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知床斜里駅

北海道斜里郡斜里町にある北海道旅客鉄道の駅 ウィキペディアから

知床斜里駅map
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知床斜里駅(しれとこしゃりえき)は、北海道斜里郡斜里町港町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)釧網本線である。駅番号B72

概要 知床斜里駅, 所在地 ...
概要 斜里駅, 所在地 ...

事務管理コードは▲111616[2]。かつては根北線が接続していた。

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歴史

要約
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1977年の斜里駅(当時)と周囲約500m×750m範囲。左が網走方面。右にこの写真の7年前に廃止された根北線の軌道跡が真っ直ぐ伸びている。右側下へカーブしてゆくのが本線釧路方面。駅舎は鉄筋コンクリート製に改築されているが、一方駅裏の転車台と車庫を持つ小さな機関区は、蒸気機関車時代の施設を殆んど残している。相対式ホーム2面3線と外側に4本の留置用、または仕分用の側線、そこから機関区へ伸びる入出庫線。さらにその外に保線車両用と思しき車庫と引込み線。写真外の駅裏網走方面にある木工場前へ、本線に併行して引込み線が引かれている。駅舎横の釧路側にある大きな屋根の取扱所を持つ切り欠き形の貨物ホームへは、釧路側より途中留置線を挟みながら2本の引込み線となって引き込まれている。 この後、貨物ホームの引込み線や、網走側の木工場の引込み線が撤去され、貨物ホームは埋められて駐車場になり、駅裏の貨物用側線は間引かれ、最終的には1本だけ留置もしくは待避用として残り、代わりに車庫が置かれた。転車台もかなり後まで残されていたが、こちらも現在は撤去されている。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

当初は所在町名からとった「斜里駅」だったが、観光客・乗降客の減少に危機感を持った地元観光協会などが1997年(平成9年)に「斜里駅の改称を求める会」を結成し、JR北海道に要望。全国的に知名度が高い知床半島の観光の玄関口としてアピールする狙いで、名前に「知床」を冠した[15][16]。改称に伴う経費は地元が負担した[15]

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駅構造

2面3線の島式ホーム単式ホームのある地上駅。2・3番のりばへは跨線橋(古レール使用[JR北 1])で連絡する。廃止された根北線は3番のりばに発着していた。

駅舎は2007年(平成19年)に従来の駅舎を増改築したもので、正面向かって左側がもともとの鉄筋コンクリート造の駅舎(JR北海道所有)、右側が木造の増築部分(町所有の観光センター)である[JR北 1]。設計は川人洋志が手掛けた[JR北 1]。デザインコンセプトは「『記憶の駅』:旅人の、そして、ここに集う人々の記憶を紡いでいく場所」であり、外構・内装ともにカラマツ集成材が用いられている[JR北 1]

駅舎内はみどりの窓口のほか、売店・自販機・ロッカーを備え、増築した観光センターには観光案内所のほかトイレ・展示スペースを備えている[JR北 1]

社員配置駅であり、夜間は営業上での無人駅扱いとなるが、運転扱いの駅員は終日配置され、車両の留置も行われる。管理駅として、 - 鱒浦間の各駅を管理下に置いている。

のりば

さらに見る 番線, 路線 ...
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利用状況

乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

さらに見る 年度, 乗車人員 ...

駅周辺

斜里町の中心駅で、斜里港・オホーツク海に近い。駅前にはバスターミナルとホテルがあり、北海道道沿いを中心に公共施設などが点在する。国道244号国道334号からはやや距離がある。

バス路線

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斜里バスターミナル

斜里バス(一部他社と共同運行)によりウトロ温泉方面・網走方面路線バス、札幌方面都市間バスが駅前の「斜里バスターミナル」に発着する。

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
釧網本線[19]
止別駅 (B73) - 知床斜里駅 (B72) - 中斜里駅 (B71)

かつて存在した路線

日本国有鉄道
根北線
斜里駅 - 以久科駅

撮影・ロケ

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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