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津市立三重短期大学

三重県津市にある公立大学 ウィキペディアから

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津市立三重短期大学[1](つしりつみえたんきだいがく、英語: Tsu City College)は、三重県津市一身田中野157番地[2]にある公立短期大学短大の略称は三重短、TCC。

概要 津市立三重短期大学, 大学設置/創立 ...

概要

大学全体

  • 三重県津市に所在する日本公立短期大学で、設置主体津市[注 2]
  • 1952年に開学し[注 3]、現在は昼間部3学科、夜間部1学科体制をとる。令和7年度調査の2025年全国公立大学研究及び人気度ランキングで津市立三重短期大学は第25位である[4][リンク切れ][5]
  • 三重県唯一の公立短期大学であり、学長選挙と津市議会の任命の2種類の学長決定方法がある。学長は津市長と同じく公用車が用意される。キャンパスは津市の北部である一身田中野に立地し、最寄駅は三重大学と同じ近畿日本鉄道江戸橋駅。また、津市の指定避難所ともなっている。キャンパス周辺は田園と住宅地である。学生の進路に関しては、民間企業への就職、公務員となるほか、4年制大学への編入学も盛んである。また、子女への教育だけでなく、夜間に通学できる法経科二部を有するなど、社会人への教育や生涯学習にも力を入れている。4年制大学への移行や津市立から三重県立への移行の計画もある[要出典]が具体化されていない。政治家育成の法律経済短大として昭和戦後期から2011年頃まで津市議会議員の学歴で三重短期大学卒業生が6名程度で三重短期大学出身者が最多を誇っていた。

設立の過程

  1. 政治学
  2. 社会学
  3. 法学
  • 多くの三重県内・津市の勤労学生の受講生を集めて、夜間講座の受講生たちが津市に対して夜間の社会科学系の短期大学を設立する事を要請した。
  • 夜間講座の受講生がそのまま、第1期三重短期大学法経科二部の入学生となった。昭和戦後期に三重短大合格者氏名の合格者新聞発表制度が存在したが昭和50年代に新聞合格者氏名発表制度が廃止された。
  • 同時期に開学した公立短期大学は以下である。
  1. 長崎県立佐世保商科短期大学
  2. 北九州外国語大学短期大学部
  3. 鹿児島県立大学短期大学部
  4. 静岡県立法経短期大学
  5. 奈良県立短期大学
  6. 高知短期大学
  • 戦後期にこれらの社会科学系の夜間の公立短期大学が設立された。
  • 戦後の混乱期に法律経済などの社会科学の専門的知識を学びたい勤労者や若者の意欲が公立の夜間短期大学の設立を推進した。
  • 家政科(被服コース)設置について、1951年(昭和26年)に選出された堀川るつ(堀川美哉津市長夫人)の働きかけが大きかった。花嫁修業や夜間部以外の女子部を設置するなど伝統的な女子教育の色彩が強い良妻賢母型の教育機関設置が求められていた事情がある。また男女平等を推進する上で、女子が進学する大学教育機関が切望されていた。

建学の精神(校訓・理念・学是)

  • 津市立三重短期大学には、同短大における教育のめざすものとして以下の教育理念がある。
    • 憲法や教育基本法の理念にのっとり、民主的で文化的な社会の形成者として、心理を希求し、人権を尊重する人間を育てること。
    • 幅広い教養と専門的な知識を備え、論理的で自主的な判断能力をもつ職業人を育成すること。
    • 現代社会を総合的・科学的に把握し、主体的に活動する市民の実践的な教養を培うこと。

学風および特色

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沿革

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基礎データ

所在地

  • 三重県津市一身田中野157番地[注 33]

象徴

  • カレッジマークはの花びらをモチーフとして、その中央に大学を現す文字が記されている。

教育および研究

組織

学科

  • 法経科
  • 生活科学科[注 34]
    • 生活福祉・心理コース
    • 居住環境コース
  • 食物栄養学科 入学定員50名[3]

専攻科

別科

  • なし

取得資格について

資格

  • 栄養士:食物栄養学専攻にて取得できる。

教職課程[注 36]

  • 中学校教諭二種免許状[注 37]
  • 栄養教諭二種免許状:かつての生活科学科食物栄養学専攻にて
  • 当初は、高等学校教諭免許が取得でき、家政科で家庭、法経科二部では社会となっていた[42]。教育職員免許法の一部を改正する法律(昭和29年6月3日法律第158号)による教育職員免許法の改正により高等学校教員を短期大学では取得できなくなった。

附属機関

  • 学内に図書館がある[43]
  • 津市およびその周辺地域における問題を研究するための、地域問題総合調査研究室もある。

研究

  • 『地研通信;三重短期大学地域問題研究所通信』[44]
  • 『みえ生活科学研究 : 三重短期大学生活科学研究会紀要 = bulletin of the Society of the Study for Life and Environmental Science at Tsu City College』[45]
  • 『家政研究』[46]
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大学関係者と組織

大学関係者一覧

学生生活

部活動・クラブ活動・サークル活動

学園祭

  • 津市立三重短期大学の学園祭は毎年、概ね11月中旬に行なわれる。

スポーツ

  • 中部地区公立短期大学交歓競技会で総合1位の成績を修めたことがある。

施設

キャンパス

  1. 古河校舎 -1952年4月 - 1957年3月
  2. 栄町校舎-1957年4月 - 1968年12月
  3. 一身田校舎-1969年1月 -

学生食堂

  • 学内にある。概ね200席あり、学生や教職員で運営する生活協同組合により運営されている。

  • 津市立 三重短期大学には大学寮はないが、短大の学生部からアパートや下宿先の情報が紹介されている。

対外関係

  • 2016年3月に「高等教育コンソーシアムみえ」を締結。
  • 地域問題の研究や公開講座を行なっている。

卒業後の進路について

就職について

  • 全学科・専攻を含め、一般企業への就職者が多いものとなっている。食物栄養専攻では栄養士に就く人もいる。ほか、公務員に就く人もいる。詳細は、ホームページを参照にされたい。

編入学・進学実績

関連項目

外部リンク

脚注

参考文献

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