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海上保安庁長官

海上保安庁の長 ウィキペディアから

海上保安庁長官
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海上保安庁長官(かいじょうほあんちょうちょうかん、英語: Commandant of the JCG[1])は、海上保安庁

概要 日本海上保安庁長官 Commandant of the Japan Coast Guard, 組織 ...

概要

海上保安庁長官については、海上保安庁法(昭和23年法律第28号)第10条に規定があり、同条第2項には「国土交通大臣の指揮監督を受け、庁務を統理し、所部の職員を指揮監督する。ただし、国土交通大臣以外の大臣の所管に属する事務については、各々その大臣の指揮監督を受ける。」と定められている[2]

海上保安庁長官は、海上保安庁法施行令第9条(海上保安官及び海上保安官補の階級)にその規定がなく[3]、次長・海上保安監と同じく正式には階級制度を適用されず、警察庁長官などと同じく階級制度を適用されない庁内最高位の役職であるが、長官・次長・海上保安監には同位を表す服制があり、法執行の職員である海上保安官などと同様に、制服を規定した海上保安庁職員服制で、そで章、胸章、肩章の規定がある[4]

海上保安庁長官は指定職7号俸の官職である[5]国土交通省においては、国土交通事務次官(指定職8号俸)に次ぎ、国土交通審議官(指定職7号俸)と同格である[5]。指定職7号俸の官職は[5]、各省の省名審議官警視総監警察庁)・財務官財務省)・国税庁長官(財務省)などが該当し[5]、「次官級ポスト」とされる[6][7][注釈 1]

海上保安庁が創設されて以来、海上保安庁長官、海上保安庁次長には、運輸省中央省庁再編後は国土交通省)の事務系キャリアが就任し続けて来た[9]海上保安大学校出身の生え抜きの海上保安官の最高ポストは、海上保安庁のナンバー3である海上保安監であった。

2013年(平成25年)8月1日、海上保安監であった佐藤雄二(海上保安大学校卒)が、海上保安庁長官に就任する人事が発令された[9]。国土交通省のキャリア官僚ではなく、海上保安大学校出身の生え抜きの海上保安官が、海上保安庁長官に就任した最初の事例であり、この人事は当時の内閣総理大臣安倍晋三の意向であった[9]2016年(平成28年)6月21日に発令された海上保安庁長官人事においても、海上保安監であった中島敏が就任した[10]。理由は佐藤・前長官と同じである[10]

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歴代長官

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海上保安庁長官表彰

海上保安庁長官表彰(海上保安庁長官賞、海上保安庁長官感謝状を含む)は、海上保安庁の定める表彰制度において最高位の表彰であり、海上保安庁表彰規則に規定されている。

主に海上保安官に対する職員表彰の他、海難救助、海上保安に対する協力に対する功労ある者に対する感謝状、あるいは海上保安庁の主催・共催・後援する催事において実施されたコンクール等において最優秀者あるいは優秀者に対して授与される海上保安庁長官などがある。

海上保安官に対する表彰の例

  • 海上保安勲功章
  • 海上保安功績章
  • 海上保安発明考案章

関連項目

脚注

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外部リンク

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