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新潟テレビ21

新潟県のテレビ朝日系列局 ウィキペディアから

新潟テレビ21
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株式会社新潟テレビ21(にいがたテレビにじゅういち、The Niigata Television Network 21, Inc.)は、新潟県全域を放送対象地域としたテレビジョン放送事業を行っている特定地上基幹放送事業者。テレビ朝日ホールディングスの持分法適用関連会社である[1]

概要 種類, 市場情報 ...
概要 英名, 放送対象地域 ...
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2015年竣工の新館

略称は、開局から2006年平成18年)7月31日まではNT21(エヌティーにじゅういち)、同年8月1日からCI導入に伴いコールサイン「JOUX-DTVに因むUX(ユーエックス)に変更した(一部UXTVまたはuxtvという表記もあり、ドメイン名も後者「uxtv.jp」)。

ANN系列のフルネット局で、リモコンキーIDはキー局のテレビ朝日と同じ「5」である。

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概要

要約
視点

新潟県内4番目の民間テレビ放送局として、1983年昭和58年)10月1日に開局。県内の民放局では最後発となる。また、テレビ朝日系列のフルネット局では、前年の1982年(昭和57年)10月1日に開局した鹿児島放送(KKB)に続いて12局目で、昭和時代では最後の開局である。

本社は、柳都大橋の西詰め、たもとにある。同所はかつて佐渡汽船新潟港ターミナルがあった場所で、開局準備事務所は大正海上火災保険ビルに置かれていた。開局当初の社屋は3階建てだったが、その後5階建て新館が増築されている。また、県内のテレビ局で唯一、新潟駅万代口を真正面から情報カメラで撮影できる場所に位置しており、カメラからは万代口の屋上に掛かる青い「新潟駅」のサインを見ることが出来る。2004年平成16年)10月23日に発生した新潟県中越地震の際には、新潟駅を映しながら揺れるカメラの映像が全国ネットで伝えられた。

社名(局名)は、当初「新潟テレビ」という案もあったとされるが、先発局の「テレビ新潟(正式名称は「テレビ新潟放送網」(略称・TNN。1998年、TeNYに改称)」と混同されるおそれを防ぐために「21」が付けられたとされている。社名(局名)の「21」は当時のアナログ放送チャンネル番号21chに由来している。直接の由来となったわけではないものの、21世紀に向けて飛躍するようにという狙いも込められている[3][注 1]。開局当初の略称は、前述の通り英称「Niigata Television Network 21」の頭文字から取った「NT21[注 2]で、開局時のキャッチフレーズは「はたちになったら21」。同じ頃、「はたちを過ぎたら21」という酷似したキャッチコピーを用い、ラベック姉妹を起用したサントリーのウイスキー「サントリー21」CMが全国的に放送されていたが何の関係もなく、むしろNT21のキャッチフレーズのほうが早かった。

開局にあたって、イメージソング「いとしのキャサリン」(作詞:秋元康、作曲:松尾一彦、歌:CoCo)が制作された。この曲を歌っていたCoCoは、男性のボーカルグループである[注 3]。試験放送では、モノスコープやカラーバーなどテストパターンの映像のBGMとして、この「いとしのキャサリン」がエンドレスで演奏されていた。また、開局前には新潟市の古町万代シテイなど県内の繁華街で開局をPRするキャンペーンを実施し、ノベルティグッズのプレゼントなどが行われた。10月1日の本放送開始後には、この「いとしのキャサリン」を収録したカセットテープの視聴者プレゼントも行われた[注 4]

