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知床斜里駅
北海道斜里郡斜里町にある北海道旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
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知床斜里駅(しれとこしゃりえき)は、北海道斜里郡斜里町港町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)釧網本線の駅である。駅番号はB72。
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歴史
要約
視点

- 1925年(大正14年)11月10日:国有鉄道の斜里駅として開業[3]。一般駅。
- 1929年(昭和4年)11月4日:野付牛機関庫斜里分庫設置。
- 1930年(昭和5年)6月1日:斜里機関分庫廃止。
- 1931年(昭和6年)9月20日:野付牛機関庫斜里分庫設置[4]。
- 1932年(昭和7年):殖民軌道斜里線が知布泊(ちぷとまり)駅まで開業。
- 1949年(昭和24年)12月1日:北見機関区斜里支区が釧路機関区斜里支区となる[5]。
- 1951年(昭和26年):殖民軌道斜里線運行停止。
- 1952年(昭和27年)2月:殖民軌道斜里線廃止。
- 1954年(昭和29年)8月14日:網走市から弟子屈町に向かう昭和天皇、香淳皇后のお召し列車が停車。駅前奉迎が行われた[6]。
- 1957年(昭和32年)11月10日:根北線が越川駅まで開業[7]。
- 1963年(昭和38年)4月1日:釧路機関区斜里支区廃止[8]。
- 1969年(昭和44年)2月1日:標茶機関区斜里派出所設置。
- 1970年(昭和45年)
- 1971年(昭和46年)7月16日:駅舎改築[10]。
- 1973年(昭和48年)10月18日:コンテナ基地新設[11]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物・荷物取扱い廃止[12]。標茶機関区斜里支区が釧路機関区所属となる[12]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:釧路機関区斜里支区を斜里派出所に変更[13]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる[14]。
- 1997年(平成9年):地元観光協会などによる「斜里駅の改称を進める会」結成[15]。
- 1998年(平成10年)4月11日:知床斜里駅に改称[15][新聞 1]。
- 2005年(平成17年)5月31日:キヨスク閉店。その後地元業者による売店を設置。
- 2007年(平成19年)12月:駅舎を増改築し町の観光センターと一体化、また駅前広場を整備[JR北 1]。
駅名の由来
当初は所在町名からとった「斜里駅」だったが、観光客・乗降客の減少に危機感を持った地元観光協会などが1997年(平成9年)に「斜里駅の改称を求める会」を結成し、JR北海道に要望。全国的に知名度が高い知床半島の観光の玄関口としてアピールする狙いで、名前に「知床」を冠した[15][16]。改称に伴う経費は地元が負担した[15]。
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駅構造
2面3線の島式ホームと単式ホームのある地上駅。2・3番のりばへは跨線橋(古レール使用[JR北 1])で連絡する。廃止された根北線は3番のりばに発着していた。
駅舎は2007年(平成19年)に従来の駅舎を増改築したもので、正面向かって左側がもともとの鉄筋コンクリート造の駅舎(JR北海道所有)、右側が木造の増築部分(町所有の観光センター)である[JR北 1]。設計は川人洋志が手掛けた[JR北 1]。デザインコンセプトは「『記憶の駅』:旅人の、そして、ここに集う人々の記憶を紡いでいく場所」であり、外構・内装ともにカラマツ集成材が用いられている[JR北 1]。
駅舎内はみどりの窓口のほか、売店・自販機・ロッカーを備え、増築した観光センターには観光案内所のほかトイレ・展示スペースを備えている[JR北 1]。
社員配置駅であり、夜間は営業上での無人駅扱いとなるが、運転扱いの駅員は終日配置され、車両の留置も行われる。管理駅として、緑 - 鱒浦間の各駅を管理下に置いている。
のりば
- 待合室
- ホーム(全体)
- ホーム(1番線)
- ホーム(2・3番線)
- 跨線橋
- 駅名標
- 旧駅舎(2004年9月)
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利用状況
乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
駅周辺
斜里町の中心駅で、斜里港・オホーツク海に近い。駅前にはバスターミナルとホテルがあり、北海道道沿いを中心に公共施設などが点在する。国道244号・国道334号からはやや距離がある。
- 北海道道92号斜里停車場線、北海道道769号斜里停車場美咲線
- 北海道道802号斜里港線
- 道の駅しゃり
- 斜里町役場
- 斜里警察署
- 斜里郵便局
- しれとこ斜里農業協同組合(JAしれとこ斜里)
- 斜里第一漁業協同組合
- 網走信用金庫斜里支店
- 北洋銀行斜里支店
- 北海道銀行斜里支店
- 斜里町立図書館
- 斜里地区消防組合本部
- 斜里町公民館「ゆめホール知床」
- 斜里町立知床博物館
- 北海道斜里高等学校
- 斜里川
バス路線
→運行の詳細については「斜里バス」を参照
斜里バス(一部他社と共同運行)によりウトロ温泉方面・網走方面路線バス、札幌方面都市間バスが駅前の「斜里バスターミナル」に発着する。
隣の駅
かつて存在した路線
- 日本国有鉄道
- 根北線
- 斜里駅 - 以久科駅
撮影・ロケ
- 映画『男はつらいよ 知床慕情』(1987年公開)の撮影に駅舎が使用された[20]。
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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