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源師忠

平安時代後期の公卿。源師房の四男。正二位・大納言。子に染殿 ウィキペディアから

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源 師忠(みなもと の もろただ)は、平安時代後期の公卿村上源氏右大臣源師房の四男。官位正二位大納言壬生大納言または沢大納言と号した。

概要 凡例源 師忠, 時代 ...

経歴

後冷泉朝康平7年(1064年元服し、従五位下侍従に叙任される。治暦2年(1066年)従五位上・左近衛少将、治暦3年(1067年正五位下・左近衛中将、治暦4年(1068年)には1年で3回昇叙されて正四位下と近衛次将を務めながら順調に昇進した。

延久元年(1069年)貞仁親王が春宮に立てられると師忠は春宮権亮に任ぜられ、延久4年(1072年)親王が践祚白河天皇)すると、師忠は蔵人頭に補せられる。承保元年(1074年参議に任ぜられ公卿に列すが、引き続き近衛中将を兼帯し、この間の承保2年(1075年従三位次いで正三位、承保3年(1076年従二位と昇叙された。

その後、承暦4年(1080年権中納言永保元年(1081年正二位応徳3年(1086年権大納言と叙任され、康和2年(1100年)大納言に至る。嘉承元年(1106年)大納言を辞して政界を退いた。

永久2年(1114年) 9月25日または29日に薨去享年61。最終官位は前大納言正二位。

歌人であり、『新古今和歌集』以下の勅撰和歌集に3首が入首。また和琴にも秀でていた。

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官歴

公卿補任』による。

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系譜

注記のないものは『尊卑分脈』による。

脚注

参考文献

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