通常、地方局の開局にあたっては親会社であるキー局(この局の場合はテレビ朝日)や新聞社(この局の場合は朝日新聞社)が主体となるが、NT21の開局にあたっては、地元の政財界関係者もかなり注力したといわれている。これはテレビ朝日の設立母体の一つである東映の創業者・大川博が新潟県西蒲原郡中之口村(現・新潟市西蒲区)出身であったこと、新潟県が民放テレビの4局化を達成すれば、当時本州日本海側の県では初のケースとなること等が背景にあったといわれている。NT21の初代社長に、当時新潟商工会議所の会頭を務めていた、新潟臨港海陸運送(現・リンコーコーポレーション)社長の大久保政賢が就任したことからも、それが窺える(大久保に社長就任を勧めたのは田中角栄らであるという証言もある)。しかしながら地方都市に4局は当時から既に過当状態であり、後発の弱みで開局時から今日まで経営成績の面では万年最下位から抜け出せずにいる[4]

UXは2001年(平成13年)4月より、環境キャンペーン「Team ECO ~自然派宣言」を実施しており、植物の葉の形で「eco」の文字を表した「Team ECO」のロゴを放送・広告などで幅広く使用している。「Team ECO」は環境保護・改善を訴える啓蒙活動を中心としたもので、県内の行楽地・景勝地でゴミ拾いなどを行う視聴者参加型イベント「Team ECO Work!」、佐渡島トキが野生復帰するための環境整備をサポートする「ときプロジェクト」など、県内各所で活動を行っている。2004年(平成16年)11月22日に県内の放送局で初めて環境マネジメントシステムISO14001」の認証を取得した他、本社正面ロータリー内には、太陽電池パネルを備えた風力発電機(最大出力1.56kW)を設置、社内で使用する一部の電力を賄っている。

2006年(平成18年)8月1日、これまでの略称「NT21」から、CI導入に伴ってコールサインに因む「UX」に変更した[5]。これは同年10月に同局で地上デジタル放送が開始されて、その後2011年(平成23年)7月以降、地上デジタル放送に一本化され、アナログ時代の親局である21chは最終的に淘汰されるための措置である。地上デジタルの場合、UXに対して物理的に割り当てられたチャンネルが23ch、リモコンキーIDが「5」であり、略称と送信環境との間に整合性がなくなることが、略称変更の大きな要因となった。また、「UX」にはコールサインを表す他に、それぞれのアルファベットにも意味を持たせており、「U」は「You=あなた・視聴者」、「X」は「未知・無限・進化・交流・発信・可能性・双方向」などを表している[注 5]。NT21がUXに愛称を変更したため、2006年8月以降親局のチャンネル番号を愛称に使用している局は存在しなくなった。また、デジタル放送のリモコンキーID番号を正式な略称の一部として採用している局もない[注 6]

2010年(平成22年)4月3日、新潟市中央区の「LEXN」にサテライトスタジオ「LEXN STUDIO(UXレクスタ)」をオープンさせる。そのこけら落としとして、同日13時55から1時間、「春のUX全部見せます~レクスタ誕生!新番組も始まるよSP~」を生放送した際に、新しい局のキャラクターとして「ゆぅちゃん・ゴーちゃん」が初登場[6]

事業所

地上デジタル放送

地上デジタル放送は、総務省の計画に基づき、テレビ新潟と同じ2006年(平成18年)10月1日に開始した。同局がサイマル試験放送を始めた時には、「Team Eco」を初めとする同社のキャンペーン、イベント、催物の宣伝のほとんどがハイビジョン化されていた。翌年の夏以降、ハイビジョン制作に於いては、同局はテレビ朝日系列の地方局では積極的な活動を行う局の1つとなった[注 7]

また、データ放送にも力を入れている。新潟県内の民放局では一時期、データ放送印刷サービスを常時行った事があり(テレビ新潟、新潟放送は一部の番組放送中のみ実施経験、NHK新潟放送局NST新潟総合テレビでは全く行っていない)、また2010年(平成22年)2月9日から三条市で行われている、全国初の公共交通社会実験に協力をしている[7]。更に、2012年(平成24年)2月6日には、平日のレギュラー報道番組「全力LIVE」の新コーナー「新潟のみんなでソラをライブ」にて、県内ローカルテレビ局初の、インターネット回線経由を使ったデータ放送双方向機能の使用を開始した。

