡太、大谷重雄、金丸貴史(以上よしもとクリエイティブ・エージェンシー)、中澤晋弥(吉本興業)、松生藍(バックアップメディア)
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ネット局と放送時間
要約
視点
※上記の中には、宮迫の不祥事発覚後、2019年9月現在も一時打ち切って別番組を編成している局もあった。
過去のネット局
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DVD
要約
視点
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脚注
関連項目
外部リンク
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