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ロゴ

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NT21 A-SAT中継車 拉致取材風景(柏崎市)

現在(2006年平成18年)8月1日 - )は、イタリック体の「UX」を図案化した赤いロゴを使用している。開局当初から略称変更まで(1983年(昭和58年)10月1日 - 2006年(平成18年)7月31日)は、赤色で大きく「21」と書かれた左下に、黄色い「NT」の文字を配したもの。しかし、デザインが煩雑であることから、速報テロップ等には、ブロック体で図案化した「NT21」というロゴも別途使用していた。後年は番組やイベントによって「NT21」のロゴデザインはまちまちになっており、使用するロゴは一定していなかった。

一方、「新潟テレビ21」の社名ロゴのデザインは変更されず、ほぼ一定のデザインのものを使用していた(ただし、同社のホームページでは局ロゴも社名ロゴも使われていなかった)。しかしUXに改称後は、「新潟テレビ21」のロゴが斜体の文字に変わった(デザインも直線的なデザインから曲線的なデザインになった)。

なお送信所・中継局ではUXロゴが書かれている一方、高田デジタル中継局・アナログ中継局、本社社屋と新館の間に新館建設以前から現存する駐車場の案内看板ではNT21ロゴが残存している。

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チャンネル

要約
視点

デジタル放送

リモコンキーIDは「5」である。

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テレビ朝日系列のリモコンキーID地図

新潟県は、岡山・香川準広域圏等と同様に全てリモコンキーIDをキー局に合わせたため、UXはテレビ朝日に合わせて「5」となったが、新潟県で「5」はもともとJNN系列局新潟放送(BSN)のアナログ親局で使用されていた。そのBSNはリモコンキーIDがTBSテレビと同じ「6」となったため、日本の民放で唯一アナログ親局より大きな番号になった。

なお、ウェブサイトでリモコンキーIDは「5チャンネル」とは書かれず、会社概要では「リモコン番号5」、中継局一覧では「リモコン番号 5番 でご覧下さい」と記載されている。これは地上デジタル放送開始前後、業界ではチャンネルポジションは物理チャンネルとは別という認識が強かったためと思われる。

  • 親局:23ch JOUX-DTV 弥彦送信所(出力:3kW)
呼出名称:にいがたテレビ21デジタルほうそう
  • 中継局
  • 高田 39ch
  • 津南 31ch
  • 新井 49ch
  • 守門 38ch
  • 妙高高原 49ch
  • 三川 49ch
  • 津川 49ch
  • 村上 33ch
  • 村松 49ch
  • 高柳 41ch
  • 津南上郷 22ch
  • 両津 38ch
  • 外海府 34ch
  • 関川 49ch
  • 青海 31ch
  • 小出 32ch
  • 相川 34ch
  • 湯沢 23ch
  • 栃尾 49ch
  • 川口 23ch
  • 鹿瀬 23ch
  • 大和 38ch
  • 津南田中 23ch
  • 六日町 38ch
  • 高千 23ch
  • 糸魚川大野 31ch
  • 糸魚川早川 38ch
  • 朝日 37ch
  • 府屋 27ch
  • 土樽 38ch
  • 安塚 36ch
  • 勝木 25ch
  • 小千谷真人 39ch
  • 中里 50ch
  • 黒川 33ch
  • 湯之谷 32ch
  • 柿崎 34ch
  • 松代 36ch
  • 新発田赤谷 44ch
  • 越路 43ch
  • 鯖石 24ch
  • 塩沢 31ch
  • 新津 34ch
  • 牧 49ch
  • 下相川 23ch
  • 牛野尾谷 50ch
  • 関川女川 38ch
  • 津南中津 31ch
  • 柏崎山口 32ch
  • 中郷 52ch
  • 宮古木 30ch
  • 糸魚川 31ch


アナログ放送

2011年7月24日停波時点

  • 親局:21ch JOUX-TV 弥彦送信所(出力=映像:30kW、音声:7.5kW)
呼出名称:にいがたテレビ21テレビジョン
  • 中継局
  • 高田 37ch
  • 相川 36ch
  • 小出 39ch
  • 津南 53ch
  • 村上 48ch
  • 高柳 44ch
  • 守門 57ch
  • 関川 57ch
  • 青海 39ch
  • 三川 33ch
  • 津川東 59ch
  • 村上市府屋 39ch
  • 村上市勝木 61ch
  • 両津 40ch
  • 高千 62ch
  • 安塚 40ch
  • 新井 61ch
  • 村松 61ch
  • 栃尾 62ch
  • 塩沢 62ch
  • 土樽 62ch
  • 越路 61ch
  • 新津 32ch
  • 小千谷真人 58ch
  • 川口 40ch
  • 大和 62ch
  • 黒川 62ch
  • 津南中里 30ch
  • 鹿瀬 38ch
  • 村上市朝日 39ch
  • 糸魚川早川 40ch
  • 湯沢 40ch
  • 糸魚川 37ch
  • 津川 53ch
  • 湯之谷 23ch
  • 六日町 57ch
  • 外海府 39ch
  • 下相川 39ch
  • 糸魚川大野 61ch
  • 川口大島 51ch
  • 妙高高原 34ch
  • 津南田中 23ch
  • 津南上郷 30ch
  • 津南中津 37ch
  • 柏崎鯖石 61ch
  • 柏崎山口 39ch
  • 関川女川 48ch

資本構成

企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:[8][9][10][11]

2020年3月31日 - 2021年3月31日

さらに見る 資本金, 発行済株式総数 ...
さらに見る 株主, 株式数 ...

過去の資本構成

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沿革

  • 1976年昭和51年)1月21日 - 放送免許申請。
  • 1982年(昭和57年)10月27日 - 新潟県に民放第4局の周波数割り当て。新潟地区では147件の免許申請があった。
  • 1983年(昭和58年)[12]
    • 2月4日 - テレビ放送の予備免許を取得。
    • 3月7日 - 創立株主総会を開催し、新潟テレビ二十一設立。
    • 3月14日 - 開局準備事務所を開設。
    • 4月5日 - 本社社屋・演奏所起工式(佐渡汽船本社跡地)。
    • 7月18日 - 最初の入社式が行われた。
    • 8月21日 - 弥彦山送信所で試験電波送信(二重音声またはステレオ放送[注 12])。
      • 送信鉄塔はテレビ新潟と共用、送信アンテナは単独設置。
      • マスターは東芝製。送信機、マイクロ波設備はNEC製。
    • 9月21日 - 開局免許を交付。
    • 9月24日 - テレビ放送の本免許を取得。
    • 9月25日 - サービス放送開始。
      • ソニー製のCMバンクが放送用として稼動開始。
      • 番組送出用VTR(1インチのみ)は日立製作所製。CM送出用VTR(1インチ)はソニー製(型番はBVH-2000)だった。
    • 10月1日 - 新潟県で4番目・全国では101局目の民放テレビ局として開局、午前6時10分から本放送を開始(メイン・スタジオ面積は60坪)。
      • 本放送開始地点の中継局は高田、相川、小出、糸魚川、湯沢、新井、津南、糸魚川大野の8局[13]
      • 開局記念番組として午前7時15分から『飛躍の新潟 今後の課題』を放送。
    • 12月4日 - 開局記念歌謡ショー「栄光のビッグヒット〜競演!!日本列島北から南へ〜」をステレオ放送で全国放送。
  • 1984年(昭和59年)10月6日 - 初の生ワイド番組『照光まことの土曜スタジオ』放送開始[14]
  • 1987年(昭和62年)10月3日 - ローカルの土曜朝の1時間番組『THE7』放送開始(ステレオ放送)。
  • 1988年(昭和63年)8月15日 - 自社主催の大型ロックコンサート「ポップロケッツ'88」開催。
  • 1992年平成4年)2月9日 - 自社制作番組『心はいつもノーサイド〜北島忠治90歳〜』を全国放送。
  • 1994年(平成6年)3月6日 - 10周年記念特別番組『語り継がれゆくもの〜柏崎・綾子舞幻想行〜』を全国放送。
  • 1995年(平成7年)
  • 1998年(平成10年)4月1日 - 字幕放送開始。ステーションキャラクターとして“21世紀マン”を採用(2001年3月まで)。
  • 1999年(平成11年)2月28日 - 15周年記念特別番組『鼓童〜地球を一本のロープでつなぐものたち〜』を全国24局ネットで放送。
  • 2001年(平成13年)4月1日 - 環境キャンペーン「Team ECO」開始。
  • 2002年(平成14年)4月1日 - 『スーパーJチャンネルにいがた』スタート。
  • 2003年(平成15年)9月15日 - 送信アンテナをアナログ・デジタル共用のものに更新(新潟放送デジタルと共用、送信鉄塔は新潟放送と共用)。
  • 2005年(平成17年)
    • 6月10日 - 地上デジタル放送の予備免許を取得(新潟のNHK、他の民放テレビ3局も同時に取得)[注 13]
    • 10月1日 - 地上波デジタル放送の試験電波送信(弥彦送信所のみ)。
    • 10月25日 - 地上波デジタル放送の試験放送開始(弥彦送信所のみ)。
    • 11月1日 - 地上波デジタル放送の試験放送をフルパワーの3kWに増力する。
  • 2006年(平成18年)
    • 8月1日 - 地上デジタルのサイマル試験放送開始に先立ち、CIを導入。局の略称をNT21からUXに変更。
    • 8月7日 - 4時25分より、地上デジタル放送のサイマルサービス試験放送、データ放送及びワンセグの各試験放送開始。
    • 9月1日から10月8日まで、同局と同じ日に地上波デジタル放送の本放送を開始するテレビ新潟(TeNY)と共同で地上波デジタル放送開始のキャンペーンを実施。
    • 9月25日 - 地上デジタル放送の本免許を取得(テレビ新潟も同日に取得)[16]
    • 10月1日 - 地上デジタル本放送開始(UHF23ch、出力3kW、コールサイン:JOUX-DTV、リモコンキーID5
  • 2007年(平成19年)
    • 6月9日 - ローカル番組で、新潟ビッグスワンからJ1リーグ「アルビレックス新潟VSヴィッセル神戸」の模様をハイビジョンで生中継する(ハイビジョン生中継は同局初。それに関する中継機材をレンタルして生放送を実施した)。
    • 7月9日 - 局舎のメイン・テレビ・スタジオがハイビジョン対応になり、『スーパーJチャンネルにいがた』がハイビジョン化される(これに伴い、自社の報道番組の多くがハイビジョンで放送されるようになる)。
    • 7月13日 - 全国高校野球選手権新潟大会(この年は第89回)の開催に伴い、デジタル放送のデータ放送が、その大会仕様のデザインに変更される。しかし、同月16日に新潟県中越沖地震が発生し、同月の18日頃には、同放送はその地震情報用のデザインに変更。更にその後の同月23日には、高校野球及び新潟県中越沖地震情報兼用に変更された(トップページは高校野球)。
    • 7月31日8月1日 - 長岡市悠久山野球場から第89回全国高校野球選手権新潟大会の準決勝及び決勝をハイビジョン及び5.1チャンネルサラウンドステレオで生中継した(ハイビジョン中継車及びサラウンド関係機器はレンタルで賄う。5.1チャンネルサラウンド・ステレオ放送は、県内ローカル番組史上初。以後この番組の放送は、毎年ハイビジョン、サラウンド・ステレオ音声となる)。
    • 11月10日 - 『まるどりっ!』スタート。
  • 2008年(平成20年)6月 - 池上通信機製のハイビジョンSNGFPU中継システムを自社導入、稼動開始[注 14]。これにより、主に報道中継用等におけるローカルテレビ中継車でのハイビジョン運用を、設備をレンタルしなくてもできる様になった。(ただし、スポーツ中継等、大規模なローカルのハイビジョン番組については、引き続き、中継車等の設備をレンタルして放送を行う。)
  • 2009年(平成21年)
    • 8月末頃 - ニュース専用スタジオのハイビジョン化対応工事開始。これに伴い、同工事終了までは全てニュースがメインスタジオでの放送となり、これにより、ローカルニュースが全時間帯ハイビジョン化される。
    • 9月28日 - ニュース専用スタジオのハイビジョン化対応工事完了に伴い、ニューススタジオからの放送もハイビジョン化される。これにより、局舎内設備が全面ハイビジョン化対応となる。
  • 2010年(平成22年)
    • 2月9日 - 三条市で実証実験を行っている、デマンド交通と地上波デジタルデータ放送を組み合わせた公共交通社会実験のデータ放送配信を開始。
    • 4月3日 - 新潟市中央区の「LEXN」にサテライトスタジオ「LEXN STUDIO(UXレクスタ)」オープン[注 15]。こけら落としとして、同日13時55分から1時間、『春のUX全部見せます〜レクスタ誕生!新番組も始まるよSP〜』を生放送する。その際に、新しい局のキャラクター「ゆぅちゃん」と「ゴーちゃん」が初登場する。
    • 4月5日 - サテライトスタジオ「LEXN STUDIO(UXレクスタ)」からの初のレギュラー生放送番組、『レクスタ発昼どきキンコンカン』がスタートする[注 16][15]
    • 7月1日 - 「UXサポーターズ」の活動開始が、『レクスタ発昼どきキンコンカン』の番組内にて発表される。詳しくは下記を参照。
  • 2011年(平成23年)
  • 2012年(平成24年)2月6日 - 平日のレギュラー報道番組『全力LIVE』の新コーナー「新潟のみんなでソラをライブ」にて、県内ローカルテレビ局初の、インターネット回線経由を使ったデータ放送双方向機能の使用を開始[注 17]
  • 2013年(平成25年)10月1日 - 開局30周年。
  • 2014年(平成26年)3月 - 社史『UX新潟テレビ21 30年史』発行。
  • 2015年(平成27年)4月28日 - 新館が竣工。 
  • 2017年(平成29年)
    • 6月23日 - 桒原美樹常務が新社長に就任。国内の県・広域民放局では初の女性社長となった[19]
    • 8月19日から9月23日まで、 - 初の自社製作シリーズドラマ『霊魔の街』放送。
  • 2018年(平成30年)
  • 2019年(平成31年/令和元年)
    • 2月19日 - 「がたひめプロジェクト」とともに参画し、新潟県初のバーチャルYouTuber・がたひめを本格的にYouTuberデビューさせた[22]
  • 2021年(令和3年)
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ネットワークの移り変わり

従来、新潟県のANN・テレビ朝日(当時はNETテレビ)系列は1968年(昭和43年)開局の新潟総合テレビ(NST)であった。NST設立当時、朝日新聞社が全国朝日系テレビネットワークを構築すべく、全国各地にUHF新局の開局申請を行い、その結果、他系列と相乗りになる形で朝日系のテレビ局「NST」が開局した。読売新聞等の相乗りながら、朝日系のテレビ局としてANNに加盟していた。しかしNSTは、フジテレビとの関係が深く、NSTとクロスネットをしていたNETテレビ日本テレビの両陣営は、新たにテレビ局免許申請の可能性が出てくると、ともにNSTを諦めて新局開設に注力することとなった。しかし1973年(昭和48年)に県内3局目のチャンネルプランが割り当てられた際には、申請者の一本化に失敗して新局開設は頓挫している。1980年(昭和55年)に改めて3・4局目のチャンネルプランが割り当てられた際は、両陣営の激しい免許争奪戦の末、1981年(昭和56年)4月に日本テレビ系列のテレビ新潟(TNN、現・TeNY)が開局。テレビ朝日系列の新潟テレビ21(NT21、現・UX)の開局は、その2年半後となった。

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情報カメラ設置ポイント

2024年(令和6年)現在、設置されている箇所を挙げる。

UXサポーターズ

  • UXは2010年(平成22年)7月1日から「県民にUXを身近に感じてもらいたい」という狙いからUXサポーターズを結成。専属イベントコンパニオンを採用したのは県内の民放では初の試みであり、UX主催に関するイベントやアナウンス、受付業務などを担当し、テレビにも出演する。任期は1年間となっている。ただし、更新する可能性があるが、この活動を機にその後は様々な分野で活動している。

主な番組

要約
視点

自社制作番組

  • スーパーJにいがた(月曜 - 金曜 16:40 - 18:52)
  • UX News(旧・NT21ニュース。月曜 - 金曜 20:54 - 21:00)
  • 三幸製菓 Presents 夢のスタート(火曜 23:10 - 23:15。2023年10月3日 - )
  • マイ★メモリーズ 〜ニイガタ・ワンダフル・ライフ〜(金曜 19:54 - 20:00。2024年4月5日 - )
  • まるどりっ!UP(土曜 9:30 - 11:15)
  • 知ットク!新潟(土曜 11:58 - 12:00)
  • ほっとホット新潟(土曜 17:55 - 18:00)
  • Team ECOプロジェクト(土曜 22:59 - 23:05 → 土曜 23:10 - 23:15)
  • ウェザーブレイク
  • ランランUX
  • テレびより
  • アナ×せん
  • ご当地グルメ探偵団(2020年まで毎年1月2日に放送。メ〜テレSATVabnHABとの共同制作、幹事局は年により異なる。)
    • 2021年以降は年末の放送となりタイトル、内容を変えて千原ジュニアの司会に移行。2024年からは山里亮太の司会に。共同制作局は上記と同様。
    • 新発見!グッドニュース大賞2021(2021年12月25日、SATVが幹事局)
    • ハッピーをお届け 中部ニュースSHOW2022(2022年12月30日、当局が幹事局)
    • ハッピーをお届け 中部ニュースSHOW2023(2023年12月31日、abnが幹事局)[24]
    • 発掘!まちの金メダリスト~中部スゴ腕グランプリ~(2024年12月30日放送。HABが幹事局)[25]
  • 東京一人暮らし(毎年2月に放送。KFB・abn・SATV・HABとの共同制作、幹事局は年により異なる。)
  • ニッポンの酒シリーズ(毎年12月放送。KFB、abn、HAB、OABKABQABとの共同制作、幹事局は年により異なる。2024年はHABが幹事局)[26]

ネット番組

テレビ朝日系列のネット番組

ローカルセールス遅れネットおよび系列局制作番組を記載。なお、制作局の表記のない番組はテレビ朝日制作。

テレビ東京系列のネット番組

制作局の表記のない番組はテレビ東京制作。

その他の番組

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終了した番組

要約
視点

自社制作番組

テレビ朝日系列番組

※遅れネットおよび系列局制作番組を記載。なお、制作局の表記のない番組はテレビ朝日制作。

テレビ東京系列番組

その他の番組

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開局時に移行した番組

NSTからの移行番組

BSNからの移行番組

民教協は引き続きBSNが加盟・放送。

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開局時に初めて新潟県で放送されたテレビ朝日系列の番組

アナウンサー

男性

女性

異動した元アナウンサー

  • 1983年 近正仁(現・報道制作局所属記者)
  • 1991年 村山朋彦(現・営業局営業部)

退社したアナウンサー

男性
女性

脚注

外部リンク

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